読書ブログは一旦お休み。しばらくの間、本筋の旅ブログに戻します。手始めに今回はBooking.comで返金不可プランを予約キャンセルする際に、運が良ければお金を取り戻せる方法です。
くれぐれも悪用しないでいただきたいのを大前提に、どうしても致し方ない場合は諦める前にぜひ試してみてください。以下の方法はAgodaでも使えます。なお、すでにキャンセル手続きを済ませてしまった時には適用されません。
ステップ①カスタマー・センターへの連絡
ほとんどのホテル予約サイトでは、期間内に限りキャンセル無料のプランと、返金不可のプランが用意されています。無論、お得なのは返金不可プラン。返金不可でも、Booking.comだと1回限り日程変更できる施設が数多く掲載されています。
このたびキャンセルに至ったのは、ツレが事故に遭って複雑骨折の手術を受け、旅行自体を取りやめるか、少なくとも旅程の大幅短縮を余儀なくされたから(※幸い後者で済みました)。
返金不可プランで予約していたコテージは、過去に何度か宿泊していて、怪我の具合が落ち着き次第、必ず再訪するつもりでいます。
したがって、当初は日程変更をリクエストしようとしました。ただし、次に行ける時期は完全未定です。
こういったケースでも変更可能か否か、英語が苦手な私はまず予約サイトのカスタマー・センターに日本語でメッセージを送信。すると、以下のレスが届きました。
○月○日までなら1回のみ無料で日程の変更が可能です。○月○日を過ぎた場合は、宿泊施設の了承の上に変更は可能でございます。
ただし、宿泊施設の客室の空き状況によりますので、ご予定がお分かりになりましたら、なるべく早めにお知らせいただければ幸いでございます。
また、元の日程と新しい日程で料金が異なる場合のみ差額が請求されますので、予めご了承くださいませ。
先方との交渉次第では予定が未定でも日付変更できる(可能性がある)とのことで、さっそく施設に直接コンタクトを取りました。
ステップ②宿泊施設に直談判
こちらの事情と「必ずまた行く」という意向に加え、少しでも印象を良くしようと、「宿のネコちゃんたちはみんな元気ですか?」とか、「以前の滞在では最高の休暇を過ごせました」とか、余計な文章もくっつけて悪あがき。
この姑息な作戦がプラスに働いたとは思えませんが、施設からは日付変更OKどころか、あっさり「払い戻しできますよ」との連絡が届き、直後にBooking.comより「無料キャンセル手続きを開始しました」といったメールを受信。
メールを受け取った後、24時間以内にキャンセルを確定する必要があり、期限を過ぎると宿泊施設にキャンセル料免除の再依頼をしなきゃいけないみたいです。
メールに記載されたタブをクリックして無事にキャンセルを確定させた後、週末を挟んで翌々営業日にはクレジットカードに返金されていました。
Agodaでは予約照会欄の「予約をキャンセルする」ボタンの下に「キャンセル料免除の申請」ボタンを設けているページも存在。
「キャンセル料免除の申請」ボタンがない時は、カスタマー・センターに相談してから施設に直談判する順序です。
ちなみに、もともとキャンセル無料プランが少なく、カスタマー・サービスの質に難ありなExpediaでは通用しないかも(※あくまでも個人の見解)。
また、Expediaのグループ企業で、日本語対応に定評のあるHotels.comも、返金トラブルの噂をけっこう耳にするので、「たぶん無理っぽいな~」と感じる次第(※これも個人の見解)。
謙虚な気持ちを忘れずに
私が返金を受けられた理由は、おそらく「次にいつ来るかわからない状況で保留にするより、キャンセルしちゃったほうが手っ取り早い」と施設側が判断したっぽいのと、何より予約日までに1か月近い猶予があったため。もし直前のリクエストだったら、こうはいかなかった気がします。
申し訳なく思いつつ、今回は善意に甘えさせてもらったものの、相手だって商売です。背に腹は代えられません。
「どんな事情であれ、払い戻しはできません」と応対するのが当たり前。キャンセルポリシーにはわざわざそう記載しています。仮に返金されなかったとしても、施設のホスピタリティー性が低いわけでは決してありません。
そもそも返金不可プランで予約した以上、当然の如くキャンセル時の全額払いは覚悟のうえ、「ちょっとでもキャンセル料が減額されれば御の字」くらいの気持ちで、あまり期待せず問い合わせてみてはいかがでしょうか。
※本記事内の画像はフリー素材を使用しています。今回キャンセルした宿泊施設とは無関係です。
ランキング参加中。ぽちっとしていただけたら嬉しいです。