次に海外へ行けるのはいつになるやら。変異株だ何だとまだまだコロナの出口が見えない最中、こんなテーマのブログを書いてもねえ……。
そう思いつつ、かねてから無印良品やコストコ、KALDIマニアによるオススメ●選的な記事が好きな私は、自分でもそれを書きたくなってしまいました。
で、「私が書けるのは何かしら?」と考え、とりあえずお題はタイのWatsons(ワトソンズ)で決定です。
美と健康をサポートするWatsons
アジア最大級のドラッグストア・チェーンであるWatsonsがタイに進出したのは1996年。それから25年を経て、いまや売上も店舗数もタイ国内でNo.1の地位を不動のものとしています。
地方へ行っても普通に目にするWatsons。マツキヨとかあのへんとほぼ同じ類ながら、みずから「Beauty And Wellness Retailer」と謳っている通り、Beauty部門の占める割合の多さが日本のドラッグストアとの一番大きな違いでしょうか。
前回ご紹介したコスメ・ショップのEVEANDBOY(イヴアンドボーイ *詳しくはこちらから)がバンコク都市部で幅を利かせる以前は、タイ化粧品の多くをWatsonsで購入していました。
ついで言うと、EVEANDBOYに鞍替えして以降もバンコクへ行くたびにサイアムスクエア店(*写真上)のWatsonsコスメ売り場は必ずチェックしています。
もっとも、タイ国内で500店舗以上を構えるWatsonsの中で、サイアムスクエア店のような大型店舗はほんのひと握り。大多数を占める小型店はコスメのラインナップがかなり薄いです。
よって、今回はどこの店舗にも高確率で置いてあるアイテムから、私がガチでリピ買い中の3点を超厳選してみました。
Watsons Watershield Plasters
まずは絆創膏。初端から華やかさゼロですね。タイだけじゃなく、インドネシア、フィリピン、マレーシア、シンガポールなど、東南アジア各地のWatsonsで購入可能な自社開発商品。注意力散漫で生傷の絶えない私には欠かせないアイテムです。
Watsonsの絆創膏はヨレにくく、粘着性と密着性が高いにもかかわらず、なかなかの薄型で通気性良好。自然治癒力に着目して設計されているとか。
やはり高温多湿な土地だと、日本にいる時よりもだいぶ傷の治りは悪いです。普通に膿みます。そのへんの絆創膏で済ませた結果、まんまと傷口が悪化して地味にストレスを感じていました。
本製品と出会う以前は日本から高機能系の絆創膏を持参することもしばしば。しかし準備した時に限って出番がなかったりして……。
そして、いまでは旅先のWatsonsでこれを見つけては余分に買って帰るほど。薄型でヨレにくいという特性は、とりわけ靴擦れの際に効果を発揮。靴擦れ箇所に貼った絆創膏がヨレてさらなる靴擦れを生む悪循環から私を解放してくれた次第です。
お値段は6枚入りのスタンダード型で15THB(約52円)。大小さまざまなサイズが存在する他、超強力ウォータープルーフ仕様のベージュ・タイプ(こちらはやや厚手)も売られています。
Naturals by Watsons Hair Oil
続いても自社のオリジナル製品で、絆創膏よりはギフト需要がありそうなヘアオイル。タイの女性は皆さん本当に美髪。ヘアケアへのこだわりが尋常じゃないことは売り場面積の広さからも推し測れます。
さて、Watsonsのオリジナル・ブランドの中でもNaturals by Watsons(ナチュラルズ・バイ・ワトソンズ)は名前通り自然由来の成分にこだわったコレクション。
ヘア&ボディ系だけでも、マルラ、アルガン、オリーブ、ココナッツ、ローズヒップ、カモミール、ポーポー、アロエ……と、用途別にいろいろなシリーズが揃っていて、目移りすること必至です。
重くて日本へ持ち帰るのが大変なシャンプーやコンディショナーは泣く泣くスルーし、髪の傷みが激しい私はいつもマルラ(*写真下)かアルガンのオイルを購入。
一応どちらも100mlで定価180THB(約360円)とあるものの、Watsons恒例の1Bセール(2個買うと2個目は1THBでゲットできるキャンペーン)、もしくは50%引きになっている日がほとんど。
買い込んでおいたストックもコロナ自粛で底を尽き、無印良品までアルガンオイルを買いに行ったら100mlで4190円するんですね。メルヴィータだと50mlで3700円、ジョンマスだと59mlで5390円。やはりそれなりにします(そりゃそうだ)。
ちなみに、Watsonsの最大ライバル=Bootsが自社で作っているアルガン&ホオバ、アーモンド&ココナッツのオイル(150mlで定価は各130THB/約455円)も申し訳程度に推奨しておきます。顔も身体もOKで使い勝手が抜群に良いですよ。
Sparkle Triple White
3つ目はすっかりタイ土産の定番となった歯磨き粉。なぜタイで歯磨き粉かと言うと、欧米メーカーの製造工場がタイにあるからに他なりません。
一番人気は「目覚めてすぐキスできる」という赤面キャッチフレーズでお馴染みのDentiste(デンティス *上の写真はWatsonsじゃなくてどこかのBig Cです)。ドイツ生まれのDentisteは、日本でもPLAZAやLOFTなどに置かれていて、定価は1320円。@cosmeのNo.1歯磨き粉なる称号も手にしています。
ですが、私のイチオシはアメリカ生まれのSparkle(スパークル *写真下)。位置付け的には永遠の2番手といった感じでしょうか。価格はAmazonで1680円。需要が少ないせいか、日本ではDentisteよりやや高めです(*タイではSparkleのほうが安価)。
Dentisteは口臭予防、Sparkleはホワイトニングに力を入れているイメージ。とはいえ、Dentisteに比べてSparkleは若干ミント感が強く、よりすっきり感があるんですよね(*あくまでも個人の感想です)。そこが気に入ってSparkle派を貫いています。
もっとも、そのすっきり感の持続性についてはわかりません。「目覚めてすぐキスできる」をウリにしているのなら、たぶん持続性はDentisteの圧勝なのでしょう。
なお、どこにでも売っている歯磨き粉をわざわざWatsonsで買うのは、例の如く1Bセールや各種キャンペーンの対象にたびたびなっているため。定価の145THB(約507円)では購入した例がありません。
以上がワトソンズにおける私的リピ買いリストでした。Naturals by Watsonsに関しては、ライン使いできるティーツリーや米ぬか由来のスキンケア製品など、気になる新アイテムがいくつか出ていたので、コロナ明けに買ってまたレポートしたいな~なんて。早く行けるといいんですけどね。
【お知らせ】東南アジアで買い付けてきたアイテムを販売中。春夏は水着やリゾート服を中心に、秋冬はアクセサリーを中心にラインナップしています。ぜひチェックしてみてください。
ランキング参加中。↓をぽちっとしていただけたら嬉しいです。