タイ南部のチュムポーンに行ってきました。チュムポーンと言えば、タオ島やパンガン島行きのフェリーが出る場所。私とツレもここを経由してたびたび島へ行っています。
しかし、通過するばかりで、この街については何も知りません。そこで、今回は思い切って目的地をチュムポーンに設定。わりとガッツリ滞在しました。
観光スポットやグルメ情報は次回以降にたっぷり投稿していくとして、まずはチュムポーンへの行き方をご紹介します。
主な移動手段は3つ

バンコク⇔チュムポーンの主な移動手段は飛行機、列車、バスの3つ。飛行機はドンムアン空港からエアアジアが1日1往復、ノックエアが週4往復運航。所要時間は約60分ともっとも短く、そのぶん価格も高いです。
列車は所要時間が6時間20分から8時間30分弱、バスは7時間から12時間弱(※バスは運行会社によりだいぶ変わります)。運賃は概ね列車のほうがバスより微妙に安いです。
お金はないけど、時間はそこそこある私とツレは、この3つのうち往路を列車、復路をバスにしてみました。
国鉄でバンコクからチュムポーンへ

列車でバンコクからチュムポーンへ向かうには、クルンテープ・アピワット中央駅(バンスー中央駅)発のタイ国有鉄道の南本線(Southern Line/ทางรถไฟสายใต้)に乗車します。
クルンテープ・アピワット中央駅の様子は、同じく南本線沿線のホアヒンへ行った際に取り上げています。詳しくはこちらのページへ。
南本線の時刻表
下り線
2025年時点で下り線は1日9本。午前中にバンコクを出るのは1本しかありません。所要時間が短いのも、この43番です。
| Bangkok ⇒ Chumphon | Serivise (Train No.) |
| 07:30 ⇒ 13:50 | Special Express (43) |
| 15:10 ⇒ 22:17 | Rapid (171) |
| 16:10 ⇒ 23:16 | Special Express (37/45) |
| 16:50 ⇒ 23:55 | Special Express (31) |
| 17:30 ⇒ 01:25 | Rapid (169) |
| 18:50 ⇒ 02:18 | Express (83) |
| 19:50 ⇒ 03:43 | Express (85) |
| 20:30 ⇒ 04:20 | Rapid (167) |
| 22:50 ⇒ 05:22 | Special Express (39/41) |
上り線
続いては上り線のタイムテーブルです。同じく1日9本の運行で、下り線との大きな違いは深夜発の列車が集中している点でしょうか。
| Chumphon ⇒ Bangkok | Serivise (Train No.) |
| 00:54 ⇒ 08:10 | Special Express (32) |
| 01:27 ⇒ 09:05 | Special Express (38/46) |
| 02:32 ⇒ 10:50 | Rapid (170) |
| 11:18 ⇒ 18:05 | Special Express (40) |
| 20:51 ⇒ 03:45 | Special Express (44) |
| 21:20 ⇒ 05:10 | Rapid (168) |
| 22:19 ⇒ 06:10 | Express (86) |
| 23:18 ⇒ 07:05 | Express (84) |
| 23:53 ⇒ 07:30 | Rapid (172) |
運賃表
国鉄のHPで予約した際の運賃は以下の通り。当日券/事前予約を問わず窓口で支払うと、記載した額から50~100THBディスカウントされます。
エアコンあり2等車/429~499THB
エアコンなし2等車/299~379THB
エアコンなし3等車/192~272THB ※リクライニング不可のボックス席
エアコンあり1等寝台車/上段990~1220THB、下段1190~1420THB
エアコンなし2等寝台車/上段399THB、下段449THB
エアコンあり2等寝台車/上段579~819THB、下段649~919THB
列車によってはエアコンなしの2等席がなかったり、寝台車両がなかったりするのと、時間帯によって同じ等級の座席でも運賃が変動します。
バンコク⇔チュンポーンはけっこうな長旅。エアコンありの2等車以上を確実に押さえておきたいところです。
列車のメリット

一番のメリットは、時間が読みやすい点。タイ国鉄のなかでも南本線は遅延が多いと言われてきたものの、複線化が進んでいる影響か、単に私の運が良いのか(※たぶん違う)、過去に30分以上遅れた経験がなく、バスよりは定刻に近いスケジュールで運行されている印象です。
また、バンコクの発着場所であるクルンテープ・アピワット中央駅はMRTバンスー駅と直結し、駅に向かう時間帯が朝夕のラッシュと被っても、「電車で行けばいいや」と思えるのが安心ポイント。
ついでに、チュンポーンのバス・ターミナルが市街地の外れにあるのに対し、国鉄チュンポーン駅は街のド真ん中。チュンポーンに着いてからの移動も楽でした。
長距離バスでチュムポーンからバンコクへ

