過去3回はロンクルア市場を舞台に、「マーケット全体の概要」「バイクを借りる/乗る時の注意事項」「周辺のごはん屋事情」について書いてきた同ブログ。今回はいよいよお買い物編です。
そもそもここを訪れた目的は買い付けのため……とか言うと、何だかちょっとカッコイイ感じがしますが、最初に白状しておきます。
私とツレは、約1か月半前にBASEで「FAR-OUT」という名前のオンライン・ショップを立ち上げたばかり。まだまだ仕事と呼べるレヴェルではありません。
ロンクルア市場は業者向け
さて、このロンクルア市場は主に業者向けのマーケット。新品/古着問わず、皆さん大量に購入していきます。10~20個単位じゃないですよ。
例えばユーズドのTシャツ。下の写真のようなでっかい袋にギュウ詰めの状態のものをいくつも買っていく方が多いんです。
袋は黒Tや白Tなどカラーによって、もしくはサイズによって分かれていて、買い手が1つ1つの商品をチェックするなんてことはしません。
復路の中身は珠玉混合。海外から買い付けに来た人は、その中にあるほんの何%かのお宝で利益を生んでいるのでしょう。
もっとも、ある程度テーマ別に分類されているため、そこまでギャンブル性の高い買い物ではないと思いますが……。
この袋ごと買う形式だとロンクルアはめちゃくちゃ安いです。しかし、在庫を置くスペースのない私たちはこの買い方ができませんでした。
ある程度の数を買えば値切れます
とはいえ、巨大袋単位で買わずとも、10~20個を超えたら、それなりにディスカウントしてくれます。
新品の水着もバンコクのチャトゥチャック市場やプラチナムモールの卸値で買うよりは3~4割程度安かったです。
ただし、いくつか注意事項があって、卸売系の市場なのに同じ柄/サイズをまとめて10個単位でゲットしようとしても、在庫切れな店がほとんど。微妙に柄や形が違ったりして、ネット販売しにくいです。
また、ごく稀に物凄く汚れていたり、色落ちしたりしているものが混ざっています。どういう方法で保管していたのか疑問になるほど。
とてもとても日本じゃ売り物になりません。だからといってお店の中で細かく確認することはほぼ不可能なので、値段が安いぶん、そこは諦めましょう。
個人的なショッピングはどう?
なお、フツーに観光で行ったとしてもほとんどのお店が1アイテムから購入可能。この旅では自分用にショッピングする時間がほぼなかったものの、ご参考までに以下、私の戦利品を並べてみました。
ゴールデンゲート市場の近く見つけたシルヴァーのピアス。確か100~150THB(約350~530円)だったはずです。重量感もそこそこあり、絶賛ヘビロテ中。
なお、便宜上ひと括りで語られることの多いロンクルア市場は、実際のところ5つのマーケットで構成されていて、ゴールデンゲート市場は一番手前のスワンナソン通り側に位置しています(※詳しくはこちら)。
山岳民族っぽい織物で出来たショートパンツ。こちらはベンジャワン市場で発見。値段は完全に忘れました。しっかりした作りで、近所を出歩く時や水着の上に着用してます。
古着のタイダイTシャツとワークシャツ。前者は「ジョーズ」のロゴに一目惚れ。200THB(約700円)しなかったと記憶しています。
1個単位で買う場合はバンコクの相場とさほど変わりません。しかも、膨大なお店/品物の中からチョイスするため、効率が悪すぎます。
結論を言うと、大量買いする予定がなければ、わざわざロンクルアまで行く必要はなし。チャトゥチャック市場を筆頭とするバンコクの古着屋で十分かと思います。
ただし、スニーカーに限っては例外。扱っている量がハンパじゃなく、そのぶん掘り出し物も多い旨を最後に付記しておきます。
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