FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

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タイのプチプラ・コスメ紹介 ~Browit by Nongchat編~

ここ数回の投稿では注目のタイ・コスメのメーカーを取り上げています。今回取り上げるするのはBrowit by Nongchat(ブラウンイット・バイ・ノンチャット)。

過去に紹介したブランド別の記事のリンクも下記に貼っておきました。お時間のある時に、チラッと閲覧していただけたら幸いです。

 

Browit by Nongchatとは?

Browit by Nongchatは、人気メイクアップ・アーティストのノンチャット・チャチャイさんがプロデュースするリーズナブルな価格帯のブランド。親会社はKarmart(カルマート)です。

デパコスほど敷居が高くないという意味も含め、けっこう大雑把に括ると、河北裕介さんの手掛ける&be(アンド・ビー)や、イガリシノブさんのWHOMEEフーミー)みたいな立ち位置でしょうか。

ディスプレイやパッケージにもたびたび登場するノンチャットさんは、10年以上に渡りタイ国内セレブのヘアメイクを担当。

例えば、国民的ドラマ『運命のふたり』に出演していたスージー・スシラー・エンジェリーナー・ネーンナーさんや、サッカー好きにはチャナティップ選手の元カノとしてもお馴染みの(?)メイ・ピチャナートさんを顧客に抱えているほか、確認できた範囲では2017年を皮切りにミス・ユニバースでタイ代表のメイク指導やスタイリングも行っています。

そして、名実共にトップスタイリストへと登り詰めたタイミングでBrowitを設立(※おそらく創業は2017年だと思われますが、正確な裏取りはできていません)。

また、Browitの立ち上げと前後し、サムローン地区に自身の名を冠した美容専門学校を開校したり、高級志向なCHAT Cosmetics(チャット・コスメティックス)やスキンケアに特化したTHA by Nongchat(THAバイ・ノンチャット)といった新ブランドを作ったり……。メイクの腕前のみならず起業家の才能も並々ならぬものがあるようです。

www.nongchatmakeup.com

 

販売員のオススメは?

EVEANDBOY(イヴアンドボーイ)の販売員さん曰く「Browitはメイク道具が抜群にユースフルよ!」とのこと。彼女のイチオシはブラシ類。毛先には本物のミンクファーを使用していて、物凄く滑らからしいです。

なかでも両サイドにシェーディングとハイライター・ブラシが付いたProfessional Duo Highlight And Contour Brush(490THB/約1960円)を、「めちゃくちゃ立体感が出るの!」とゴリ押ししてくれました。

ブラシ以外ではブレンディング・スポンジが秀逸だとか。キメの細かさとソフトな肌触りでファンデーションがムラなくキレイに塗れるんですって。価格は1個195THB(約780円)。

現役バリバリの多忙なスタイリストによるブランドだけあって、持ち手の形状、毛先の確度や毛量など、細部まで使いやすさ仕上がりの美しさを徹底追求しているのでしょう。

販売員さんは「プロのメイクさんや有名な美容系YouTuberもよくBrowitのメイク小物を紹介しているわよ!」とも補足。確かに良さそうです。

ただ、ブラシやスポンジは安物で済ませ、頻繁に取り換えるのが私のモットー。洗うのが面倒臭すぎて、良い商品をきちんとメンテナンスして長く使うよりもサクッと買い替えたいんですよ。

したがって、あれこれレコメンドしてくれたにもかかわらず、このへんは完全にスルーしました。ゴメンナサイ。

 

私はこの2点を買いました

Easy Drawing Brow Shadow Dark Brown

1つ目にチェックしたのはアイブロウ・パウダー。スワイメイク(タイ風メイク)の最重要ポイントであるフサフサフワフワな眉が描けます。

ゴールドに輝くパッケージや、緩衝材の役割を果たすベルベット調に加工された内箱が高級感たっぷり。定価159THB(約640円)には見えません。

中身は下掲の写真の通り。血色感をプラスしてくれる赤みがかったブラウンと、グレーがかったブラウンの2色パレットで、日本人の肌色にもよく馴染み、自然な仕上がりでした。

