このブログのシハヌークビル編でもスーパーマーケットについて書きましたが(*詳しくはこちらから)、やっぱり旅先でのスーパー巡りはやめられない! ヘタなアクティヴィティーよりも全然楽しいです。もちろんパンガン島でも日課のようにスーパーマーケットをパトロールしていました。
小さな島で大手3社が競合!
パンガンにはトンサラ~バーンタイにかけて3つの大型スーパーがあります。1つ目はMakro(マクロ)。ここはコストコみたいな業務用スーパーです。
年会費無料のカードを作れば誰でも買い物することが可能。価格もかなり安いです。が、如何せん量が多い。長期滞在でない限り旅行者には不向きなので、今回は見学のみに留めておきました。
2つ目はTesco Lotus(テスコ・ロータス)。5年前に訪れた時はなかったのに……。パンガンにおけるテスコの進出とコンビニ軒数の急増は、このタイ旅行で驚いたトピックTOP10内に入ります。島がどんどん都会化している!
で、心弾ませながら来店してみたものの、品数は少なめで店内が薄暗く、なおかつ店員さんに覇気がなくて(たまたま?)、一度行ったきり足を運ぶことはありませんでした。ミネラル・ウォーターが6本以上からしか買えなかったのもマイナス・ポイント。
そんなこんなで、贔屓にしていたスーパーが3つ目のBig C(ビッグC)です。私の記憶が確かなら10年前にはすでに同じ場所で営業していたはず。8時~22時までと営業時間が長く、お客さんの数は一番多そうで、品揃えも安定している印象です。
BIG Cの何が良いか
ややハードルの高いMakroはさておき、比較的まだ新しいはずのTescoが伸び悩み、なぜいまなおパンガンではBig Cの一人勝ち状態なのか。
立地の問題以外にも、通りすがりについつい寄り道したくなる仕掛けがBig Cにはあるんですよね。例えば、不定期ながら週末になると駐車場に出現する屋台群。
この屋台、トンサラのナイトマーケットよりも特にカット・フルーツがだいぶ割安で、お惣菜の種類も豊富。ちょこちょこつまみ食いしてみた限り、クォリティーは高かったです。衣料品/日用品も扱っていて、地元の人がわんさか集まってくるのも納得。
さらに、スーパーに併設されたベーカリーも侮れず、滞在中は重宝させてもらいました。パンガンにはNira's Home Bakeryなど人気のパン屋さんもあるにはあるのですが、どの店もそれなりにお値段が張ります。
対するBig Cはバナナマフィンが15THB(約53円)、ディル入りバケットが30THB(約106円)と良心価格。タイ料理ばかりじゃ飽きてしまいますし、だからといってレストランで食べる外来モノのメニューは高いため、Big Cのパンで欲望を満たしていたわけです。
それとこれ(↑)。このミューズリー付きギリシャ風ヨーグルトのシリーズが大好きなんです。タイへ行った時の楽しみのひとつ。
コンビニで買うよりBig Cだと4THB(約15円)ほど安上がりで、朝食用とおやつ用に毎日買い足していました。
ケガした時にもBIG C
さてさて、パンガン滞在中に困ったことが起こりました。サンゴ礁で足の裏をザックリ切り、それを放置していたら翌日の夜ダイナミックに腫れるは膿むはの大惨事! 気付いたら歩くたびに激痛が走るまで悪化し、もう半泣き状態です。
とりあえずトンサラ港近くのワトソンズに行ってみるも閉店直後で時すでに遅し。その後セブンイレブンを何軒かハシゴしましたが、どこも消毒液の取扱はありませんでした(タイのセブンでは医薬品が買えます。詳しくはこちら)。
そこでBig Cへ駆け込んでみたところ、21時を回っていたにもかかわらず白衣姿のスタッフがビシッと待機しているじゃないですか。
「消毒液」を英語で何と言えばいいか知らなかった私は、身振り手振りで薬剤師の方に猛アピール。ちゃんと意図を汲んでくれ、無事に消毒セットをゲットすることができました。まさに神対応!
Big Cがなければ破傷風とかになっていたかも(大袈裟?)。とにかく本当に助かりました。この一件をもってパンガンでの私の推しスーパーはぶっちぎりでBig Cに決定。次回、島を訪れた際も毎日のように通わせていただこうと思っています。
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