FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

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ついつい寄っちゃう近くて便利なタイのセブンイレブン事情

中国の快資訊が、タイのセブンイレブンについて「タイでもっとも成功したビジネスモデル」と紹介しているネット記事を見かけました。

冷房が効いているとか、店内が清潔だとか、スタンプを集めて景品がもらえるとか、野良犬に優しいとか(!)、その記事では成功の秘訣を独自に分析。

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野良犬の件に関しては、「野良犬に対する接し方から、タイの人は顧客への接客態度を推し量る」的なことが書かれていて、「本当かよ?」と疑問に感じる面もありつつ、何にせよ、予想以上にセブンイレブンの店舗数が伸びない中国からしたら、タイでの成功事例はとても興味深いのでしょう。

ということで、今回はタイのセブンイレブンのお話。私とツレがタイ滞在中に何度も買っている商品などをピックアップしていきたいと思います。

 

タイではコンビニ=セブン?

嘘か誠か、統計上タイの人は1日平均2回以上セブンイレブンへ来店するらしいです。先の快資訊では「タイ人は自宅に帰るよりセブンに行く頻度が多い」と指摘。流石は中国メディア、表現が強い(笑)。

世界一セブンイレブンがある国ニッポンで生まれ育った私には、中国人記者みたいに驚きの視線でもってタイのセブンイレブンを捉えることができないものの、それでも確かに街中ではお馴染みのあのロゴをよく目にします。

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タイのセブンイレブン総店舗数は世界第2位。1万2432店(*2020年末の数字)存在します。とはいえ、世界第1位の日本には2万981店舗あり(*同じく2020年末の数字)、タイの人口約6600万人を踏まえると、人口比率的にはタイのほうがほんの少し上回っている程度。

しかし、なおも「タイであのロゴをよく目にする」と感じるのは、国内シェア8割をセが占めているから。タイの独占禁止法ってどうなっているんですかね。

そんなこんなで、タイの人はコンビニのことをセブンイレブンorセブンと呼びます。ファミマローソンも進出しているのに、そのへんも全部引っ括めてコンビニ=セブンイレブン

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よって、タイで「Convenience store(もしくはMini mart)はどこですか?」と訊いても「は?」と返される確率が高いため、ここは迷わず「セブンイレブンはどこ?」と尋ねるのがベター。

逆に日本でタイ人から「セブンイレブンはどこですか?」と質問された際は、律儀にセブンイレブンを探してあげずとも、一番近くのコンビニを教えてあげればOKです(たぶん)。

 

タイのセブンでのリピ買い商品

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タイでセブンイレブンのありがたみを心底感じるのは、怪我体調不良に見舞われた場面。バンコクで発熱した時も(*詳しくはこちら)、アランヤプラテートで原付練習中にコケた時も(*詳しくはこちら)、真っ先にセブンへ駆け込みました。24時間365日セブンイレブン医薬品が変える安心感ったらないです。

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化粧品だってそれなりに揃っています。日本でも大人気のSrichand(シーチャン *詳しくはこちら)のルースパウダーや、Mistine(ミスティー*詳しくはこちら)のマスカラだって購入可能。

わざわざお土産探しに時間を割かずとも、手っ取り早くセブンで済ませられるのは旅行者にとって心強いですよね。他にも便利さを挙げ出せばキリがないので、以下タイのセブンでよく買うものを選んでみました。

 

Coffee

日本と同様、タイのコンビニ・コーヒーもなかなか優秀です。最後に滞在した2020年3月上旬時点での価格は、ブラックのホットが25THB(約87円)、アイスが30THB(約105円)。All Caféと表示されている店舗で取り扱っています。

値段は日本とほぼ変わらず。でも量は2~3倍。ぶっちゃけ、こんなにいりません。うっかりカフェイン過剰摂取で頭痛に襲われたことも。

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ブラック以外にも、ラテモカタイティーなど種類は豊富。ただし、激甘です。タイの飲み物は往々にして甘すぎる。

今春にタイ法人の味の素からブラック無糖の缶コーヒーが出たりして、いい加減タイの人も糖分の取り過ぎを見直すようになったのでしょうか。少なくとも緑茶烏龍茶くらいは砂糖ナシでお願いしたいものです。

 

Hot Sand [Ham & Cheese]

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2つ目はハム&チーズのホットサンド25THB/約87円)。ツレはほぼ毎日おやつにこれを食べ、私も3~4日に1度ペースで朝ごはんに食べています。

レジに持っていくとホットサンド・メーカーで焼いてくれるシステムで、難点は結構待たされること。

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日本にもぜひ導入してほしいけど、やっぱり難しいのかな。オペレーションが滞り、すかさずお客さんからクレームが入りそう。

なお、同シリーズのツナはオススメしません。砂糖をたっぷりまぶした斬新な仕上がりで、私は完食ならず……。

 

Pretz [Original Flavor]

続いてはプリッツのポテトチップス味(13THB/約45円)。改めて「ポテトチップスのプリッツって何だよ?」って気持ちに若干なりながらも、ノンフライで一般的なポテチよりは低カロリー。そしてとにかく旨いです。

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タイ限定のプリッツで有名なのはトムヤムクンラープ味。バラ撒き土産の定番として不動の2トップに君臨しているのは重々承知しております。

しかし、私はこのポテトチップス味(正確にはOriginal Flavor)をトップスターに押し上げるべく、周囲に配っては地道な布教活動をしてまいりました。ちなみにコーンポタージュ味も美味です。

 

Others

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ここから先は駆け足で。レジ横に置かれているホールズ(10THB/約35円)は、PM2.5冷房による乾燥で喉がイガラっぽくなりがちなバンコク旅の必需品。私は黒いパッケージのIce Maxx一択です。

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写真上は以前にも紹介した気がするミューズリー付きギリシャ風ヨーグルト。Big Cだとセブンよりちょい安めになります。

ただひたすら好きな味で、ミューズリーのサクサク感と濃厚ヨーグルトのマッチングが絶妙。愛しています。日本での販売を求む。

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10THB(約35円)のカップケーキはプレーン味、チョコチップ味、バナナ味があり、どれも良い意味で普通です。味にこれといった特徴がなく、無難ゆえにふと食べたくなる一品。小振りなサイズもついで買いを促す、地味に罪なやつです。

 

以上がタイのセブンイレブン事情お気に入り商品でした。タイ滞在中はあまりにも当たり前の存在すぎて、セブンに絞ったお題でブログを書くなんて思わなかったのが正直なところ。

あれほど嫌っていたペットボトルの激甘グリーンティーすらいまは恋しいです。「これは無糖だろう」と期待して飲んだ時の脱力感とかね……。

 

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