パウダーの粒子は細かめ&しっとり系。肌に密着し、持続力も申し分なしです。このアイテムを試した瞬間に、Browitの評判の高さが理解できました。

強いて注文を付けると、色別に区切られていないほうが自分好み。パレット上でそのまま色を雑にブレンドしたい派です(※そうこうしているうちに、Browitでも境目のない4色アイブロウ・パウダーが発売されました。次回ゲットしてみます)。

あとは、あまり発色が強くないため、薄眉の私はついついパウダーを乗せすぎてしまいがちでした。

乗せすぎたところで異様に眉が強調されるわけではないものの、たぶん自眉の濃い方ナチュラル・メイク好きな方に向いている商品なんだと思います。

 

Smooth And Slim Inner Eyeliner

もう1点は練り出しタイプのペンシル・アイライナー。Deep Brown※写真上)とBlackの2色展開で、定価は99THB(約400円)です。ペン先は2mmとやや細め。

タイで売れているアイライナーは軒並み耐水性耐汗性に優れていて、私は常に何本かストックしています。この価格帯でも本当に優秀。

そのなかでBrowitに感じた印象は滲み難さ。描いた直後でも全然滲みません。指でぼかそうとしてもダメでした。

繊細でシャープな線が引ける点はリキッド・アイライナーに近いのかも。リキッドは緊張するというか、ちょっぴり苦手意識のある私には大変助かっています。これはリピ買い確定。

 

どこで買えるの?

Browitが買える場所は、親会社のKarmart各店舗、セレクト系化粧品専門店のEVEANDBOYBeautrium(ビュートリアム)、ドラッグストアのWatsons(ワトソンズ)やBoots(ブーツ)、スーパーマーケットのBig C(ビッグC)やLotus’sロータス)などなど。

品数は少ないですが、セブンイレブンでも見かけます。それこそ販売場所をデパートや免税店に限定しているCHAT Cosmeticsに対し、Browitは特にバンコクだったら比較的どこでも入手可能。わざわざ探さなくてもそこら中で売っています。

簡単にゲットできて、手頃な値段で、かつ、同業者も太鼓判を押すほど高品質。Browit by Nongchat、かなり優秀です。

 

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タイのプチプラ・コスメ紹介 ~ZENN.TH編~

前回に続いてプチプラのタイ・コスメをメーカー別にフォーカスしていきます。今回、注目するのはメイクアップ商品に特化したZENN.TH(ゼン)。

本題へ入る前に、これまでに取り上げたブランド記事のリンクを以下に貼っておきました。暇潰しにでもご覧いただけたらめちゃくちゃ嬉しいです。

 

ZENN.THとは?

KEEEP MAKE UP SIMPLEをスローガンに掲げるZENN.THは、タイ×中国のハイブリッド・ブランド。

長らく韓国の独り勝ち状態が続いていたアジアのコスメ業界ですが、ここ数年はスワイメイクやワンホンメイクも話題に上がる機会がグンと増えました。

ちなみに、スワイメイク※スワイはタイ語でキレイや可愛いの意味)は、セミマットな肌と唇、長めに引いたアイライン、フサフサの太眉がポイント。

対する、ワンホンメイ※ワンホンは漢字で網紅と表記。網はインターネットを意味し、紅は人気の意味で、いわゆるインフルエンサーを指す言葉)は、真っ白な肌、キリッとした眉、そこに赤系のアイシャドウ&リップで華やかさをプラス……みたいな感じが一般的に言われている特徴です。

正直、チャイボーグ※チャイナとサイボーグを合わせた造語)にはじまり、純欲メイク白湯メイクなど、中華メイクの違いはイマイチわかっていません。

とにもかくにも、ZENN.THは2017年の創業当初よりアジア人女性にターゲットを絞ったアイテムを展開し、昨今のトレンドの追い風にしてメキメキと頭角を現したわけです。

補足として、中国・韓国・日本といった東アジア人の肌色に比べ、東南アジア人は色黒な方が多いものの、ファンデーションはだいぶ明るいトーンを選びがちです(※実際、タイのギャルたちは白浮きしまくっていて、至近距離で見るとかなり厚化粧)。

結果、ZENN.THのベース系アイテムは日本人にもフィットする、何なら日本のメーカーよりも白めのカラーが目立ちます。

個人的には簡素なパッケージに魅力を感じた次第。ミニマルシンプルなものを好む傾向が強いとされるZ世代狙いのデザイン戦略なのでしょう。皮肉にもこれが非Z世代の私に凄く刺さりました。

 

どこで買えるの?

