前回のブログに書いたBumrung Buri Market(バムルンブリ・マーケット)で、「地元の人が食べている物は安くて美味い」ということを改めて実感した私たち。
そこで宿泊先のTawan Bed Club(タワン・ベッド・クラブ)で働くスタッフさんに近所でオススメのゴハン屋を教えてもらい、さっそく訪店です。本当は知る人ぞ知る系を期待していたものの、後で調べたら観光客にも人気の有名店だったのですが……まあ、別にそれはいいか。
Khao Soi Islam
1軒目はカオソーイのお店。最初に書いておきますと、5年前にパンガン島で激マズいグリーンカレーを食べて以来、ココナッツミルクの効いたカレーやスープ類がちょっと苦手になってしまいました(スイーツはイケます)。
なので、カオソーイもバンコクにいたらまず食べません。しかしここはチェンマイ。「北タイ地方を代表する料理なんだし、1回くらいは食べておこう」となったわけです。
お目当てのKhao Soi Islam(カオソーイ・イスラム)は、モスクやイスラム教の学校もあるハラール・ストリート沿い。この路地には他にもいくつかのカオソーイ専門店がありました。
もともとカオソーイは雲南省の回族(中国最大のイスラム系民族)によって北タイ地方に伝えられたと言われ、いまも専門店はイスラム系の方が多いんですって。
写真上が看板メニューのカオソーイ(小サイズが50THB/約180円、大サイズが70THB/約252円)。さっそくパクリ……えっ、めっちゃ旨い! 一般的なカオソーイよりもやや辛く、ココナッツミルク特有のコクというか、モッタリした甘さが控えめな印象です。ヤケドしそうなほどアツアツだったのも◎! 付け合わせの高菜ピクルスとスープの相性がバツグンでした。
偉そうな意味じゃなく、「この店のカオソーイならリピートしたい」って私に思わせるのはそうとう凄いです。大サイズにしておけば良かった(笑)。
ちなみにKhao Soi Islamはハラール・レストランにつき、アルコールの提供が一切なし。コーラや7UPが20THB(約72円)、タイティーやコーヒーも20THBでした。カオモック(ビリヤニみたいな一皿)を注文している方もチラホラいて、タイ式イスラム料理はひと通り食べられる模様です。営業時間は8~17時。夜に開いてないのがちょっと残念。
Gai Tod Thiengkheun
一方の2軒目Gai Tod Thiengkheun(ガイトート・ティアンクン)は〈Midnight Chicken〉なる愛称の通り、夜しか営業していません。オープンは22時で、クローズは午前5時です。
ここの看板メニューはガイトート。深夜にフライドチキンって罪ですね。写真は大サイズで110THB(約396円)。半身だと50THB(約180円)です。そこに30THB(約108円)のサイウア(チェンマイのソーセージ)ともち米(20THB/約72円)をプラス。
まず一口食べてみて「感動するほどのガイトートじゃないな~」と思ったのも束の間、後から旨みがジワジワきました。薄衣でいくらでもイケそう。
なお、店内にはアルコール禁止マークが……。ロング缶のビール片手に入店してしまい、気まずさマックス。回りのお客さんも結構持ち込んでいたので、そのまましれっと飲み続けましたけどね。本当にゴメンナサイ。この場を借りてお詫びします。
ついでにもうひとつ。ここは店内で食べている人よりテイクアウトの数の方がダントツ多く、Foodpandaなど宅配バイクの待機数もハンパなかったです。
また、このガイトート・ティアンクン以外にも同じカンパンディン通りには深夜営業している飲食店がポツポツと並び、夜遅くにしては客入りも良さげ。薄暗い小路なのに。
……と思ったら、この通りの奥へ進むと風俗店がいくつかあるらしいです。やっぱりね。興味のある方は(何に?)ぜひぜひ参考にしてみてください。チェンマイの夜は長いです。
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