FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。

原付の練習中にタイでまさかの転倒!!!!! 傷の応急処置は? バイクの修理代は?

前回のブログの最後にサクッと付け足している通り、アランヤプラテート滞在中にアクシデントが起こってショッピングどころじゃなくなりました。

私、人生で初めて原付を運転し、そのわずか数分後に転倒したんです。今回はそんなトホホ話を……。

 

誰でも簡単に乗れると思ってた!

つい先日も「ロンクルア市場でのバイク・レンタルのコツ*詳しくはこちらから)」なんて偉そうに書いていたくせして、これまで私は原付を運転したこがありませんでした。運転はいつもツレ任せ。私は後ろに座るだけです。

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なのですが、四輪免許も一応は持ってる(ペーパードライバーだけど……)、自転車も普通に乗れるし(自慢することではないけど……)、何より東南アジアへ行けば小学校低学年くらいの子も平気で2ケツしているし、まあ、余裕で乗れるものだとばかり思っていました。

で、ひとしきりロンクルアでの仕入も終わり、少し買い物疲れしてきた頃ですよ。暇潰しがてらアランヤプラテート周辺をブラブラしていた最中に、だだっ広い駐車場を発見。

「今後のことも考えて、ちょっと原付の練習でもしておけば?」とのツレの提案に、「ヤッター! 楽しそう!!」と前のめりで同意したのです。

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写真下がその駐車場。Kanchanaphisek Park(カンチャナピセーク・パーク)の一画です。障害物が何もない! 「ここで転ぶほうが難しそう」ってその時は思いました。

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まずブレーキ/アクセルのかけ方など、基本的な操作方法を教えてもらい、いざエンジンON! が、想像以上に車体が重くてさっそくヨロヨロ。

白状すると、ここで一度バランスを崩して転んでいます。まだ走り出す前なのに。

この時点では「鈍臭えな~」とツレも大爆笑。そして、かなり速度を落としての特訓がスタートしました。

公園へ憩いに来ていた地元のご婦人グループが遠くから私を応援してくれている(笑っている?)様子もうっすら確認。でもこちとら必死なもんで、手を振り返す余裕はありません。

そのまましばらく練習を続け、徐々にスピードも出せるようになり、「そろそろ終わりにしたいな~」と思った矢先、その瞬間が訪れました。ガチャーンという音に続いて、のどかな公園にご婦人方の悲鳴が響き渡ったのです。

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すぐに起き上がれたものの、手足が血だらけ。さらにバイクのミラーは片方取れ、地面の上で粉々になっていました。

情けないやら、恥ずかしいやら、修理代どうしよう……やらで頭がパニックです。

「1回目の転倒は笑えたけど、2回目はシャレにならない」というツレの小言も遠くで聞こえるような気がしました。

 

修理代はおいくら?

とりあえず血を流した状態でゲストハウスへ直帰。宿のスタッフさんも凄く心配してくれて、すぐさま化膿止めの薬を持ってきてくれました(写真下)。

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止血が済んだら次はバイクの修理です。レンタル屋に相談するより街の修理屋に出したほうが安く上がるだろうと予想し、Google先生に質問。頼りになります。

アランヤプラテートは英語がほぼ通じず、「修理できますか?=タムソムサーム ハイノイ ダイマイカ~?」というタイ語をメモって、それらしきお店へ出発。場所はAran Food Market(アラン・フードマーケット)のそばにありました。

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取れたミラーをふたたび付けるだけなら100THB(約360THB)。しかしミラーが割れてしまったので、左右両方を交換することに。片方だけ付け替えるのはダメみたいです。仕方ないですね。

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部品のストックはたっぷりあり、10分足らずで修理してもらえました。「部品っていくらくらいするんだろう?」とドッキドキでお会計を待つと、部品代200THB(約720円)と作業代100THB(約360円)で合計300THBとのこと。安っ! 

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すっかりキレイになったミラーを見て安心した私。ここであることに気付いたのです。思うように右腕が上がらず、ムリヤリ動かそうとするとかなりの激痛が! けれども海外保険には入っていないし、タイは病院代がめちゃめちゃ高いし……。

「流石に骨は折れていないだろう」と判断して、セブンイレブン湿布と圧迫するための包帯、ついでに消毒液をゲット。

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ちなみに、病院代が高いタイではセブンで医薬品が買えます。過去にも発熱した時にお世話になりました(*詳しくはこちらから)。

その後、2~3日は右手でスプーンを持つことができず、1~2週間経っても洗髪や着替えにひと苦労。何の違和感もなく生活できるようになるまで1か月ほどかかりました。

ツレの言葉通りこれはシャレにならない。というか、我ながら激しくダサイな、と。このバイク転倒事件以来、優雅に原付を乗りこなす子どもたちやご年配の方へ羨望の眼差しを向けているのはここだけの秘密です。

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なお、レンタル・バイク屋はミラーが新しくなったことに気付きませんでした。あきらかにピカピカすぎて日本人の目には違和感があっても、そんな細かいことなどタイ人はいちいち気にしないのでしょう。

 

それにしても、まさかあんな平らなところで転ぶとは。運動神経集中力をどこかに忘れてきたようです。

できることならもう二度と原付の運転はしたくないけど、カンボジアへの移住を考えている以上はそうも言ってられないか……。

 

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