今回取り上げるパンガン島の景勝地は、私的にとっておきの場所。けっこう穴場感のあるサンライズ鑑賞スポットです。
まあ、自信満々に書き出しておいて、もしもそこそこ知られたポイントだったら、めちゃくちゃ恥ずかしいのですが……。
でも、いまのところ紹介されているコンテンツを見たためしがなく、パンガン島には何度か通っている私自身もこの旅で初めて知りました。
あんな場所に絶景が?
目的地はトンサラの端に位置するBig Cのすぐ近く。パンガンに行った経験を持つ人は、「あんな場所に穴場の絶景スポット?」と驚かれるのではないでしょうか。私もツレも完全にノーマークでした。
具体的なアクセス方法はトンサラ港を背にBig C向かいの両替所を右折。パリピ御用達のBodega Hostel(ボデガ・ホステル)を目印にして、その近くの空き地にまずはバイクを停めます(※上掲のGoogleマップはBodega Hostelに設定しています)。
そして、ビーチに出たらこんな景色が! うっすらご想像いただける通り、太陽はしばらく上へ昇るまで半島にかかってしまい、なかなか顔を出してくれません。
パンガン島で地平線から朝日が昇る瞬間をキャッチするには、ハードリン近辺でスタンバイするか、見晴らしの良い山の上でスタンバイするか。じゃあ、今回オススメしている場所の何が凄いのかと言うと、それはビーチが左右に割れるんですよ。
ビーチが割れるって何?
自分が見た状況をどう言語化すればいいのやら……。圧倒的な知識不足と語彙力の低さを恨めしく思いつつ、私なりに精一杯の説明をさせていただきますね。
おそらく潮汐の兼ね合いと、北側と南側の潮の流れが上手い具合にどうにかなったのとで、ビーチの1か所にスーッと海へ伸びる道が出現。たぶんトンボロ現象と呼ぶヤツです。
しかも、このへん一帯を起点に、日本人にも人気なMilky Bay Resort(ミルキー・ベイ・リゾート)のあるバーンタイにかけてのビーチは物凄く遠浅。気合いを入れて沖まで泳いだのに、余裕で足がついてビックリした記憶があります。
その遠浅な地形のおかげで、海に現れた道が沖に向かって長~く続いていくんです。ん? 伝わっていますか? 陸地からの引き写真を撮り忘れてしまい、猛烈に後悔しています。
遠く後方に陸地が広がり、右を見ても、左を見ても、海に囲まれている明け方のこの風景は筆舌に尽くし難いほど幻想的。
センスの良い方が光の加減や構図を少し工夫したら、超ハイレヴェルな映え写真を撮影できるはずです。ただし、1年中この現象が起きるわけではなさそうな気配。
私たちが訪れた2022年10月某週の干潮時刻は5時40分台、日の出時刻は6時10分前です。ちなみに本日2023年4月2日の干潮は18時16分、日の出は6時17分でした。
したがって、いまは早朝に海が割れるシーズンじゃありません(たぶん)。実際に行ってみたいと思われた方は、予め潮位表などをマストでご確認くださいませ。
……って、意気込んでこの記事を書きはじめたわりには、全然しっかりまとめられなくてスミマセン。不甲斐ない限りです。
たまには朝日も良いもんだ
島に旅行で訪れると、天気の良い日はほぼ必ずサンセットを鑑賞します。一方、サンライズはめったに拝みません。私は朝が大の苦手です。
で、夜明け前に起きては市場散策やおもしろスポット探しへと出掛けて行くツレに、「たまには朝から動けや!」と叩き起こされ、この絶景を見られた次第です。
早起きは三文の徳とはよく言ったもので、朝日を浴びると気分がスッキリすることを学びました。自己肯定感が爆上がり。もっとも、次の日にはさっそく寝坊し、前日の学びをまったく活かせませんでしたけどね。
いま改めてパンガンで見た朝日を思い返し、「せめて明日くらいは日の出と共に活動してみようかな~」なんて考えている最中です。
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