バンコクからロットゥー(乗り合いバス)に乗ってホアヒンまで辿り着いた私とツレ(*詳しくはこちらから)。宿に荷物を置き、真っ先に行ったのはやっぱりビーチのチェックです。
高級リゾートがズラリ!
端から端まで約5kmもあるというホアヒン・ビーチ沿いにはアナンタラやアマリ、ハイアットリージェンシーにインターコンチネンタル、マリオットなどなど、名立たるホテルがズラリ。例えるならばヴェトナムのダナンみたいな感じでしょうか。
下調べをしないまま現地へと乗り込んだ私たちは、この光景にやや圧倒されてしまいました。良い意味でもっと田舎臭い場所だと思い込んでいたんですよね。
ホアヒンを訪れたのはコロナウイルスが感染拡大していった2020年2月半ば。タイ政府が中国や韓国からの団体ツアー客を実質的に受け入れ拒否していた時期です。
その影響もあって客層はほぼ西洋人。もっと言うと、年配の方が大半を占めていました。経済的にも時間的にも余裕のありそうなオーラがプンプン。
そんなラグジュアリーで落ち着いた雰囲気のビーチに、貧乏ヅラした日本人2名――明らかに場違いです。しかし、めげずにトボトボ歩いてみました。
庶民的なエリアも一応あります
すると、急に庶民派エリアが! ショッピングモールのMarket Village近くを出発点に、だいたい1.5kmほど北上したあたりがその一角です。
国鉄の駅やHua Hin Night Marketからビーチへ向かうと、ドンピシャでこのローカル・ゾーンに出るイメージ。写真上の通りお土産屋さんも並んでいて、それなりにワチャワチャしています(有料の公衆トイレも有り)。
地元っ子はビーチにクーラーボックスを持参し、ピクニックするのが定番。海に入っているタイ人はほとんど見当たりませんでした。
なお、ビーチでの飲酒はOKながら、タバコは罰金1000THB(約3500円)。海沿いを2km強歩いて見かけた喫煙所は1か所のみと、いかにも最近のタイらしい徹底ぶりですよね。
そうそう、ホアヒン・ビーチと言えば乗馬が名物アクティヴィティー。たくさんの馬が待機していました。
が、実際に乗っている人は皆無。ビーチベッドに寝そべってのんびり過ごすのが十八番の西洋人の方々は、目もくれません。
記念写真好きの中国人・韓国人ツーリストが多い時期なら、この商売もボロ儲けなのでしょうか。ご参考までに、2020年時点での相場は30分200~300THB、1時間400THB。
本音を書くと……
今回のブログのお題にホアヒン・ビーチを選んでみたものの、書きはじめたらさほど触れることがないという……(苦笑)。正直なところ、期待外れだった感は否めません。
ビーチの長さは十分にあっても幅は狭く、水の透明度もイマイチ。ツレとは「伊豆の白浜みたいだね」って話していたくらいです。少なくとも「絶対にこの海で泳ぎたい!」とは思いませんでした。
でも、よくよく考えると大都会バンコクから車で3~4時間の場所にあり、海沿いの道は大型ホテルで埋め尽くされているんですから、そりゃそうなりますよね。離島レヴェルの綺麗さを求めた私たちが悪い。
とはいえ、浜辺から見える高級リゾート・ホテルのプールは物凄く素敵だし、観光スポットとは思えないほどビーチに客引きは少ないし、海は遠浅だし、街を歩いていても危険な犯罪の臭いは一切なし。結論としては、お子様連れのグループに持ってこいの場所かと思います。
ちなみに、私的に期待外れだったのは今回ご紹介したホアヒン中心部のビーチに限った話。山間部をはじめ、少し離れた場所は期待を遥かに上回る楽しさでした。
そのへんのお話は追々ということで、今回はここまで。また次回も読んでいただけたら嬉しいです。
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