バンコクとチュムポーン中心地を結ぶ長距離バスは、主にSuwannatee(スワンナティー)とThe Transport Company(ザ・トランスポート・カンパニー)の2社が定期運行。
前者のバンコク発着場所は南バス・ターミナル、後者は南と北の両バス・ターミナルを使っています(※チュンポーンの発着場所はどちらもチュンポーン・バス・ターミナル)。
でも、The Transport Companyは停車スポットが多いのか、予約サイトで見ると所要時間が12時間弱。したがって、私とツレは最初から候補に入れませんでした。
Suwannatee社の時刻表
下り線
Suwannateeのバンコク⇔チュンポーン路線は1日4往復です。夜の便は2本とも21時20分発。夜に出発される方は、どちらか迷ったらリクライニング幅の広い24シートが良いと思います(※さほど値段は変わりません)。
| Bangkok ⇒ Chumphon | Bus Type |
| 09:00 ⇒ 15:30 | Standard |
| 12:00 ⇒ 18:30 | Standard |
| 21:20 ⇒ 04:20 | VIP 32 Seats |
| 21:20 ⇒ 04:20 | VIP 24 Seats |
上り線
上り線は4本中3本が21時20分発。車中泊したくない人は選択肢が9時20分発のスタンダード・バス1本だけです。ここを狙っている方は早めの予約を。
| Chumphon ⇒ Bangkok | Bus Type |
| 09:20 ⇒ 16:20 | Standard |
| 21:20 ⇒ 04:20 | Standard |
| 21:20 ⇒ 04:20 | VIP 32 Seats |
| 21:20 ⇒ 04:20 | VIP 24 Seats |
Suwannatee社の運賃
運賃は予約サイトごとに若干異なります。大手の12GO社では、スタンダードが470THB、VIPの32シートが536THB、VIPの24シートが692THB。
最近、伸びまくっているBusX社は、スタンダードが400THB、VIPの32シートが466THB、VIPの24シートが622THBでした(※12GOもBusXも共に手数料抜きの価格)。
チュンポーンのバス・ターミナル

チュンポーンのバス・ターミナルは国鉄の駅から約8km。中心部から少し離れています。構内に売店はなく、朝8~9時台は飲み物系の屋台が1軒出ているのみ。
道中にサービスエリアへ寄るとはいえ、ここへ来る前に軽めのお菓子と水くらいはゲットしておいたほうがベターです。
9時20分発バンコク行きのスケジュール
ご参考程度に、9時20分チュンポーン発バンコク行きのスケジュールを書いておきます。バンコク市内の渋滞を回避すべく、移動日は週末にしました。
チェックインは出発の30分前まで。バスは定刻通り走り出し、2時間後の11時20分にはタップサカエにあるサービスエリアへ到着。

このサービスエリアで20分の休憩が入ります。フードコート内で使える1人1食分のクーポンをもらいました。
事前に決められた途中休憩は、たったこの1回。ガソリンが足りなくなった時には、給油がてら別途トイレ休憩を挟みますが、いずれにせよ、車内のトイレは狭くて汚いため、バスが停まったら必ずトイレには行っておきましょう。
その後は渋滞にハマることなく、16時に目的地の南バス・ターミナルへ到着。予定より20分早かったです。
長距離バスのメリット

Suwannatee社が運行するバスのメリットは、予定されている所要時間が列車と比べて短い点。ただし、クチコミを見ていると、1~2時間程度の遅れはザラ。なかなか時間ピッタリとはいきません。
バウチャーにも「乗り継ぎ便がある方は、次の予定より2時間以上の余裕を持ってください」的な断り書きが載っていました。
座席は9時20分発のスタンダード・シートでも圧倒的に列車より快適(※経験上、24シートのVIPバスはほぼベッドです)。サービスエリアでの途中休憩が入るのも良い息抜きになりました。
どっちが良かった?
列車とバス、どちらもアリというのが私の感想。歯切れが悪くてすみません。一方、ツレは列車よりバスが良かったみたいです。理由は休憩所でタバコが吸えるから。愛煙家の方は、そういう視点で決めるのも手かもしれません。
飛行機の弱点
最後に、飛行機の弱点をお伝えしておきます。チュムポーンには滞在せず、そのまま島行きのフェリーに乗り継ぐ方には少し注意が必要。
フェリーの本数は1日にごくわずかで、上手にスケジュールを組まなければ、待ち時間がかなり長くなります(※往路はエアアジアにして、復路はノックエアにするのが得策?)。
加えて、空港周辺も、フェリー乗り場周辺も、長時間ヒマを潰せるような場所じゃありません。さらに、空港とフェリー乗り場は60km以上離れています。

島組の方にオススメしたいのは、Lomprayah(ロムプラヤ)やMontanatip(モンタナティップ)といった現地ツアー会社が出している、VIPバスとフェリーがセットになった乗り継ぎ保証プラン。
フェリーの出港時間に合わせてバンコクからバスが出るので待ち時間は最小限で済み、乗り継ぎがスムース。私とツレがタオ島やパンガン島へ行く時はいつもこれにしています。
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