FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。

鎖に繋がれていない子ゾウがウロウロしているMaesa Elephant Campは天国みたいな場所でした!

タイでは大抵の観光地にゾウ乗りできるレジャー・スポットがありますが(パンガン島にすら!)、チェンマイ近郊のエレファント・キャンプは規模も気合いの入り具合も段違い。もともと野生のゾウが多くいた場所だけに、こればっかりは譲れないのでしょう。

ゾウ使いとしての伝統を受け継ぐカレン族に弟子入りし、ゾウ使いのライセンスが取得できるプログラムまであるんです(短いプランだと1~3日間程度)。

「一流のゾウ使いをめざし、この街で人生やり直すのも素敵だな~」と結構マジメに考えつつ、今回は時間も予算も限られていたため、ひとまず軽めに視察してきました。

 

一番の目的はゾウの保護!

チェンマイの中心地からバイクで50分ほど行ったメーリムには、10か所ほどゾウの関連施設があります。どこもゾウの保護を主目的とし、なかにはゾウにストレスを与えないよう、ゾウ乗りを一切行っていない場所も! ゾウへの愛が凄いです。

私たちが訪れたMaesa Elephant Camp(メーサー・エレファント・キャンプ)は、ゾウ乗りや曲芸もやっていて、他よりはエンターテイメント性を重視。小さなお子様でも十分に楽しめるスポットかと思います。

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エントランス料は250THB(約900円)。ゾウ乗りしたくなったら、その都度追加でお金を支払うシステムです(30分で700THB~/約2500円~)。

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オプションで魅力的だったのが、施設内を流れる川にゾウと入って水浴びしたり、身体を洗ってあげるプラン(値段は不明)。「なぜ水着を持参しなかったんだ……」と激しく後悔したことは言うまでもありません。

 

追加料金を払わずとも大満足

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あえてイヤラシイ言い方をすると、お金を積めば積むだけ日本では考えられないサービスを受けられるMaesa Elephant Camp。だけど、水浴びやゾウ乗りなんてしなくても、私自身かなりの満足感を得られました。

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もっともテンションが上がった瞬間は、鎖に繋がれていないゾウとの触れ合いタイム。流石に気性の荒らそうの子は鎖で繋がれていましたし、時間帯も決まっているかと思うのですが、広大な敷地内をゾウたちが自由に歩き回っていて、撫でることも一緒に写真を撮ることも可能なんです。

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あとは園内に子ゾウがたくさんいたのも胸キュンなポイント。できる限り自然に近い環境でゾウの繁殖や育成をサポートしているらしいです。この日私が会えた最年少の子は、写真上のカサロンちゃん。「まだ生後1か月だよ」とスタッフの方が教えてくれました。

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売店に置いてあるバナナとサトウキビのセット40THB(約145円)があれば、よりゾウと仲良くなれます。ボンヤリしていると、ズル賢いお兄さんゾウにごっそり持って行かれて即終了ですけどね。

 

絵描きゾウで有名な場所でした

もうひとつ、Maesa Elephant Campの大きなウリと言えばゾウさんたちのショウです。1日数回行われていて、私たちが訪れた日は13時半からと15時からの2回まわし。が、これに関しては観ずに帰りました。レポートできずにごめんなさい。

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飾られた写真などを観る限り、TVでもお馴染みのお絵描きゾウがいるみたいです。実際に絵も大量に売られていました。売店の隅っこには1500THB(約5400円)から750THB(約2700円)まで値下げされているものもあったり(笑)。

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それにしても、この絵のクォリティー凄くないですか!? しかもゾウがパンダの絵を描くって(写真上の右側)……ちょっとシュール。なぜこれを書かせたんだろう。

ショウの時間を待たずにそそくさと出口へ向かう私たちに対し、スタッフの人が「え!?」という顔をしていましたが、私たちはそれで良いんです。

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冒頭で「一流のゾウ使いをめざすのも素敵だな~」とか書いておいて矛盾しまくりなのは重々承知なうえ、あからさまに調教されている様子を目の当たりにすると何とも言えない気持ちになるんですよね。カワイイとは思いますよ。でも動物はのびのびしている姿が一番。イルカのショウもそこまでグッとこない派です。

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ってことで、元気いっぱい歩き回るゾウを見学できただけで、もう入場料の元は完全に取った気分。ついでに餌代やら何やらで心ばかりの寄付もできました。

やっぱり芸を仕込んだりすることに一切興味がない私には、ゾウ使いなんて無理なのか。カサロンちゃんのお世話係みたいな仕事が余っていればいいのにな。

 

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