このページでは、バンコクの旧市街にあるタラートノイのフォトスポットを駆け足でまとめていきます。それぞれの項目にGoogleマップのリンクも貼っていくので、実際に行かれる方はぜひ参考にしてみてください。
そもそもタラートノイって何?
タラートノイは、リバーシティ・バンコクあたりからWat Trimit(黄金仏寺院/วัดไตรมิตรวิทยารามวรวิหาร)の先まで、およそ0.5㎢の面積を有する地区。
ただし、これは広義的に捉えた場合で、映えスポットが集中しているのは、そのうち100mくらいの範囲。一般的にタラートノイと言った場合は、狭義的にこの100m範囲内を指すケースがほとんどな気がします。
トンブリーからチャオプラヤー川を挟んで東岸に首都が移るまで、しばらくの間、タラートノイはポルトガル人居住区でした。

しかし、現王朝が開かれると、近隣の問屋街サンペンレーンが急発展し、そこの中核を担っていた中華コミュニティーの勢力がタラートノイ地区までどんどん拡大。ちなみに、タラートノイはクイッティアオクアガイ発祥の地でもあるそうです。
日本語でタラートは市場、ノイは小さいの意。てっきりサンペンレーンに対して「小さい」という自虐的なネーミングなのかと思いきや、ここの大地主が「小さくて可愛い」愛娘をノイと名付けたことに由来するんですって。
タイ文化と中国文化が折衷した古い街並みに、近年ではストリートアートの要素がプラスされ、ふたたび活況を呈するタラートノイ。独特の雰囲気を湛え、ドラマや映画のロケ地にもよく使われています。
それでは、そろそろ本題に入って、どんなフォトスポットがあるのか、具体的に散策してみましょう。
押さえておきたいフォトスポット7選
①Old Car Talat Noi

タラートノイのシンボルである古いフィアット(通称:Old Car Talat Noi)。あと数年もしたら、元のオレンジ色が完全に剥げてしまうのではないかと思うほどボロボロながら、背景の朽ちたレンガ壁も相俟って、サビ加減がエモいと話題です。
工場跡地をリノベした人気カフェのMother Roaster(マザー・ロースター)の1階に自動車部品の残骸が散乱しているのを一例に、今も昔もタラートノイには車のパーツ屋や修理業者が多く、そういう流れでこれがシンボル扱いされているのかもしれません。
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②So Heng Tai Mansion

実業家や政治家を数多く輩出している福建系の名家が、移住して間もない18世紀末期から19世紀初頭にかけて建てたSo Heng Tai Mansion(ソーヘンタイマンション/บ้านโซวเฮงไถ่)。
7代に渡って受け継がれ、現在はカフェとして一般開放されています(※ドリンクを頼まなくても、入場料の50THBを支払うと見学できます)。

ドリンクは、先述したMother Roasterとほぼ同価格帯の95~125THB。名家直営のカフェにしてはリーズナブルな気も?
タイBLドラマ好きの方へは、5つのドラマのスピンオフ作品を集めた『Our Skyy』で『Dark Blue Kiss』のピート&カオが訪れている旨もお伝えしておきます(※So Heng Tai Mansionのほかに、当ページの①③④も『Dark Blue Kiss』のロケ地です)。
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③Rong Kuek Shrine(漢王廟)

劉邦を祀ったRong Kuek Shrine(ロンクアック神社/ศาลเจ้าโรงเกือก)。建立時期はラーマ5世の在位期間(※1868年から1910年)と言われています。
神社自体は小ぢんまりしているものの、客家スタイルの漆喰彫刻や物語仕立ての壁画は見応えがありますし、境内からチャオプラヤー川が望めますし、タラートノイの歴史を感じる意味でも②So Heng Tai Mansionと併せて立ち寄りたいスポット。
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④Wall Art@Trok San Chao Rong Kueak

③漢王廟の参道である小さな路地には、片側にウォールアートが、もう片側には昔のタラートノイの様子を収めた写真がぎっしり。①のフィアットと並び、タラートノイを象徴する一画です。
ウォールアートにはタイの伝統的な守護神ヤック(ยักษ์)や、中華コミュニティーの祭りをモチーフにした絵などがワチャワチャと隣り合っていて、実にタラートノイ的。なお、周辺に野良猫が多いせいか、猫のイラストも目立ちます。
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⑤Bumblebee

『トランスフォーマー』のバンブルビー像。これ系のオブジェはけっこうタイで見かけるため、別に紹介しなくてもOKかな~と考えていました。
でも、町工場の人たちが自動車部品やその他廃棄金属を使って新たな名物を作るべく、役所に寄贈したものだと知り、ラインナップに追加。近くを通ったついでにバンブルビーと一緒に写真を撮ったら、きっと地元の方々が喜びます。
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⑥Holy Rosary Church

かつて同エリアがポルトガル人居住区だった史実を現代に伝える1787年竣工のHoly Rosary Church(聖ロザリー教会/วัดแม่พระลูกประคำ กาลหว่าร์)は、トンブリー区のSanta Cruz Church(サンタ・クルス協会)に次いで、おそらくバンコクで2番目に古い教会。
災害に見舞われて改築を繰り返し、1897年に完成した現在の建物はゴシック・リバイバル様式を採用。ステンドグラスの美しさには定評があります(※日曜のミサや祝祭日を除き、基本的に関係者以外は中に入れません)。
外観だけでも十分にキレイで、カップル写真スポットにはうってつけ? 夜にはライトアップされ、また違う表情を見せてくれるのもポイントです。
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⑦Liverpool Graffiti Art

なぜかタイにはリヴァプールFCのサポーターが多いです。世界中に15店あるチーム公式ショップのなかで5店をタイが占めていたり(※詳しくはこちら)、バンコクのWat Pariwat(ワット・パリワート/วัดปริวาสราชสงคราม ※詳しくはこちら)には往時のベッカムを模したオブジェが拝めたり……。
そんなタイ人のリヴァプール熱を感じられるのが、ジョーダン・ヘンダーソンのグラフィティ。以前はこの対面にファウラーやヒーピアを含む5選手も書かれていましたが、上からタギングされ、いまではまったく確認できません。
オーバーライトもグラフィティ・カルチャーのおもしろさ。これはこれでありでしょう。サッカー好きは記念に見ておいて損はないと思います。
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公共交通機関でのアクセス方法
最寄り駅はMRTフアランポーン。1番出口から徒歩15分弱かかります。途中、ヤワラーとタラートノイを結ぶ交差点の真ん中にはオプティマスプライム像があり、『トランスフォーマー』ファンなら⑤バンブルビーと併せて要チェック!?
チャイプラヤ―エクスプレスボートを利用する際は、N4のマリンデパートメントで下船してください。そこから④の壁画ゾーンまでは徒歩3分です。
最後に

タラートノイにはオシャレなカフェも多く、街歩きにピッタリなエリア。加えて、SNSを中心に騒がれはじめてから、それなりに時間が経ったのにもかかわらず、2年前に素通りした時より明らかに最近訪れた時のほうが賑わっていました。
熱しやすく冷めやすいバンコクっ子のことだから、正直、一過性のブームで終わるだろうと思っていたけど、完全に見当違い。もはやタラートノイは旬のスポットではなく、定番の観光地に仲間入りした感さえありますよ。
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