FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。

高齢化対策もバッチリなフアヒンの風俗街

タイの観光地には必ずと言っていいほど大なり小なり風俗ゾーンがありますが、フアヒンも然り。そこで今回はピンクのネオンが灯るバービア街、Soi Bintabaht(ソイ・ビンタバス/通称ウォーキング・ストリート)にお邪魔した時の雑感を書いてみたいと思います。

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お嬢の皆様にお金を落とせる財力も趣味趣向もない私。ついでに「思う存分楽しんでこい!」とツレを送り出せるほど器も大きくありません。だから本当に見学程度。深く突っ込んだ話ができずにゴメンナサイ……と最初にお詫びしておきます。

 

立地がカオス!

Soi BintabahtがあるのはWat Hua Hin(ワット・フアヒン)の真裏。この聖と俗が入り混じる感じ、嫌いじゃないです。

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せっかくなので、お昼間にWat Hua Hinへも寄ってみました。繁華街のド真ん中にありながら観光客はほとんど見当たらず、完全にローカル向けのスポット

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本堂の中には多数の仏像が並んでいて、訪れた人たちは慣れた様子で推しの仏像に金箔をペタペタ貼っていきます。

見ていた限り他の仏像には浮気せず、みんな1人につき1体。2推し3推しは許されない世界なのでしょうか。

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昼間のSoi Bintabahtはこんな感じ。外国人ツーリスト相手の飲食店が数軒開いている程度で、とても閑散としています。

夜はあまり写真を撮れないだろうと予想し、ブログ用に何枚か予備で確保しておきました。看板に掲げるまでもなくドラッグはもちろん禁止(↓)。

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ちなみに、Soi Bintabahtの奥にはヒルトンがドーンと建っていて、お隣のSoi 72まで出るとお土産屋レンタル・バイク屋普通のタイ・マッサージ屋もチラホラ。

立地的にご家族連れの方はあまりヒルトンには泊まらない方がよいかもしれませんね。逆に、お金に余裕があって夜遊びする気満々な殿方グループは、ヒルトンをフアヒン滞在の拠点にしておくと便利な気がします。

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てか、高級リゾートの目の前にバービア街が広がっていて、そこを抜けると街のシンボル的なお寺があり、さらにその隣には大きな警察署が建っているなんて……。

〈光と影〉って書くとやや言葉が悪いですけど、異様にコントラストの激しい一画だな~と感じました。

 

年齢層がとかく高い!

さて、いよいよ夜の部スタート。昼間はガランとしていた一帯に活気が出てまいりました。お店の前には客引きの女の子たちがズラリ。

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メイン通りにはバービアが軒を連ね、そこから小路に入ると外から中が見えない妖しいマッサージ・ゾーンに行き当たり……といった具合で、区画によって何となく業務形態は分かれている模様です。

総じてSoi Bintabahtの印象は、とにかく年齢層が高い! これはお客さん側にも、嬢の方々にも当てはまります。

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看板に書かれた営業時間は19時~翌2時まで。とはいえ、22時前にはお客さんが引きはじめていました。流石に早すぎやしないか?

また、お店のBGMも小さく(なかには無音で営業している店もあったほど!)、会話を楽しむにはうってつけ。これも客層に合わせたサービスなのでしょう。

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例えば生バンドが入っているお店では、カーペンターズ“Top Of The World”を聴こえるか聴こえないかくらいの音量で演奏していて、「これならいなくてもOKなんじゃ……」と思ったほどです。

落ち着いているというか、大人の余裕を感じるというか、確かにこういうスタイルは一定以上の年齢層から支持されそう。

それこそ首都バンコクSoi Cowboy(ソイ・カウボーイ)やNana Plaza(ナナ・プラザ)みたいなドンチャン騒ぎをイメージしていると、思いっきり肩透かしを喰らうかもしれません。

 

中国系寺院の夜の顔?

しっぽりした空気感にすぐさま飽きてしまった私とツレは、少し周辺を散歩してみることにしました。すると、ヒルトンのあるNaresdamri通りを突き当たって右折したところに中国様式の寺院を発見。

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海へ突き出すようにして建っているこのJao Mae Tub Tim Shrine(ジャオ・メイ・タブ・ティム・シュライン)には、至るスペースにベンチがあり、おそらく日中に行くとめちゃくちゃ景色の良い場所かと思われます。

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しかし夜はどうかと言うと、波の音が聴こえるだけで視界はそうとう悪く、祠など一部ライトアップされているものの、本当に真っ暗

目を凝らした先には地元の方と思しき少人数のグループがポツポツと2~3組いました。部外者である私たちの行動を無言でじっと窺っている様子です。暗闇も相俟ってヤバイ取引でもしていそうな気配(勘ぐりすぎ?)。

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とにもかくにも、ちょっと怖くなった私はツレを促してそそくさと退散です。

なお、トロール中の警官がJao Mae Tub Tim Shrineの手前で引き返していました。たまたまだろうとは思いつつ、もしかしたら中国系のお寺ということであまりタイの警察が介入できないエリアだったりして……。まあ、これは私の好奇心剥き出しな憶測ですけどね。

以上がSoi Bintabaht訪問メモでした。言うなればこれは大人の社会科見学。いろいろ勉強になりました。

 

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