FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。

カオヤイ公園のあるパクチョンまで移動手段はどう選ぶ?

サパンクワイを拠点としたバンコク滞在が一旦終了し、お次は世界遺産カオヤイ国立公園(Khao Yai National Park)のあるパクチョン地区へ。

街の紹介を始める前に、まずは例の如くバンコクからパクチョンまでの移動についてレポートしたいと思います。

 

アクセス方法は大まかに3種類

パクチョンまでの一般的なアクセス方法は、①電車、②バス、③タクシーの3パターン。①は国鉄フアランポーン駅から特急列車で約3時間20分普通列車で約4時間20分。前者はエアコン付き2等車の場合400~500THB(約1400~1750円)/一般車両の場合230THB(約805円)で、後者は120THB(約420円)だそうです。

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私たちが利用したのは②。②の中にも大型バスロットゥー(ミニバン)の2種類からチョイスでき、料金は大型バスで259THB(約906円)/ロットゥーで250THB(約875円)と、どちらも大差はありません。

各バス会社が発表している所要時間は概ね3時間~4時間

ご参考までにもっとも値の張る③だと、大よその運賃が2800~3500THB(約9800~12250円)で所要時間は2時間半~3時間となっていました(*12GO調べ)。言うまでもなく指定した場所で拾ってもらえたり、降ろしてもらえたりできますし、時間だって自由に選べるタクシー。高いなりの魅力は当然あると思います。

 

モーチットのミニバン・ターミナル

バスの中でもミニバンを選んだ私とツレ。出発地点はモーチットミニバン・ターミナルです。場所は北バス・ターミナルの斜め前。大きな荷物を持ってBTSモーチット駅から歩くのはオススメできません。

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私たちはサパンクワイからタクシーで向ったのですが、運転手さんに「ミニバンの方だよ! 新しい方ね!!」と釘を刺したにもかかわらず、まんまと北バス・ターミナルで降ろされかけました。

斜め前とはいえ、ミニバン・ターミナルの場所は片道3車線だか4車線の巨大道路を挟んだところ。横断歩道もなく、歩いて渡るのはかなり危険です。有無を言わさず、きっちり目的地まで運んでもらいました。

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2018年にオープンしたミニバン・ターミナルの中には、カフェレストランセブンイレブなどがあり、私が訪れた2020年2月時点でもまだまだ絶賛工事中。待ち時間を快適に過ごせます。

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事前にウェブ予約をしていたため、受付でのチェックインもスムースに済み、大きな荷物を先に車へ積ませてもらって手続きは完了。

出発まで1時間以上ありながらも、運転手さんが「車内で待っていていいよ」とエアコンを付けてくれました。

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ポイントとしては、座席が指定されているわけじゃなく、後からどんどん人が乗ってくるので、早めに良席を確保しておくのが得策。

そしてロットゥーは定刻通り9時ぴったりにパクチョンへ向かって発車しました。

 

パクチョンまでの道中

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出発から約40分後。ロットゥーはドンムアン空港を越えてパホンヨーティン通り沿いにある商業施設、Future Park Rangsit(フューチャー・パーク・ランシット)付近のバス停で10分少々停車。

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その後も数か所で人の乗り降りがあり、あれよあれよと車内は超満員状態に。隣の乗客の肩が触れ合うほどです。

途中ガススタでのトイレ休憩を挟んで、12時にパクチョンへ到着。予定では13時と聞かされていたんですけどね。ちょっぴりお得した気分を得られました。

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ロットゥーの最終降車ポイントはナイトマーケット開催地の目と鼻の先。国鉄パクチョン駅からだと500mくらいで、モロに街の中心部です。

ちなみに、大型バスの降車ポイントはこの中心部から5km強離れたテスコ・ロータスの前。カオヤイ国立公園へはこちらの方が近いものの、バックパッカー向けの安宿はロットゥー降車場所の周りに集中しています。

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従って、カオヤイ公園近くのリゾート施設に泊まる方は大型バスを、街中のゲストハウスに泊まる方はミニバンを……といった具合で、現地宿泊地先によってどちらのタイプのバスに乗るか選ぶのも手でしょう。

 

さて、終点でロットゥーを降りた私たちは、バス停から宿まで徒歩移動する計画でした。が、初めての土地でどこに何があるのやら……。

バウチャーに記されていた降車場所とは明らかにちょっと違う様子です。地元の方に尋ねてもはっきりせず、ここはバイタクを拾うことにしました。

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ミニバンの降車スポットにはバイタクだけじゃなく、この場所からカオヤイ観光に出掛けるツーリストを狙ってタクシーもそれなりに待機しています。逆に国鉄の駅前*写真下)はかなり閑散としている印象でした。

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「コロナが終息したらカオヤイへ行こう!」と思っている方はぜひぜひ参考にしてみてください。ということで、次回からはパクチョンの街の様子やカオヤイ国立公園について取り上げていきます。

 

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