タイ国内では大手ECサイトの他、EVEANDBOY(イヴアンドボーイ ※写真上)やBeatrium(ビュートリアム)、Lashes(ラシェーズ)で購入可能。現時点でWatsons(ワトソンズ)やBoots(ブーツ)には置いていません。

EVEANDBOYでの取扱店舗はSiam Square One(サイアム・スクエア・ワン)、アソークパタヤのTerminal 21(ターミナル21)、Mega Bangna(メガ・バンナー)、Future Park Rangsit(フューチャー・パーク・ランシット)、バーンカピのThe Mall(ザ・モール)。

BeatriumはCenterpoint Siam Square(センターポイント・サイアム・スクエア)、Asiatique(アジアティーク)、Secon Square(シーコン・スクエア)、ラマ9世駅前のG Tower(Gタワー)。

LashesはSilom Complex(シーロム・コンプレックス)、Central Westgate(セントラル・ウェストゲート)、Central Pattaya(セントラル・パタヤ)です。

タイの他にも、中国本土台湾シンガポールにも出店。詳しくは公式Instgramをご参照ください。

 

私はこれを買いました

Lip Care Oil

ZENN.THの看板アイテムが、189THB(約760円)のリップ用オイル。日本でもAmazonQoo10で買えます。言わずもがなタイで買ったほうが安いです。

天然植物由来のビタミンEをたっぷり配合したこのオイルには、古い角質を柔らかくし、縦ジワを目立たなくする効果が期待できるとか。

何が良いって、用途別でテクスチャーを選べるんですよ。色なしの無香料タイプは、昼用のLight(101)とPro(102)、そして夜用のPro Plus(103)の3種類。

私はProをゲットしました。「これで真ん中の保湿力なの? 最上位のPro Plusじゃなくて?」と品番を再確認したくらい、とんでもなくツヤツヤプルプルします。あまりにもテカるため、もっぱら就寝時に使用中。

一方の色付きは、昼用のLightがWhite Peach(01)とSweet Permented Rice(02)とMojito(05)。同じく昼用のProがFilbert(04)とChestnut(08)。夜用のPro PlusがSweet Potato(03)、Oat Milk(06)、Durian(07)。

色付きといえども、唇の上ではほとんど発色しません。色なしとの大きな違いは香り。どれも美味しそうなネーミングです。

私が買ったSweet Potatoは焼き芋っぽい甘い香りがほんのり漂いました。血迷ってDurianを選ばなくてよかったです(※たぶんあの匂いがするはず……)。

Pro PlusのSweet Potatoは、さきほどの無色無臭のPro以上にトロトロ。ハチミツを直塗りしたのと遜色ないレヴェルの保湿効果があるんじゃないかと思っています。

なお、パッケージのリニューアルに伴い、現在は商品を順次入れ替え中。上の写真2点は間もなく棚から消えるであろう旧デザインです。ご了承ください。

 

Creamy Inner Liner

大本命のリップ用オイルと併せてついで買いしたのが、練り出しタイプのアイライナー。カラーはRed(01 ※赤銅色)、Orange(02 ※栗色系)、Purple(03 ※深めの紫紺)、Green(04)、Black(05)、Brown(06)の6種類展開で、定価は249THB(約1000円)です。

一時期、01と02が軒並み品薄状態だったのは、おそらくワンホンメイがバズった影響。私は売れ筋の暖色系じゃなく、Greenをチョイスしました。

Creamy Inner Linerなる名の通りクリーミーなテクスチャーで、スッと滑らかにアイラインが引けます。もちろん、常夏のタイでは絶対に欠かせない防水防汗機能も装備。

気に入った点は直径1.8mmの芯。長らく愛用しているEttusais(エテュセ)のジェルライナーと同程度の細さです。

カラバリの豊富さと柔らかさはEttusaisに軍配が上がり、ZENN.THへ鞍替えするには至っていません。しかし、アイラインを指でぼかしたい派の方には、Ettusais以上に使いやすい気もしています(※このへんは好みの問題)。

 

他にも、色合わせがナイスな2色のアイシャドウ・パレット、ハイライトとシェーディングの一体型コンパクトなど、いろいろと狙っていたアイテムはありつつ、運悪く欠品していました。残念。

使い勝手の良い商品が多そうですし、今後もZENN.THは定期的にチェックしていくつもりです。優秀なアイテムを見つけた折にはまたご報告させてください。

 

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タイのプチプラ・コスメ紹介 ~Plantnery編~

久しぶりにタイ産プチプラ・コスメのメーカー別紹介ページを復活させます。今回は2000年創業のPlantnery(プラントネリー)をチョイスしてみました。

 

Plantneryとは?

