FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

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カオヤイにある日本人経営のイチゴ農園は他とどう違う?

先月から年を跨いでお届けしているカオヤイ国立公園(Khao Yai National Park)の周辺スポット紹介。今回はイチゴ農園を取り上げたいと思います。

フルーツ大国と言われるタイの中でイチゴは高級品の部類。昔は100%輸入に頼っていたものの、現在はチェンマイチェンライをはじめ、国内でも盛んに生産されるようになりました。

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イチゴのベストな生育温度は10~25度。常夏なイメージの同国でイチゴ栽培は不向きな気もしつつ、そこは避暑地として愛され、20度を下回ることもザラなカオヤイです。暑季を除けば何ら問題ありません。

また、美味しいイチゴを育てる上で欠かせないキレイな水も、世界自然遺産カオヤイから湧き出たものを引けるのは大きな武器でしょう。

こうした地の利を活かし、いまやカオヤイ周辺は北タイ地方にも負けないイチゴの名産地として成長を遂げたのです。

 

おもてなしの心

2090号線にはいくつものイチゴ農園があり、その中で私たちはStrawberry Picking In Khaoyai(ストロベリー・ピッキング・イン・カオヤイ)にお邪魔しました。

場所はカオヤイ北ゲートから向かって最初に見えてくる右側のイチゴ畑です。

もちろん場当たり的にふらっと入ったわけではあらず。朝方2090号線を通過した際に周りの農園よりもそうとうな気合いが感じられ、「帰りにここでイチゴのスムージーを飲もう」と決めていました。

お店の前をたくさんのお花で飾り付けするなど、群を抜いて立ち寄りたくなる工夫がなされていたんですよね。あとは外からジューサーが見えて「ここだな!」と。

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店内に入ってみたら何とビックリ、日本の方が経営されているではないですか。駐車場も含めてお店の周りをきちん清潔に保てているのは、おもてなし文化が染みついた日本人ならでは。

ということで、さっそくお目当てのものをオーダーしましょう。イチゴのスムージーはヨーグルト入り/なしから選べ(値段はどちらも80THB/約280円)、悩んだ末にヨーグルトなしを注文。

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水は一切加えず、原材料は大量のイチゴほんの少しの砂糖のみ。冗談抜きで気絶しそうなほど美味しかったです。紫外線で大ダメージを受けていた身体にビタミンCが染み渡り、ただただ感動しました。

摘み立てのイチゴも試食させていただいたところ、サイズこそ日本のものと比べて小振りながら、色や味はめちゃくちゃ濃かったです。酸味も強く、私的にはとても好み。かなり栄養価が高そうな気がします。

 

地元っ子に愛されるイチゴ農園

せっかくですし、絶品スムージーを片手に農園を見学。オーナーさんにもチラッとお話を窺ってみました。

もともと日本からバンコクに渡って事業を立ち上げるも、ほどなくして会社は倒産。その後、別の場所で始めたイチゴ農園がヒットし、数年前からカオヤイ近くに移動してきたのだとか。

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私たちが訪れたのは2020年2月下旬。すでにタイ政府が中国や韓国からの団体ツアー客を実質的に受け入れ拒否していて、カオヤイ周辺も観光客は少なめでした。

「コロナのせいで大変ですか?」という問いに対しては、「いまの時点ではほとんど影響していない」とのこと。聞けばもともと地元の利用客も多いんですって。

「単価の高いイチゴ商売で救われたよ。これがバナナやパイナップルだったらアウトだね」と笑う姿が歴戦の猛者みたいでカッコ良かったです。

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その時の様子だと、コロナよりもむしろ日照り続きの気候に困っている雰囲気でした。2月下旬は乾季の終盤です。例年なら最低でも月に1度は雨が降るのに、この年は3か月間まったく降らずじまい……。

確かにカオヤイ公園内の滝も干上がる寸前。川の写真を見せると「こりゃヤバイな」と頭を抱えられていましたっけ。

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あれから間もなく1年。暑季が過ぎ、雨季が過ぎ、ふたたび乾季を迎えているカオヤイ。不定期で更新されるHPを見る限り、タイでのコロナ再流行に負けじと今もオーナーのお父さんはローカル相手の商売をバリバリされているのでしょう。

閉園間際の夕方に訪れた私とツレはカフェ利用のみに留めましたが、イチゴ狩りを楽しむことも可能。価格は100gで60THB(約210円)、200g以降は100gごとに50THB(約175円)です。狩るのが面倒臭い人用に販売のみのパターンもあり。

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オーナーさんは一見さんの私たちにもいろいろお話してくださる気さくな方で、日本語で説明を受けられるという点も何だか安心感がありますし、何よりスムージーの味が極上だったため、カオヤイへ行かれた際はぜひぜひStrawberry Picking In Khaoyaiに寄ってみてください。

 

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