前回のブログで書いた通り、バンコクからバス7時間/フェリー3時間強を乗り継いでパンガンに到着しました。この島を訪れるのは5年ぶり。何はともあれまずは「足」の調達です。
島での主な移動手段はソンテウ(乗り合いタクシー)かバイク。毎回ソンテウを使うとそれなりにお金もかかりますし、値段交渉もいちいち面倒臭いので、私たちの場合はバイク一択です(ちなみにペーパードライバーの私は、運転面をツレに任せっぱなし)。
着いた初日に大事故を目撃!
最初に言っておくと、パンガンでは旅行者の交通事故がめちゃくちゃ多いです。やたらとギブスをはめている外国人(主に白人)に出くわします。
今回も着いた初日にかなり大きな事故を目撃しました。ブレーキが効かなかったのか、それとも別の理由か、女性が悲鳴を上げながら勢いよく商店に激突したのです。身体が宙に投げ出される瞬間を見てしまいました。
お店のガラスは粉々。少しするとうめき声が聞こえなくなり、女性は気を失っている様子でした。生死に関わるような大事故。無事だと良いのですが……。
急な坂道が多いのに加え(特にフルムーン・パーティーが開催されるハードリン手前の道路はヤバイ)、明らかにバイクに不慣れな運転者が目立ち、さらに土地柄(と言ってしまっていいのかどうか……)酒に酔っていたり、酒以外の何かでブッ飛んでいる人もチラホラ。
自分たちがどんなに気を張っていても、巻き込まれる可能性だって少なくありません。実際この島を走っているとヒヤヒヤする場面はとても多いです。
ということで、これまではノーヘルでバイク移動を楽しんできましたが、着いて早々に見た事故の件もあり、今回はきっちりヘルメットを装着。
事故に遭った女の子もヘルメットを被っていたらあれほどまでの惨事にはならなかったと思いますし、暑かろうが、髪型が崩れようが、パンガンではヘルメット着用を激しくオススメします。
もっとも、ここ数年のタイの状況を考えるとパンガンでも近い将来ノーヘルの取り締まりが始まるような気はしますけどね。
ただし、2019年10月の時点ではノーヘルOK。検問も通過できていました。それでも5年前と比べたらヘルメット装着率が格段に上がっていたような……。
ゲストハウスでバイクをレンタル
話が前後しましたが、バイクは宿泊先のゲストハウスでレンタル。街のレンタル・バイク屋では1日250THB(約900円)なのに対し、私たちの泊まったゲストハウスは200THB(約715円)で貸してくれました。
日本の物価で考えると微々たるものながら、1週間バイクを借りるとこの1日50THBの差もなかなか馬鹿になりません。
レンタルするのに国際免許は不要で、デポジット代わりにパスポートを預けたら手続き完了。料金は前払いでした。価格以外にゲストハウスで借りる利点は、チェックアウトのギリギリまでレンタルできることと、わざわざバイク屋まで返却しに行かずに済むことでしょうか。
バイクに乗る前に車体の状態をゲストハウスのオーナーと確認し合い、お互いのスマホでバイクの前後左右から写真撮影。もしも破損した時のための証拠なんですって。それくらい旅行者のバイク事故が多いんだろうな~と思いました。
ガソリンはガススタで入れるべし
無事にパンガンでの足を確保したら、あとは地図をゲットして島観光をエンジョイするのみ。道路もシンプルで標識もそれなりにあり、よほど方向音痴でない限りは迷子になるようなこともほぼないはずです。
オススメはバイクや車の通りが少ない島の北西~北東部。キレイなビーチが次々と現れ、目的なんてなくてもただ走っているだけで南国気分をたっぷり味わえます。
で、ひとしきり走ったらお次は給油が必要。ガソリンスタンドの他に小さな商店の軒先でもビンに入って売られているのですが、私たちはいつも極力ガススタで入れるようにしています。というのも、純度の違いなのか、燃費が全然違うんですよ。
ハードヤオかハードサラッドあたりにセルフのスタンドもありましたが、ほとんどがスタッフの人に入れてもらえるスタイル。バイクを停めて給油口を開いて待てば、テキトーにやってくれます。何も言わなければ満タン。
レンタルする時に一応ガソリンの種類を確認しておくとスムースです(たぶんほとんどのバイクが「91」という種類)。
ガソリン代はバンコクに比べるとやや高く、リッター30THB(約107円)超え。同じ時期のバンコクは28~29THBくらいでした。
ほぼ空っぽの状態から満タンにしても80~90THB(約280~320円)で済むので、日本と比べるとだいぶ安いっぽいですね、よく知りませんが……。
そんなこんなで、パンガンへ行ったらぜひぜひバイクで島中を回り、自然を満喫してみてください。パンガン最大の魅力はパーティーではなく、美しい自然に他ならないと私は思っています。あっ、くれぐれも運転には気を付けて! タイの医療費はバカ高いことも最後に付け加えておきます。
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