FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

高木瑞穂『売春島「最後の桃源郷」渡鹿野島ルポ』|読書旅vol.83

思いつきで始めた彩図社強化月間(創業30周年おめでとうございます!)。まだまだ好きな作品はたくさんありますが、私のスロウな更新ペースを考えると、これが今月ラストの投稿になる模様です。 トリを飾るのは『売春島「最後の桃源郷」渡鹿野島ルポ』(2017…

崔碩栄『韓国人が書いた 韓国で行われている「反日教育」の実態』|読書旅vol.82

前回ピックアップした『台湾はなぜ親日なのか』を経て、今度は反日国である韓国について改めて考えてみたくなり、崔碩栄さんの『韓国人が書いた 韓国で行われている「反日教育」の実態』(彩図社)を手に取りました。 なお、もともと2014年に刊行されたこの…

田代正廣『台湾はなぜ親日なのか』|読書旅vol.81

前回取り上げた『中国の全省でバカヤローと叫ぶ』は私的に大好物なタイプの作品なのですが、1つ引っ掛かる箇所がありました。それは中国を23省と4直轄市と5自治区と2特別行政区の計34区分としていた点です。 中国側の認識は確かにそうでしょうし、著者も23省…

中田和尚『中国の全省でバカヤローと叫ぶ』|読書旅vol.80

今回は『中国の全省でバカヤローと叫ぶ』(2011年/彩図社)を選んでみました。2022年は日中国交正常化50周年の節目にあたる年。両国の友好関係をどうにかこうにか保とうとしている時期には、あまり相応しくないチョイスですかね。 でもまあ、何ともそそられ…

鹿取茂雄『封印された日本の秘境』|読書旅vol.79

今月は彩図社強化月間。嵐よういちさんの『海外ブラックマップ』に続いて取り上げるのは、鹿取茂雄さんの『封印された日本の秘境』(2010年/彩図社)です。 家庭と趣味の両立 2006年作『命がけで行ってきた 知られざる日本の秘境』でデビューした鹿取さんは…

嵐よういち『海外ブラックマップ』|読書旅vol.78

今月は彩図社の読書感想文しかアップしないという縛りを設けました。創業30周年を祝して……というのは後付けで、ただの気分の問題です。まずは、同出版社の旅行書カテゴリーにおける代表作家と言って差し支えない嵐よういちさんから。 なお、当ブログで嵐さん…