プーケットやピピほどではないにせよ、パンガンの物価は首都バンコクよりも高いです。ガソリンも、コンビニで買うあれこれも……。まあ、離島だから仕方ないですけどね。
こと旅行者が多いハードリンにあるレストランの価格設定はホントに強気。バックパッカー気取りの節約派ツーリストである私たちには少々痛いです。
そんなパンガン島の中でもフェリーの発着するトンサラ港周辺は、他と比べてだいぶ庶民的なエリア。お財布に優しいレストランがいくつかあり、今回の旅でもトンサラを拠点に島観光していました。
ということで、旅行中にたびたび足を運んだお気に入りのゴハン屋さんを2軒ご紹介します。どちらもリーズナブルでローカルに大人気。いまのところトリップアドバイザーにも掲載されていません。
カオナーペットのお店
看板がタイ語で書かれていて、お店の名前が読めずにゴメンナサイ。場所はわかりやすく、Wasabi Sushiという日本ではあまりお目にかかれない類のド派手な巻き物を中心としたお寿司屋さんと、ファミリーマートの中間くらい。
Google Mapでは表示されなかったため、↑の地図はWasabi Sushiに合わせています。軒先にアヒルちゃんが吊るされているので、わりとすぐに見つけられるはず。
ここの看板メニューはカオナーペット(カオマンガイのアヒル版みたいな1皿)です。レギュラー・サイズが60THB(約220円)/大盛りが70THB(約250円)。
営業時間はマチマチで、7~8時頃にオープン、早い時は15時に店じまい、遅くとも17時にはいつもクローズしていました。
こちらがお店自慢のカオナーペット。お米は鶏で炊いたイエローライスか普通のスチームライスから選べます(別メニューで麺もあり)。
カオマンガイよりはややコッテリしていて食べ応えがあり、大食漢のツレも絶賛していました。2種類付いてくるタレがどちらもピリ辛で美味。片方は八角が効いているため、そこは好みが分かれそうです(ちなみに私は八角が苦手)。
なお、店内は比較的ガランとしているのですが、お昼時になると地元っ子がひっきりなしに訪れ、テイクアウトしていました。
いろいろ選べる麺屋さん
2軒目も店名が読めずに申し訳ないです。いい加減タイ語の勉強をしないとな~。こちらも場所はわかりやすくセブンイレブンの真裏。下に地図を貼っておきます(*こちらもピンポイントで表示されなかったため、目印のセブンに位置をセットしています)。
このお店はヌードル推し。麺の種類が豊富で、たまご麺と翡翠麺(この2つはホームメイドだそう)、太さの違う米粉麺、それとインスタント麺からチョイスできます。さらに汁なし/汁あり(鶏がらベースのクリアスープとトムヤムスープ)を選択。
ローストダックやワンタン、ミートボールなど、具材によって若干お値段が異なるものの、価格は50~70THB(約180~250円)程度でした。10~20THB(約35~70円)でいろいろなトッピングも可能です。
上の画像はクリアスープの翡翠麺with豚ワンタン(50THB)。海老ワンタンを食べたかったのに、3回行って3回すべて「今日は海老ワンタンがない」と言われてしまいました。
お次の画像はツレが頼んだ汁なしのたまご麺withローストポーク+豚ワンタンのトッピング(70THB)です。
麺、スープ、具材を自分で選ぶとか書くと「注文が面倒臭そうだな~」と思われるかもしれませんが、写真付きの英語メニューもちゃんとあり、そのあたりはまったく問題ないです。
ついでに、軒先で売っている魚のすり身の串焼きも絶品。お値段は確か10THBか20THBです。レモングラスがバッチリ効いていて、毎日これを食べていたら蚊に刺されにくくなるだろうな~と思いました。あっ、結構スパイシーです。
以上、パンガン島はトンサラ港付近のオススメ飯でした。写真映えなんて一切考えず、カワイイのカの字もありませんね。
だけど、もし私が金持ちになったとしても、洗練された高級料理じゃなく結局はこういうシンプルな庶民食を好んで食べそう。安上りな女です。
【お知らせ】東南アジアで買い付けてきたアイテムをこちらで販売中。春夏は水着やリゾート服を中心に、秋冬はアクセサリーを中心にラインナップしています。ぜひチェックしてみてください。
ランキング参加中。↓をぽちっとしていただけたら嬉しいです。