FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。

移動手段は? 料金は? 所要時間は? バンコクからフアヒンまでの行き方をザックリ解説!

今回から平常通りの旅ブログに戻ります。次なる目的地はフアヒン。〈ホアヒン〉ってカタカナ表記されることも多いのですが、何となくヴェトナムのホイアンと混同するため(えっ、しないって?)、このブログでは〈フアヒン〉で統一することにしました。

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フアヒンとは1920年代後半ラーマ7世の別荘が建設され、それを機に栄えた海辺の街。バンコク南西約200kmに位置し、わりと手軽に行けるビーチ・リゾートとしてタイ人にも大人気のエリアです。

バンコクの友人がSNSにバカンスの様子をアップしていて、ついつい私たちも寄ってみたくなりました。ということで、フアヒン滞在記第1弾は手始めに移動の様子をお伝えしましょう。

 

主な移動手段は3つ

バンコクからの主なアクセス方法は、①タクシー②電車③バスのいずれか。無論、もっとも値が張るのは①のタクシーです。12GOで検索したところ相場は市内から2000~3000THB(約7000~10500円)でした。所要時間は3時間弱

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②はフアランポーンから国鉄特急列車に乗って4時間前後。価格はファーストクラスで約1000THB(約3500円)、セカンドクラスで440THB(約1500円)だそうです。意外と高いものですね。

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そして③のバスモーチットミニバン・ターミナル(2018年に完成した方:写真上)からロットゥー(乗り合いバス)を利用すると215THB(約750円)。おそらくエカマイ発もそんなに運賃は変わらないはずです。

ちなみに大型バスの場合は300THB(約1050円)前後。所要時間は3時間半~4時間。①~③どれを選んでも時間的には似たり寄ったり?

この中から私たちは③をチョイスしました。ただし、ターミナルへは行かず、宿泊していたカオサン地区にあるツアー会社Mama Travelで手配することに。価格は1人400THB(約1400円)。モーチットorエカマイまでの移動の手間を省けるのだから、これくらいの上乗せは妥当かな~と考えた次第です。

 

あれ? 全然スムースじゃない……

移動日当日。朝9時30分発→13時00分着予定の便を予約し、出発の30分前までにチェックインするよう言われたので、8時50分にMama Travelのオフィスへ行きました。

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が、しかし、まだオープン前。写真上の通り複数組のツーリストが待ちぼうけを喰らっていました。

8時58分にやや慌て気味でスタッフ到着。寝坊でもしたのかな? そこからバタバタとチェックイン手続きがスタート。

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大きなカバンは1人1個までというルールだったらしく、バッグパック2つ/ハードケース1つを持っていた私たちは100THB(約350円)の追加料金を取られました。

そうこうしているうちに9時20分カオサンを出発。3人掛けシートに大人が4人座らされ、車内はギュウギュウです。運転手さんからは「10分だけ耐えて!」と一言。

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9時40分エカマイで何人かの旅行者が下車。アユタヤ行きフアヒン行きに振り分けられ、後者の私たちはさらに車で15分ほど走ったところにある停留所へ。

9時55分、指示されるがまま他のミニバンに乗り換えです。ここで何の説明もなく気付けば20分以上も待機。「この調子で13時に着くのかしら?」と流石にやや焦りを覚えました。

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初めての一人旅でタイに来たという白人の女の子も、「フアヒンに行くよね? 大丈夫だよね?」と心配そうな表情。話を聞いてみると、バンコクから日帰りでのフアヒン観光なんですって。そりゃ、不安になりますよね。

とはいえ、はっきりとした現在地すら把握できていない私たちは、もう信じて待つしかありません。

 

最後まであわあわ

どうやらMama Travelを介してロットゥーを利用するプランだったようで(そんな説明書きは一切なかったけど……)、ある程度乗客が集まらなければ発車しないことが判明。

で、それなりに座席が埋まった10時半、ようやくフアヒンに向けて今度こそ本当に出発です。

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途中、地元の人が乗ったり降りたり、「トイレに行きたい」とのおばちゃんのリクエストに応えてガソリンスタンドで小休憩したりながら、14時00分に目的地フアヒンへ到着しました。

大した移動距離でもなく、渋滞だってなかったのに、予定より1時間遅れって……。

そういえばMarket Villageというショッピング・モールの前(写真下)がドロッピング・ポイントと言われていたにもかかわらず、Wat Hua Hin(ワット・フアヒン)の前で降ろされかけました。

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後から調べたらMarket Villageとそこまで離れていなかったものの(でも歩ける距離じゃないです)、まったく土地勘のない私はあわあわ。隣のローカル女子が親切に教えてくれて事なきを得た感じです。

この経験から学んだ教訓。ロットゥーの運転手さんは英語が通じない人も多いですし、自分たちがどこで降りるかくらいはしっかり把握しておきましょう。まあ、これは基礎中の基礎か(笑)。

そんなこんなでトータル4時間半。何度か不安な気持ちにさせられつつも、無事フアヒンまで到着しました。最初からロットゥーだとわかっていれば不安も不満もなかったと思われますけどね。

なお、私たちはカオサンに泊まっていからこの方法を取っただけで、バンコクの主要ターミナルだと40分~1時間間隔ミニバン/大型バスが出ているとのこと。

 

同じロットゥーに乗り合わせた白人ギャルのように、バンコクから日帰りでフアヒンへ行くのも不可能ではないです。

バンコク旅がマンネリ化してきたら、ふらっとリゾート気分を味わうのはいかがでしょうか?

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でもその前にまずは1日も早く渡航制限完全解除されることを願うばかり。私もツレも旅に出たくてウズウズしています。

さて、次回からしばらくフアヒンのネタが続きます。お時間があればまた覗きに来てやってくださいませ。

 

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