FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

現在は旅の記事をお休みし、旅関連の本を紹介する読書ブログに切り替えています。

バンコクのナナで食べるプレミアムなビリヤニ

今回の舞台はBTSナナ駅のご近所です。ナナと言えばNana Plaza(ナナ・プラザ)を起点としたバンコク屈指の歓楽街というイメージがまず浮かびますでしょうか。

私自身、初めてNana Plazaを見学した時は度肝を抜かれました。1~3階までゴーゴーバーが密集している光景然り、近隣道路で商売する立ちんぼの多さ然り、精力剤を中心とした露店の商品ラインナップ然り。

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そんな欲望渦巻くナナの風俗業界も、老舗のRainbow2(レインボウ2)が閉店を余儀なくされるなど(系列店は無事かしら?)、コロナウイルス感染拡大の煽りをモロに受けている様子。

……なのですが、このままそっち系の話を進めるわけではありません。単にツレのオススメ飲食店をご紹介したいだけなので、皆様どうかご安心くださいませ。

 

多くの移民が住むナナ

夜の街以外にも、アラブ人街インド人街の顔を持つナナ。例えば駅の3番出口から200~300mほど引き返したスクンビットSoi3/1には、イエメンレバノンエチオピア料理の各専門店がズラリ。

表向きタイでは違法とされているシーシャ(水タバコ)のお店まであり、「ここは本当にバンコクのド真ん中なのかな?」と思うような街並みが広がっています。

また、アラブ諸国やインドからの旅行者をターゲットにしたツアー会社ゲストハウスも多数。実際、他のBTS駅ホームで「この電車はナナに行くか?」と尋ねられた経験があります。しかも一度ではなく何度も。

なぜよりによって純和風な顔立ちの旅行者丸出しな私に訊いてくるのかは謎。よほど暇人に見えたのかしら。

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なお、普通の観光はもちろん、とりわけサウジアラビアUAEではメディカル・ツーリズム目的でバンコクへ訪れることがトレンドに。

その背景には2001年の同時多発テロも深く関係。もともとアメリカで先進医療を受けていたアラブ諸国金持ち層が9.11以降渡米しづらくなり、その層をタイがすくい上げる作戦に打って出たとか。

思えば、日本でもある時期を境にタイの美容整形技術の高さをアピールするような記事やTV番組が急増したと記憶しています(Miss International Queen 2009の覇者=はるな愛さんを案内役に立てたりしてね)。

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こうした政府主導の誘致活動が奏功し、タイにおける医療観光の市場は2位以下のシンガポールやマレーシアを大きく引き離して、東南アジアでは堂々の第1位。市場規模は順調に右肩上がりで伸びていきました。

ところが、2020年にまさかのコロナ騒動。ナナ地区で暮らす移民の方々は多くが観光関連業に従事しています。

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日本人向けのバンコク旅行情報サイト『バンコクナビ』に掲載された非常事態宣言下のSoi3/1のレポートを見て、私は物凄く胸が痛みました。ほとんどのお店がシャッターを閉め、通りを歩く人の数はゼロ。

大好きな土地がゴーストタウン化していく姿を、遠く離れた場所からただネット上で確認することしかできないなんて……やるせないです。

 

ちょっぴり高級志向の北インド料理

さて、ようやく本題。散々引っ張って「9.11以降に医療観光が~」とか書いた挙句に、アラブ系じゃなくまさかのインド料理屋で恐縮です。

しかし大事なのは「ナナがんばれ!」というピュアな気持ち。細かいことは気にせずに話を進めましょう。

お店の名前はNew Bukhara’s Indian Restaurant(ニュー・ブカラズ・インディアン・レストラン)。Soi7の角に建っています。

基本は毎日11時~22時までオープン。ただし、非常事態宣言期間などは営業時間が異なるらしく、詳細はHPからご確認ください。デリバリーも対応可です。

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HPのAbout欄を要約しますと、プレミアムな食材を使って本場の北インド・カレーを楽しんでもらいたいとの思いを胸に、2人の兄弟が1997年に開業。

ニューデリーチャンディーガルの一流ホテルで働いていた腕利きシェフを本国より招き、内装も伝統的なインド文化の絵画を飾る他、いろいろとこだわっている旨が強調されていました。

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外観からは若干わかりにくいものの、ちょっとした高級店にカテゴライズされているNew Bukhara's Indian Restaurant。

着席時にはスタッフがイスを引いてくれるわ、寒そうにしていたら黙って冷房を弱めてくれるわ、普段バンコクで利用している食堂とは明らかに対応が違います。

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そもそもツレが単独行動していた日にふらっと入ってみたところ衝撃的に美味しくて、「一度食べてみて」と連れて来られたのが来店のきっかけ。念のためお伝えしておくと、ひとりで食事するにはややハードル高めです。

店内には、パッと見で富裕層だとわかるインド系の男性グループや、派手なタイ人女性と地味な白人男性のカップが数組いました。やっぱり私ならひとりで食事できないかも(笑)。

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↑がツレ大絶賛のチキン・ビリヤニ(300THB/約1050円+サービス料)。2人でシェアしても普通の人だったら多いくらいのヴォリュームです。胃袋年齢の若いツレは初回にこれをひとりで平らげたというから、いやはや……。

ナッツドライフルーツの食感が楽しく、衝撃的かどうかはともかく、確かに手は込んでいて美味しいです。恐ろしく写真映えしないのが残念。

ついでに、付け合わせで出てきたタマネギの酢漬け(*写真下)がバカうま。むしろ私はそっちに衝撃を受けました。

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この一皿と出会って以来ツレはビリヤニ的な料理にハマり、タイでもカオモッカイを食べる頻度が激増したというプチ情報も添えておきます(どうでもいい)。

最後に、コロナで苦戦を強いられている街は、言うまでもなくバンコクに限りません。日本国内も含め、自分の人生観を変えてくれた場所が1日も早く元のあるべき姿に戻れるよう、コロナが落ち着いた暁には思い出の地に再訪しまくり、スーパー微力ながらサポートしたいと思っている所存です。

 

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