FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

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雨季のタオ島は意外と狙い目? 10日間分の天気と前日の予報を比べてみました!

タオ島のオンシーズンは3~9月10~1月は雨の降るオフシーズンに入り、とりわけ11月は一気に降水量が増すと言われています。

……にもかかわらず、私たちは大して深く考えもせずに、雨季のド真ん中にあたる2022年11月初頭の10日間をタオで過ごしました。

そこで今回は実際の天気を参照しながら、雨季のタオがどうだったかをレポートしたいと思います。先にオチを言ってしまうと、雨季の滞在はすこぶる快適でした。

 

10日間で雨が降ったのは……

10日間分の天気は以下の通り。ご参考までに前日発表の天気予報も付記しました。旅行期間の10日間のうち7日間が雨予報しかも4日間は大雨マーク)。

  実際の天気 前日の予報
01日目 晴れ 雨(降水確率40%)
02日目 晴れ 晴れ
03日目 晴れ(やや風強め) 晴れ
04日目 晴れのち曇り(夜中に雨) 雨(降水確率60%)
05日目 雨れ 雨(降水確率90%)
06日目 雨のち夕方から晴 雨(降水確率80%)
07日目 雨のち夕方から晴 雨(降水確率80%)
08日目 晴れ 雨(降水確率40%)
09日目 晴れのち曇り 雨(降水確率40%)
10日目 晴れ 晴れ

これだけ見れば「この旅、最悪じゃん」と思われるでしょう。しかし、天気予報はほとんど当たらず、1日中雨で動けなかったのは5日目のみでした(この日はけっこう本気のドシャ降り)。

6日目7日目にしたって夕方前には天気も回復してビーチに人が集まっていましたし、残りの日はちゃんと晴れ、昼間はこんな日(※写真下)が多かったです。

時々薄い雲がかかっていたので快晴とまではいかずとも、海で泳ぐには何ら問題なし。肌感覚として降水確率50%以下の場合、あまり島の天気予報を気にする必要はないんじゃないかと思っています。

結果、5日目以外は毎日どこかしらのビーチへ遊びに出掛け、洗濯物も普通にベランダ干しで乾きました。

終日動けなかったその1日をどう捉えるかは人それぞれ。ただし、私的には雨季だからこそ享受できるメリットに物凄く魅力を感じています。

 

メリット①ホテル代が安い

この時期はホテル代が大幅に割引されています。よって、通常タイで利用する宿泊施設よりもちょっぴりグレードの高い場所を予約しました(※タオのホテルについては次回アップ予定)。

雨で半日ないしは終日ホテルから出られなくなる事態を想定し、割引分を貯金や飲食費には回さず、ちょっと良い宿へ泊まることをオススメします。例えばバルコニーが広いとか、シーティング・スペースがゆったり確保されているとか。

ちなみに、この時に泊まったホテルをえらく気に入った私たちは、ちょうど同記事をアップした前日の4月27日より、また同じホテル同じ部屋に宿泊しています。

Booking.comのGenius会員特典やモバイル割引を駆使したうえで、雨季に泊まった時は1泊の金額が約4200円。今回は約7500円。けっこうな差額だと思いませんか?

できる限り長く旅をしたいと考えている私とツレは、あまり宿にお金を割きません。だけど、グレードの高いホテルほど閑散期の割引率は上がる傾向にあり、予算に余裕のある方ならもっとお得になるはず。

さらに、どこも空室だらけにつき、ハイシーズンは予約でいっぱいの人気宿だって難なく押さえられる可能性が高いです。

いっそ街には一切出歩かず、ホテルステイを満喫するつもりで雨季のタオを狙うのも大いにアリじゃないかとwました。

 

メリット②どこへ行くにも空いている

わざわざ雨季に合わせてタオへ行くツーリストは少なく、サイリー・ビーチ周辺の一部の飲食店を除くと、どこへ行ってもガラガラでした。

実質貸し切りだった絶景スポットやビーチも少なくありません。「ここって穴場なんじゃないか?」と勘違いしてしまう瞬間もしばしば。

観光客が少ない時期のデメリットを強いて挙げとすれば、休業している店があったり、バーへ入ろうにも客入りが悪すぎて気まずかったり……くらいかな?

そのため、ワチャワチャした雰囲気が好きな人に雨季は不向きかも。パーティーもほとんどやっていませんしね。でも、誰にも邪魔されずのんびりしたい人にとってはマジで天国です。

 

メリット③ジンベエザメに出会える?

3つ目の利点はダイバー向け。一応お伝えしておくと、私もツレもダイビングはせず、シュノーケリングをするか、ただただ海水に浸かっている派です。

10~11月はジンベエザメとの遭遇率がアップするらしく、ホテルのチェックイン時にもスタッフさんから「シャークを見にきたの?」と訊かれ、「タイビングはしないよ」と返したらめちゃくちゃ驚かれました。

 

他にも、ローイクラトン※灯籠を流すお祭り)に参加できた点や、マンゴーの味が軒並み自分好みだった点(※マンゴーの甘味が強まるのは酷暑期ですが、酸味を求める私は雨季のタオで食べたマンゴーが限りなく理想に近い状態でした)など、雨季推しポイントは枚挙に暇がありません。

間もなくタオ島は乾季に突入し、海の透明度が格段にアップ。オンシーズンのなかでもベストな季節を迎えます。

したがって、投稿するタイミングはズレまくっているものの、遅めの夏休み年末年始の旅行計画を立てる際に、このページをお役立ていただけると嬉しいです。

 

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