FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。

トランジット目的で泊まったヤンゴンの宿が意外に良かった!

よほど時間に余裕がない限り、大半のツーリストはミャンマー国内の移動を飛行機にするはず。で、航空券を調べてみると、ヤンゴン発のバガン行きもマンダレー行きもヘーホー行きも、午前中に便が集中していますよね。

ヤンゴン市街地の道路状況を踏まえたら、フライト前日は念のため空港近くの宿に泊まろうって人も多いんじゃないでしょうか。実際に私もそうしました。

ということで、今回は空港からタクシーで10分ほどの場所にあるPalm Spring Resortに宿泊した感想を書いてみます。

 

2014年に改築! まだまだ清潔!!

成田からANAの直行便でヤンゴンに着いたのは16時20分くらい。両替を済ませて空港でタクシーを捕まえ、ホテルには17時過ぎに到着しました。運賃は7700チャット。やや吹っ掛けられてる感じもしつつ、移動疲れもあってここは妥協です。

まず、スタッフの方の英語がゆっくりでとっても聞き取りやすく、チェックイン時の初っ端から好印象。おそらく私があまり英語をしゃべれないことを察知してくれた模様です。後日宿泊したスーレー・シャングリ・ラヤンゴンのスタッフは、何度か英語苦手アピールしたものの畳み掛けるように説明してきて、少しイラッとしたこともあり、振り返ってみてもこの臨機応変な対応は素晴らしいと思います。

で、2012年オープン/2014年改築というだけあって、建物はまだまだ新しく、お部屋も清潔(そしてまあまあ広い)。Wi-Fiはストレスを感じない程度のスピード(速いわけではない)。

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シャワーの音圧も良好で、温度調節にやや苦戦しつつ、水回りは問題なし。アメニティーも普通に揃ってました。

 

異様に充実したファシリティー

ホテルの中には、プール、スパ/マッサージ、サウナ、ミニ・ゴルフ、フィットネス・ジムに加え、何と美容院まで存在! 需要はあるのかな? とにかく、客室数64に対してこのファシリティーは凄いです。

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なのに、レストランは1つだけ。何かを削ってでもレストランかカフェかバーを増やした方が、宿泊客はお金を落とすのではないかと、ふと思ったり思わなかったり……。

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なお、ホテルの周りはこんな感じ↑。道を出て左右それぞれ10分ほど散歩してみましたが、コンビニもレストランもないため、宿泊日は腹を括ってホテルの中でのんびり過ごすしかないです。

 

レストランの料理は出てくるのが遅い

そんなこんなで、ディナーはホテル内のレストランにて。タイをはじめとする東南アジア料理、和食、欧米料理と抱負なメニューのわりに、ミャンマー料理は少なめでした。

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せっかくヤンゴンにいるんだから、ミャンマー・スタイルのカレー・セットをオーダー。チキンは10ドルで、エビは12ドル。完全にホテル価格ですが、サービス料はなしでした。セットの内容はサラダ(トマトとキュウリのみ)と、「Balachoung」という肉味噌(?)が付いたもの。お味については、後日ミャンマー旅行中に食べたものをまとめる予定なので、そちらもぜひ。

サービス的に気になった点は、出てくるのが遅いところ。30~40分くらい待っている間に、ビールを追加してしまったので、肝心のカレーが登場する時にはすでにお腹いっぱいでした。逆に良かった点は、食後を見計らって冷たい水をサーヴしてくれたところ。

支払いはVISAもJCBもOKでした。

あと、食事を済ませて部屋に戻ると、夜用にベッドメイクされていてビックリ。日本の旅館みたいだな~と思いましたが、これ、他に泊まったミャンマーの2つのホテルでもすべて行われていたので、この国では定番のサービスなんですね。あまり部屋に入られたくない方は「Don't Disturb」の札を出しておきましょう。

 

早朝チェックアウトに嬉しい朝食ボックス付き

そしてチェックアウトの朝。早朝のフライトのためホテルで朝食を取れず、代わりに朝食ボックスが用意されていました。これはチェックインの時に希望を訊かれ、「サンドウィッチ(チーズ/卵)orフライド・ライス」「バナナor季節のフルーツ」「紅茶orコーヒー」からチョイスするスタイル。

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容器だけ大きくて中身は……って感じでしたが、このサービスにはプチ感動。国内線ターミナルのベンチでありがたく頂戴しました。

 

まとめ:トランジット目的でもプチリゾート気分を味わおう

ホテル名に「Resort」と付きつつも、いわゆるリゾート・ホテル感は薄くて規模も小じんまり。そこに評価は分かれると思います。名前から期待しすぎると肩透かしを喰らうパターン。

料金はスーペリア・ルームで90ドル/デラックス・ルームで150ドル←これは正規の値段なので比較サイトで見ればもっと安め)。近隣のホテルと比べると、高くはないけど、決して安いわけでもありません。

でも、トランジット目的に特化したビジネス・ホテ形態の宿泊施設よりは、開放感たっぷりで旅行気分を味わえますし、小さなお子さんと一緒の旅行だったら特にオススメできるホテルだと思いました。

 

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