チェンマイからバンコクへ戻る飛行機の中で、機内誌に載っていたある広告に目が留まりました。Airportels(エアポーテルズ)? 空港からホテルまで荷物を運んでくれるサービスのようです。
この日私たちは午前中にドンムアン空港へ着いた後、次の宿泊先であるプロンポンにバックパックを置き、野暮用でカオサンへ行かなければいけませんでした。
時間帯的に空港からカオサンまでバスを利用しても30~40分程度で到着するのに……めちゃくちゃ面倒臭い。
だからといって巨大なバックパックを背負いながらカオサンをウロウロするのはまっぴらご免。これはもうAirportelsを使わない手はないです。広告を見つけたのは言わば運命!
申し込みから受け取りまでの手順
ドンムアン空港に降り立ち、さっそくAirportelsのカウンターへ向かいました。場所は国内線ターミナルの1階、9~10番ゲート付近です。
当日にバンコク市内で受け取る場合、費用は1つの荷物につき199THB(約720円)。お金の話ばかりで恐縮ですが、公共の交通機関を使ったとしてもドンムアン空港→プロンポン→カオサンまで140THB(約505円)くらいはかかるので、時間のロスなども踏まえると決して高くはないかな~と思います。
手続きはめちゃくちゃ簡単。送りたい荷物の個数とホテル名、メールアドレスを伝えて、パスポートを提示。係の人がホテルに電話して宿泊者リストに私たちの名前があるかを確認。確認が取れたら支払いを済ませ、受取書をもらう――以上です。
ホテルを予約した人の名前で申し込んだ方がよりスムースに手続きできるっぽいです。「荷物を受け取る際にはホテルのフロントでパスポートと受取書を見せてください」と言われました。
しばらくすると「荷物を預かりました」的なメールを受信。こういうところも凄くちゃんとしています。
さてさて、カオサンでの用事も無事に済んだ夕方頃、Airportelsからまたまた1通のメールが届きました。今度は「指定の場所に荷物が到着しました」という報告。しかも写真付きです(下掲の写真参照)。
あとはホテルへ行って荷物をピックアップするのみ。フロントでは受取書の提示は求められませんでした。まあ、よくよく考えたらチェックイン時にパスポートも見せていますし、そこは緩くても良いのかな(いずれにせよ、これに関してはホテル側の問題ですけどね)。
日本語でネット予約も可能!
ドンムアン/スワンナプーム空港⇔バンコク市内にある宿泊施設への配送の他に、MBKやターミナル21、セントラル・ワールドなど人気ショッピング・モールからも空港に送れるらしいです。ついつい買い物をしすぎてしまう方には大助かりなんじゃないでしょうか。
また、配送のみならず、空港で預かってくるサービスもありました。バンコクから地方へ旅行する時にこれは便利。LCCで航空券代を安めに上げても、結局は受託荷物の手数料が結構かかってしまい……みたいな問題もあっさり解決です。
費用は1日100THB(約360円)、5~7日間は500THB(約1800円)、26~30日間は2000THB(約7200円)。さらにパタヤとプーケットでも同内容のサービスが受けられるんですって。願わくばモーチットのバス停にもAirportelsを設置してほしい!
重い荷物を背負っての移動が大嫌いで、旅行中に何度も不機嫌になっていたなんちゃってバックパッカーの私。「なぜもっと早くAirportelsの存在に気付かなかったんだ!?」と少し悔しくなりました。
なお、オンライン予約もでき、ホームページは日本語でも表示されるという至れり尽くせりぶり。
Airportelsを利用すれば、早朝にバンコク入りした時もわざわざホテルへ立ち寄らずに空港から直で遊びに行けますし、深夜にバンコクを発たなければいけない時もホテルから荷物を送ってしまい、ギリギリまで観光して空港へ直行することが可能になるんです。
限られた旅行期間を効率良くフルで楽しみたい方はぜひお試しあれ。マジでオススメです(Airportelsのサイトはこちらから)。
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