FAR-OUT ~もっとタイ、もっと旅~

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バンコク駐妻や日本人旅行者を虜にするアパレル・ブランド、Lofty Bambooの魅力とは?

地球の歩き方』をはじめ、各種ガイドブックに高確率で掲載されているタイの大人気アパレル雑貨店、Lofty Bamboo(ロフティ・バンブー)。

同ショップはバンコク旅行ブログの常套ネタでもあるのですが、意外と値段について触れている記事がなかったので、そのへんも含めて私なりにまとめてみました。

なお、店内は撮影禁止につき、同ページ内で組み写真にして貼っている商品画像はすべて公式SNSより拝借しています。

Facebookhttps://www.facebook.com/LoftyBamboo /Instagram@lofty_bamboo

 

Lofty Bambooの歴史

Lofty Bambooの代表である高沢利典さんは、タイ好きが高じて30代後半にバンコクへ移住し、チュラロンコン大学大学院に入学。

卒業を目前に控えたタイミングにカオサン通りの空き店舗を紹介され、2007年にLofty Bambooの1号店をオープンさせます。

この1号店のロケーションはBuddy Lodge Hotel(バディ・ロッジ・ホテル)の下。現在はPlantopia(プラントピア 大麻専門の複合施設)がある一等地です。

そして、2009年にはMBKに進出。しかし、開業当初からフェアトレードによるハンドクラフト品の販売に重きを置きつつ、店内がオリジナル・アイテムで埋め尽くされるまでには5年近くかかったそうです(※ワイズデジタルのインタヴュー記事参照)。

 

フェアトレードの精神とファッション性

Lofty Bambooのオリジナル商品第1号は、カレン族の作るビーズ・アクセサリーだったとか。その後、タイ各地の職人さんと手を組み、自社製品を次々と開発。

2012年にはWFTO(世界フェアトレード機関)に加盟し、以来、生産者に公正な取引が行われるためのサポートを続けています。

Lofty Bambooは、先のカレン族に加え、モン族アカ族リス族のほか、ミャンマーラオスとの国境付近で暮らす山岳民族の伝統工芸をモダンにアップデートするのが得意なイメージ。この「モダンに」というのが重要なキーワードでしょう。

日本人がデザインしているだけあって日本人女性のニーズにピッタリはまり、往々にして「この柄でこういうシルエットの服がほしかった!」みたいな感じ。タラート(市場)で売っている民芸品とはひと味もふた味も違います。

 

お店の場所と営業時間

カオサンの1号店はすでに閉店し、フラッグシップ・ショップの役割は2016年オープンのプロンポン店※上掲マップで示した場所)へ移行しています。営業時間は9時半から18時半。

行き方は、BTSプロンポン駅の3番出口を降り、イムちゃんの1つ先を左折。そのままSoi 39を200mほど直進し、Café Amazonの手前を右へ曲がると、すぐに看板が見えてきます。

また、アソークTerminal 21(ターミナル21)の1stフロアにも出店。こちらの営業時間は10時から21時です。

品揃えが多く、雰囲気が良いのはプロンポン店。一方、駅直結のTerminal 21はアクセスしやすく、売れ筋商品もひと通り揃っていて、どちらにもそれぞれメリットがあります。

 

どんな商品を売っているの?

店内でかなりの点数を展開しているマキシ丈ワンピースは1350~1500THB程度、柄パンツロングスカートは900~1150THB程度のものが多かったです。コットンリネン素材のシャツはだいたい900THBでした。

ピアスはほぼ300THB前後です。画像の上段左に映っているバティックで作られたくるみボタン付きのヘアゴは80THB。私は直近の訪店でブルー系とグリーン系を2個購入。

シンプルなまとめ髪でもグッと華やかになるのと、手元が寂しい時はブレスレット代わりに使えるのとで、この夏、とても重宝しました。

画像の上段左のタイ文字トートは330THB。タイ文字以外にも何種類かあって、個人的にはドリアン柄がツボ。

ちなみに、私は画像の下段中央にあるエコバッグを狙っていました。タイ語風のフォントで描かれたSMILEロゴが激キュート。何色かラインナップしているようです。でも、全色品切れ。Terminal 21店も在庫ゼロでした。

※タイは長らく物価の上昇が続いています。フェアトレードを徹底しているブランドにつき、当然、現地の物価に合わせて値段も変動するはず。したがって、記載した値段はあくまでも2025年時点での目安です。ついでに、Lofty Bambooは大量生産を行わず、商品の入れ替わりが比較的早いです。公式SNSより拝借した商品画像も、ご参考程度に留めておいてください。

 

最後に

プロンポン店は場所柄も相俟って日本人のお客さんが多く、日本語の話せるスタッフさんもいますし、オーナーご夫婦も何度かお見かけしました。

で、ご夫婦の応対が素晴らしいのはもちろん、おふたりが不在の時であっても、現地スタッフさんの接客がめちゃくちゃナイスで、服装を褒めてくれたり、タイのことを教えてくれたり、いつも気持ちよくショッピングできます。前回はヘアゴム2個しか買わなくて申し訳なくなるほど。

きっと従業員教育も徹底されているのでしょう。生産工程の透明性、品質とデザイン性、スタッフさんの接客態度、どこを取っても文句なし。

トレンドの移り変わりが激しいバンコクにおいて、創業から20年近く、プロンポンに移転してからは10年近く経ってもなお、愛され続けるのにはちゃんとした理由があります。

このページを書きながら、改めてLofty Bambooの魅力を確認しました。また近いうちにお邪魔して、今度こそSMILEバッグをゲットしたいと思っています。

 

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