前回の記事でRakuten UN-LIMITへの乗り換え話をしたついでに、今回はiPhoneの下取りについて書きたいと思います。
ブログを始めた当初はカンボジアへの移住プロセスを記録しようと目論むも、あれやこれやで計画が中断。やんわりと旅ブログに移行し、前回のRakuten UN-LIMITネタも強引に「旅人目線で云々」的な体裁にしたのですが、iPhoneの下取りとなるともはやブログのコンセプトとはまったく関係ないですね。
「まあまあ、コロナ禍だから仕方なし……」と自分に言い訳をしつつ、しれっと始めましょうか。
iPhone下取り準備
今年4月30日から楽天モバイルでのiPhone取扱がスタートし、現在は古いiPhoneも最新iOSにアップデートすれば同キャリアで使えるようになりました。
しかし、それまでの対応機種はiPhone X以降のみ。iPhone 8を使っていたホームボタンLOVEな私が、楽天モバイルのプラン料金1年間無料キャンペーン(*2021年4月7日に終了)の恩恵を受けるには、スマホを新調しなければいけません。
とりあえずApple StoreオンラインでRakuten UN-LIMIT対応端末をゲット。手元にあるiPhone 8に関しては、「何だかんだ普通に使えるし、旅行時の海外SIM用で保管しておこうかな~」と考えていました。
そんな非エコ民の私を諭すように、2020年9月より環境問題と本気で向き合う旨を公言してきたApple社は、「リサイクルしときなよ。オンラインでも簡単に下取りできるよ」と提案(*下のリンクはSDGsを標榜するApple社のコンセプト動画です)。
それを受け、「海外SIM用って言ったってまだしばらく自粛生活は続くだろうし、よっしゃ、下取りするか!」と、私はあっさりAppleの申し出を承諾することに。
その後はサイトに促されるまま、下取りしたい製造番号を入力し、「画面は割れていないか?」とか「ちゃんと作動するか?」など3~4項目の簡単な質問に答えて下取り金額が表示され、申し込み完了という流れでした。本当に簡単です。
とはいえ、その金額がサイトに出ている最大下取り額と同じだったため、「検品した結果、予定の金額より○円引きです」みたいなオチになるだろうと勝手にネガティヴな予測を立てていた私。
先に答えを言ってしまうと、最初に出た額が丸々戻ってきました。3月時点でiPhone 8の下取り額は1万5000円。放っておくと値段はすぐに下がるので(稀に上がる時もあるけど)、そのうち出すつもりなら1日でも早いほうがいいです。
クロネコさんゴメンナサイ
このように日々変動する下取り額。申し込み完了からデバイスを送るまでの有効期限も当然の如く設けられています。
通常は約14日間有効となっているものの、私の場合は3月12日に申し込んで4月6日まで猶予がありました。どういうサジ加減なのかは不明。
ひょっとして、「どうせコイツはすぐやらないだろうな」とAIが賢明な判断をしてくれたのかも(そんなわけはない)。
案の定、人から指図されることが嫌いで、興味のない事柄にはとことんズボラな私は、なかなか次のアクションを起こさず……。Appleからはリマインダー・メールの嵐です。ぶっちゃけ申し込んだ時点で満足しちゃっていたんですよね。
申し込みから1週間後にようやく重い腰を上げて写真付きIDを2種類アップロードし、次のページでクロネコさんに集荷日時をリクエスト。
ここで私は大きな勘違いをしてしまいます。てっきり箱が届いて、下取りに出すデバイスを入れ、準備が整ったらまた宅配業者を呼ぶ――言わばブランディアやレコファン方式だと思いきや、クロネコのお兄さんにその場でデバイスを引き渡さなきゃいけなかったのです。下取りキット的なものは存在しません。
困ったことに、私はクロネコさんとのお約束日までにデータを移行していませんでした。で、クロネコのお兄さんに謝り倒し、余裕を持って1週間後出直してもらう事態に(本当に申し訳ない……)。
正確な日程は3月28日にクロネコさん再集荷、3月30日に下取り額確定のメール、そして4月13日に返金されました。
どこで売るのがお得なの?
なお、気になって3月末時点での中古iPhone 8の値段も調べてみたんですよ。身分証のアップロードやデータ移行といった大事な作業は気乗りせずモタモタするくせに、こういうどうでもいい調べものは張り切るタイプ。
TSUTAYAの査定額は8200~1万3500円、GEOが7920~1万3200円、BOOKOFFは4550~6500円。表示価格より安めに査定されるケースが多く、リサイクルショップ系への持ち込みは1万を下回ると見ています。
それにしても、流石はBOOKOFF。本やCDだけじゃなく、スマホの査定額もダントツで安いですね。
フリマアプリに目を向けると、メルカリはだいたい1万8000円前後が多め。強気な人は3万円くらいの値段を付けていて、1万~1万2000円だと比較的すぐ売れるっぽいです。一方ラクマは2万円程度が多く、「1万5000円以下まで下がって、ようやく稀に売れている人もいるかな~」程度。
スマホに限らずメルカリよりもラクマのほうが何でも微妙に高値&売れ残りまくっているな~と感じているのは私だけですか?
ただでさえ利用者数が少ないのに、「もはや失効直前の楽天ポイント駆け込み消費先くらいな感じでしか使われていないのでは……」と勘繰るレヴェル。
それはさておき、フリマアプリはここから手数料と送料が発生し、Appleの下取り額とそこまで変わらない(何なら低い)という事実が判明。
言わずもがな、売れ残るリスクも多分にあります。調べれば調べるほど案外Appleは良心的なことがわかりました。
あっ、別に私はApple信者じゃないですよ。先述したSDGs目標にせよ、昨今Apple社が推し進めている健康に関する研究にせよ、「天下のAppleすら善人キャンペーンを打たなきゃいけない時代なのか」と、やや意地悪な見方をしていました。
もちろん、少なからず企業のイメージアップは意識しているでしょうし、大企業としてやらなきゃいけない責任感もあるでしょう。
経緯は何であれ、地球のためになればオールOK。今後も付かず離れずの距離感でApple製品とお付き合いしていきたいなと思っている所存です。
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