Natural Effective Beautyをコンセプトに掲げるPlantneryは、天然植物由来のエキスで作られた美容製品を扱うブランド。

公式HPには「伝統的な有機農法で栽培した植物を主原料に、自然の力で肌本来の持つ美しさを引き出そう!」みたいな文言がドーンと載っていました。

一般的にオーガニック・コスメはどうしたって割高傾向になるなかで、Plantneryはプライス面でも消費者思い。円安が止まらない昨今、これは非常に助かります。

en.plantnery.com

 

SDGsの流れに乗って躍進中

もうすぐブランド設立25周年を迎えるものの、急激に市場規模を拡大したのはここ数年のこと。業績アップの主な理由は、世界的なタイ・コスメ人気の高まりと、何よりSDGsの潮流に見事フィットしている点が挙げられるでしょう。

いわゆるミッション・ビジョン・バリューがわかりやすく打ち出されたHPは、コーポレート・サイトのお手本的な雰囲気。

環境保全や地元農家への支援など、各種取り組みへのレポートを眺めているうちに、「この会社の商品を通じて社会貢献したい」という感情が芽生えてきます。

また、いまや当たり前化してきた動物実験を行わないクルエルティフリーや、リサイクル可能なパッケージの採用に加え、シュリンク包装の完全廃止によってプラスチック削減にも寄与。

「人間と自然は1つであり、切り離せないものである」なんて力強いメッセージに違わず、環境に優しい経営を徹底し、ユーザーの共感を集めまくっています。

 

どこで買えるの?

そんなPlantneryは、EVEANDBOYやBeautriumといった化粧品専門店をはじめ、タイ全土にチェーン展開しているドラッグストアのWatsonsやBoots、スーパーマーケットのBig CやLotus’sでも取扱中。

ただし、種類が豊富なのはやはりバンコクの一等地に構えるEVEANDBOYとBeautriumのサイアム旗艦店です。小規模店舗のWatsonsやBootsには置いていない場合も多々あるためご注意ください。

 

私はこれを買いました

同ブランドの看板商品はTea Tree Acne Careシリーズ。思春期ニキビにも大人ニキビにも対応し、スキンケア商品からBBクリームやルースパウダーまで、充実のラインナップ。

しかし、幸いニキビに困っていない私は売れ筋の同シリーズをスルーし、以下の2点をゲットしました。

 

CICA Centella Ceramide Eye Cream

1つ目は、前回の記事で掲載済み。タイへ行ってはいろいろなメーカーのアイクリームを買い漁っているなか、現時点でこれがコスパ最強だと感じています。

15g入りで定価249THB(約1000円)。なお、かなりの高確率でプライスダウンされていて、実際は199THB(約800円)で買えるケースがほとんどです。

しかも、この値段でアプリケーター付き。手を汚さず、手軽にさっと塗れるのもお気に入りポイントでした。

ツボクサエキスセラミド成分で肌に潤いを与え、皮下のコラーゲンとエラスチンの生成をサポート。目の周りのクマくすみを軽減し、小じわを目立たなくする効果が期待できるとか。

私の頑固なクマが消えたかどうか、ちょっと自己判断が難しい部分ではありつつ、やや硬め(濃いめ?)のクリームが肌に密着してくれるおかげで、保湿力の高さははっきり実感できています。

 

②VIT C Orange+ Bright Complex Intense Serum

もう1点は高知県産の柚子も配合した柑橘系の美容液。こちらの商品には、美白、しわの軽減、コラーゲン生成の促進、抗酸化作用を助ける働きがあるそうです。価格は30ml入りで229THB(約960円)。

Plantneryはアンチエイジングを謳ったPomegranateや肝斑対策を謳ったGrape Seed他、悩み別にさまざまな美容液を製造しています。

そのなかで柑橘系をチョイスしたのは、タイで灼熱の太陽にさらされ、日焼けしてしまった私に、Brightのワードがドンピシャで刺さったから。とろとろのテクスチャーと爽やかな匂いにテンション上がります。

