前々回のブログで取り上げた意識高めのコーヒー・ショップ=Di Bosco(*詳しくはこちらから)も、前回のMaesa Elephant Camp(*詳しくはこちらから)も、メーリム(Mae Rim)というエリアにあります。
チェンマイの中心地から10kmほど離れたメーリムは、一言で表現すると緑豊かなところ。〈Mae=川〉〈Rim=緑〉という地名そのまんまといった感じです。
この場所を物凄く気に入った私たちは、山の中を抜けていく国道1096号線を2日間かけてバイクで行ったり来たり。いったい何往復したんだろう……。その際にふらっと立ち寄ったスポットをご紹介します。
トラと触れ合えるTiger Kingdom
Maesa Elephant Camp(メーサー・エレファント・キャンプ)をはじめ、1096号線近辺には動物関連の施設がたくさんあります。例えばサルとか虫とかヘビとか蝶々とか……。
珍しいものだと、Elephant Poopoopaper Park(エレファント・プープーペーパー・パーク)というゾウのフンから作った紙のテーマパークまで! 紙が出来上がる工程を見学したり、その紙を使っていろいろな小物作りにチャレンジしたりと、夏休みの自由研究ネタにもピッタリっぽいです。
その中からTiger Kingdom(タイガー・キングダム)に入ってみました。エントランスは250THB(約900円)です。
ここのウリはトラと触れ合えること。オプションで700~1300THB(約2520~4680円)払えば、檻の中に入って写真撮影+トラのお腹や背中を撫で撫でできます。何となく日本のアイドルの特典会に近いノリを感じました。
ちなみに値段はトラの大きさや種類によって変わり、ジャイアント・サイズのホワイトタイガーがもっとも高値なプラン。これを安いと取るか、高いと取るか……。見るからに金持ちそうなグループがほぼ全種類のトラと接触している様子を横目に、節約派の私たちはじっと我慢です。
パネルと写真を撮ってみたものの(↑)、かえってひもじい気持ちになったのは言うまでもありません。
とはいえ、入園料のみでもそれなりに満足感を得られたことは強調しておきたいポイント。柵越しではありますが、日本の動物園じゃ考えられない至近距離にトラがゴロゴロしていて、息遣いなんかもしっかり感じられました。萌えます。めちゃくちゃカワイイ。
ついでに、トラの種類や生息地、特徴などの説明書きもわかりやすく、トラ三昧のお土産コーナーもネコ科好きにはたまりません。また、園内のいたるところにベンチが設置されていて、草木に囲まれながらぼんやり座っているだけでイイ感じにリフレッシュできるかと思います。
超穴場のHoo Coffee
1096号線をサムーン方面めざして西へ進むと、川沿いにレストランやカフェがポツポツ現れます。その多くが川床みたいな様式で、大型観光バスもバンバン乗り入れてくる人気スポット。でも「せっかくなら人の少ない場所でゆっくり休憩したい」と思い、Hoo Coffee(フー・コーヒー)まで辿り着きました。たぶん超穴場です。
私たち以外のお客さんはゼロ。崖の上に立っていて、目の前は緑だらけ。まるでジャングルのド真ん中にいるような感覚になります。聴こえてくるのはせせらぎと風鈴の音。リラクゼーション効果が非常に高いカフェでした。
お店の外のデコレーションが謎にホラー・テイストだったのはご愛敬(笑)。
この他にもイチゴ農園や射撃場、滝に山岳民族の村、王妃の名前を冠した国営の植物園などなど、1096号線沿いは観どころ満載。
オプショナル・ツアーに申し込んで行くのも当然アリですが、その時の気分に任せ、行き当たりばったりで遊び場を探してみるのが私的にはオススメ。まったり派もアクティヴに動き回りたい派も丸ごと受け入れてくれる懐深いエリアですよ。
【お知らせ】東南アジアで買い付けてきたアイテムをこちらで販売中。春夏は水着やリゾート服を中心に、秋冬はアクセサリーを中心にラインナップしています。ぜひチェックしてみてください。
ランキング参加中。↓をぽちっとしていただけたら嬉しいです。