FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。

【閉業】パンガン島で見つけた日本人宿、その名もJaPhangan House!

プロフィール欄にもちょこっと書いている通り、近いうちオンラインショップは身内に任せて東南アジアへ移住し、私はセレクトショップ兼バーを、ツレはゲストハウスをのんびり営めたらな~なんて夢見ています(2人の目標が微妙にズレてるのってどうなんだろう……苦笑)。

で、旅先で日本人経営のお店を見つけるとついつい立ち寄り、願わくばオーナーさんにお話を窺いたいと思っている私たち。

パンガン島で言うと、以前にツレがトンサラ港の日本食レストラン、Japan Cafeへお邪魔しているのですが、今回は残念ながら経営者のご夫婦とお会いできず(長期休暇を取られているようでした)。

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で、何の気なしに島をバイクで走っていたら、日本&タイの国旗と〈JaPhangan House〉という文字の看板(写真上)が見えたため、いつものようにフラッと寄り道してみました。

 

日本人向けのゲストハウス

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トンサラからバイクで北上すること10~15分。フルムーン・パーティーが行われるハードリンの喧騒とはまったく異なる自然豊かな場所です。

看板に従うがままメイン通りを外れて木が生い茂る小路を少し進むと、カラフルなガーランドで装飾された建物が現れました。

この建物がゲストハウスであることはすぐにわかったのですが、如何せん宿はもう確保していたので、もしカフェを併設していたらお茶でも飲んで休憩するか……みたいなノリで白々しく敷地内へ。

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すると、猫を抱いた可愛らしい女性スタッフが表へ出てきて、「カフェはないですけど、良かったら見学していってください」とのこと。ありがたいです。勉強になります。

お部屋は男女別のドミトリーと、個室(ダブルルームと4名まで宿泊できるファミリールーム)から成り、中庭にはプールを完備。

共同キッチンも使い勝手が良さそうで、小ぢんまりとした素敵なゲストハウスでした。古民家をリノベーションしたという建物全体の雰囲気もイイ感じです。

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写真を撮り忘れましたが、3匹の猫ちゃんも暮らしていて(そのうちに1匹は数日前に迷い込んできたらしく、現在もここに住んでいるかは不明)、この子たちが愛おしいの何の。物凄い人懐っこく、一瞬で虜になりました。

 

めっちゃイイ人!

そうこうしていたらオーナーさんが登場です。明らかに寝起き!? こういうお昼寝付きの生活こそ、私たちが憧れているものに他なりません。もちろん、ちょうどロウシーズンでたまたまお客さんがいなかったから、っていうだけなんですけどね。お休みのところ騒がしくしてしまってゴメンナサイ。

もともと私たちはカンボジアシハヌークビルに移住しようと考えていたものの、変わり果てた街の様子に辟易し(*詳しくはこちらから)、現在は住む場所をゼロから探している最中。で、タイは大好きだけど、金銭的にもその他の条件的にも移住は厳しいだろうと端から決めつけていました。

しかしオーナーさんにゲストハウス開業の経緯をサクッと教えてもらい、目から鱗。「弁護士をつければ、いろいろうまくやってくれる」とか「3か月に1回ボーダータッチすればOK」とか、それはもうためになるお話ばかりでした。

その後もツレが謎のコミュ力を発揮し、島での暮らしぶりなどを根掘り葉掘り訊くものだから、隣にいる私は途中で申し訳ない気持ちになったほどです。なお、スタッフの女の子は旅先で出会い、フリー・アコモデーション方式でお手伝いしてもらっているんだとか。

若い子(別に若くなくてもいいけども……)が海外の離島に住み込みで働くって、めちゃくちゃ良い経験になりそう。自分がムダに遠回りしてきたような気がして、少し羨ましくなりました。

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さてさて、あまり長居するとご迷惑になるだろうとJaPhangan Houseを後にしたわけですが、とにかくとても刺激的なひとときでした。夢を形にした人の行動力ってホントに凄い。

そんな世界でがんばる日本の方を微力ながら私も応援したいと考え、何の役にも立たないよな~とは思いつつ、とりあえずこのブログで紹介しておこう、と。

今年6月にプレオープンし、グランド・オープンはこの記事を公開する数日後の2019年12月1日。日本人宿の魅力はその土地の情報を日本語であれこれ教えてもらえることや、いざという時に安心できることでしょうか。

なので、「パンガンに興味津々だけど、実際に行くのは何となく不安」という方には特にオススメしたい宿です。

だってほら、突然訪れた宿泊客でもない私たちにすら、親身になっていろいろお話を聞かせてくれたんですよ。

ブログをアップするにあってDMを送った時も、快く承諾してくださいましたし……。オーナーさん、その節はありがとうございました。ゲストハウスの成功をお祈りしています。

 

JaPhangan Houseの公式ホームページはこちら

 

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