FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。

離れの一軒家にお安く泊まれてしまうパンガン島のPhatra Hostel!

しばらく続いたパンガン島のネタもこのあたりで一旦終了。ラストは滞在中にお世話になった宿、Phatra Hostel(ファトラ・ホステル)について書きます。

 

なぜここを選んだのか

トランジット目的で1~2泊利用するだけなら、私たちは宿にこだわりません。ツレのイビキがうるさいのでドミトリーは控え、できればシャワーからお湯が出れば嬉しいな~程度。安いが一番。強いてこだわる点は立地ぐらいでしょうか。

しかし、それなりの期間をリゾート地で過ごす場合は話が違ってきます。立地条件に加え、専用バスルームWi-Fi、アルコールの販売時間ルールが厳しいタイにおいては冷蔵庫の有無を重要視。

荷物をドーンと広げられるよう面積はゆったりしていて、いっちょまえに清潔感も求め、暑がりなツレの要望でエアコン付きの部屋を選ぶようにしています。

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で、口コミを読みながらトンサラ周辺でいくつか候補を絞っていき、今回は部屋のサイズが50 m²と驚きの面積だったPhatra Hostelに決めました。広すぎませんか?

他の部屋はドミトリーか一般的なクイーンルームだったのに、なぜこの部屋だけ50 m²?  Phatra Hostelにした理由の半分は完全に興味本位ですね。

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到着してみると、私たちの予約した部屋は何と1軒丸ごと貸し切るスタイルでした。テラスも、簡易キッチンも、物干しラックもすべてがデカイ。

すぐ近くにはランドリーコンビニもあり、中~長期の滞在にはもってこい。さらに隣は空き地、なおかつレセプションやドミトリーのある本棟とは少し隙間が空いていて、他の宿泊客と必要以上に顔を合わせることがなく、騒音問題も気にする必要なし。家族向けの部屋だったのかな? 実際2人だと持て余してしまいました。

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もちろん、金にうるさい私が決定を下したのですから宿泊費もお手頃です。時期によるとは思いますが、1部屋1泊750THB(約2700円)。周辺のホテル価格と比べてもコスパ良すぎでしょう。

Phatra Hostelにこのタイプの部屋はひとつしかなく、空いていたら即押さえてしまうことをオススメします。

 

ファシリティーだけじゃなく立地も良し!

この宿の場所はトンサラ港から歩いて10分ほど。トンサラ・ナイトマーケットを抜け、1本目の道を右折して数メートル先にあります。

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毎週土曜に開催されるこのナイトマーケット、写真の通り駐輪場がドえらいことになるんですよ。「よくもまあ、自分のバイクがわからなくならないこと!」と感心するレヴェル。ここに徒歩で行ける優越感ったらないです。

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ナイトマーケットについて補足しておくと、フード系の屋台の他にもアクセサリー民芸品衣料品(フルムーン・パーティー仕様の蛍光タンクトップも盛りだくさん)に水着などもゲットできます。島内のショップで買うよりはいくぶん割安。また、私たちが行った時はカラオケ大会なんかも開催されていてローカル・ムード満点です。

このナイトマーケット以外にも、前回ご紹介したパッタイのいるPhangan Food Courtが徒歩1~2分(そりゃ通ってしまうわ!)。ビーチフロントじゃないぶん、代わりに利便性で勝負です。

ぶっちゃけ「海が目の前」っていうのは出オチみたいな感じがして、それだけで値段が跳ね上がるのは何だかもったいない……(もちろん素敵なんですけどね)。

どうせ景観なんて2日目には見慣れてしまいますし、そんなものは二の次です。ロマンの欠片もない女でゴメンナサイ。

 

お父さんの距離感が絶妙!

そしてファシリティーと立地に次いで高ポイントだったのが、宿を切り盛りするお父さんの距離感。陽性ヴァイブス全開で毎回ガツガツ話し掛けられると、最初のうちは楽しくても、だんだん疲れてきちゃうんですよね。

そこへきてPhatra Hostelのお父さんはパッと見ると不愛想というか、人見知りっぽいというか、「接客には不向きなんじゃないか?」っていうタイプの人。不必要に話し掛けてきませんし、何なら目も逸らされます。

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でも、きちんと宿泊客のことを把握しているんですよ。例えば、毎日ビールを買って帰る私たちを見て、禁酒日*詳しくはこちらから)に「今日はビールが買えない日だから、飲みたくなったら声かけて」なんてサラッと言ってくれたり。

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フルムーン・パーティーの日の夜に部屋でダラダラしていたら、「2人も行くんだろ? そろそろ渋滞するぞ。ソンテウ呼んでおこうか?」と心配してくれたり。

そうそう、まだチェックインする前のこと。私たちはPhatra Hostelへ向かう曲がり道を通り過ぎてしまい、なかなか宿に辿り着くことができませんでした(って言っても彷徨ったのは15分前後)。

するとお父さんが原付で探しにきてくれたんです。事前にフェリーの時間を伝えていただけで、別に電話したわけじゃありませんよ。

けれども、移動疲れしていた私とツレは、お父さんのことを悪質な客引きだと勘違いしてガン無視。いま思い返しても申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

お父さんも「Phatra Hostelの人間だよ、迎えにきたよ」的なことを先に言ってくれれば良かったのに……その不器用さも魅力ではあるのですが……。

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なお、お父さんも私もあまり英語を話せず、会話は常にたどたどしい感じ。このことがチェックアウト後にちょっとしたトラブルを引き起こすのですが、それについてはまた次回。

 

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