前回のブログでは、周囲の猥雑な雰囲気も含めて個人的にとても気に入ってしまった(!?)プロンポンのゲストハウス「Rezt Bangkok(レスト・バンコク)」について書いたので(*詳しくはこちらから)、今回はそこから徒歩で行けるイサーン料理(タイ東北部の郷土料理)のレストランをご紹介します。
在タイ日本人にも大人気!
お店の名前はBaan Esan Muangyos(バーン・イサーン・ムアンヨット。場所はBTSプロンポン駅5番出口から大通りをしばらく進み、スクンビット・ソイ31を右折。300~400mほど直進したところにあります。
スクンビット通りを挿んでソイ(小路)が奇数番号なのは北側、偶数なのは南側。周りにバービアが密集するRezt Bangkokは偶数側のソイ22(写真下)、対するBaan Esan Muangyosは奇数側。同じ街なのに雰囲気がまったく違います。
奇数側にはフジスーパーを中心としたジャパン・タウン的な一画もあり、わりと品は良さげ。Baan Esan Muangyosも元日本人駐在員だった知り合いに教えてもらいました。「安くて旨いレストラン」として在タイ日本人からも大人気なんだとか。
訪店したのは火曜日の20時前。ド平日にもかかわらずほぼ満席です。前情報通り日本人のグループも数組いましたが、大半はローカルの方々。また、上品な偶数側のソイとはいえ、奇数側からもすぐ来られるせいか、店外デートに使っている殿たちが目立ちました。
営業時間は16時半~翌2時半までとかなり遅めで、いろいろ使い勝手が良さそうです。あっ、別にアフター的に利用するとかそういう話だけじゃなく、この近辺はゲストハウス/ホテルも多いため、小腹が空いた時に美味しい夜食にありつけますよ……的な意味です。
味も値段もサービスもGOOD!
着席するや、こんもり盛られたハーブがテーブルに置かれました。メニューに目を通すとしっかり日本語でも表記されていて、こういう部分からも日本人客の多さが窺えます。私たちは2名で5品をオーダー。ツレの大食いっぷりを考えたら、2名でこの量だと平均よりはやや多いのかも。
写真の左上はカニ漬け入りのソムタム(60THB/約216円)。続いて左下が豚肉のラープ(100THB)。このあたりはイサーン料理のド定番。外すわけにはいきません。辛い物が得意な私には程良い味付けだったものの、ツレにはラープが少し辛かった模様。
そんなラープと相性抜群だったのが右上のフライドライスです。「お米には汁物をマストで付けたい派」の私は右下のトムヤムクン(150THB/約540円)も注文。いま思うとイサーン料理店に行ったのだから、スープはトムセップにするべきだったかな? 数日前にチェンマイで食べたこともあり、この時は気分でトムヤムクンにしてみました。
そしてこれ(↑)。イサーン風ソーセージ(100THB/約360円)、いわゆるサイクローク・ソーセージです。焼かれていないものを初めて食べました。そのままだと独特の生臭さがあって「ちょっと苦手かも……」と感じてしまいましたが、付け合わせのライム(皮ごと細かく刻まれていました)やピーナッツ、パクチーと一緒に口へ放り込むと、これが絶品! お酒が進みます。
その他、大瓶のチャンビールが90THB、氷が20THB(約72円)。レストラン価格で考えたらお手頃だと思います。アペタイザー欄に載っていたカシューナッツ(100THB/約360円)だけやけに高いと感じたくらい。
総じて「流石は人気店!!」といった印象で、お料理の味も、値段も、サービスも文句なしのBaan Esan Muangyos。プロンポンに宿泊していなかったとしても、わざわざ出向く価値はあります。
以上、今後のバンコク旅行を見越した自分のための忘備録的ブログでした。最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。
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