 

いまのところ実際に試したのは2点のみ。特に②のVIT C Orange+はライン使いしたほうが効力を発揮する模様なので、化粧水クレンジングの買い足しも検討中。とりあえず、もうちょっとガッツリ使ってみたくなるブランドでした。

韓国のInnisfreeイニスフリー)やカナダのThe Ordinary(ジ・オーディナリー)あたりが好きな方ならPlantneryも気に入るはず。

最後に、ブランド別にタイ産プチプラ・コスメを取り上げた過去記事のリンクを下記に貼っておきました。併せてぜひぜひ。

 

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お土産にもピッタリ! バンコクで買ったアイクリーム3選!

来月でブログ開設から丸5年が経ちます。立ち上げ当初は、日本で泰流コスメが話題に上りはじめたタイミングとも重なり、タイ・コスメ関連の記事がよく読まれていました(※逆に言うと、その他の記事はまったくアクセス数が伸びませんでした)。

というわけで、いま一度、初心に返り(?)、これより何回かに分けて久々にタイ・コスメのネタを投稿します。今回はアイクリームについて。

 

アイクリーム探しの旅

コロナ前までの私は、Oriental Princess(オリエンタル・プリンセス)のAbsolute Treatment Extra Lifting Eye Treatment(※写真上)を溺愛していましたが、いつの間にやら廃盤。現在はアイクリーム迷子中です。

POLA信者の母にB.Aアイゾーンクリームリンクルショット・メディカルセラムをもらい、「流石にPOLAは格が違うわ」と感動しつつも、前者は税込1万9800円、後者は1万4850円。

前職を辞めて以来、旅行資金を確保するため、すっかりデパコス絶ちしてしまった私にPOLAは贅沢すぎます。なかなか手が出せません。

そこで、タイへ行くたびに身の丈に合ったアイクリームを探すようになりました。以下、その中間報告として現時点での優秀アイクリームTop3を選んだ次第です。

 

①Cannabliss Advance Eye Cream

目下のところお気に入りNo.1がこちら。発売元のPanacee(パナシー)はエカマイやラマ2世通りにクリニックを展開する、抗加齢分野を得意とした医療機関です。

2022年にタイで大麻が解禁されて以来、Panacee はCBD含有のスキンケア製品を積極的に製造。アイクリームはそのCannablissシリーズの中の1つです。

お値段は15g入りで定価990THB(約3960円)。タイ産ブランドにしてはやや高めながら、ドクターズ・コスメだと思えば許容範囲内でしょう。

ちなみに、クリニックへ行かずともEVEANDBOY(イヴアンドボーイ)やBeautrium(ビュートリアム)といった化粧品専門店で買え、時々キャンペーンで大幅にプライスダウンされています(※私は半額の495THBで購入しました)。

炎症を抑えて肌を強くするCBD、血行を促進して目の下のクマを薄くするカフェイン、肌の柔軟性を高めるワカメエキス、ボトックス注射と同等のシワ軽減効果があるとされるアルジレリン、肌の水分保持力を上げるセラミドを配合。

メーカーの説明文を読んでいるだけで、目の周りがふっくらしてきそうです。実際に心なしか血色は明るくなりました。伸びの良いテクスチャーと無臭な点もグッド!

 

CICA Centella Ceramide Eye Cream

暫定順位2位につけているのがPlantnery(プラントネリー)のCica Centella Ceramide Eye Cream。Plantneryのブランド紹介は次回に別途アップします。

高評価のポイントは価格と使用感のバランスです。定価は249THB(約1000円)。ただし、EVEANDBOYやBeautriumでよく200THB以下まで値下げされています。

ツボクサエキスセラミド成分で肌に潤いを与え、皮下のコラーゲンエラスチンの生成をサポート。①のPanaceeみたいに多角的な機能を備えているのではなく、とにかく保湿に特化したアイクリームです。

まあ、突き詰めると保湿が一番大事。極端な話、保湿さえしておけば大概の肌トラブルは防げるんじゃないかと思い込んでいます。①よりもクリームが濃厚密着感は高めでした。

 

③Herbals Under Eye Cream

第3位はインドで生まれたHimaraya(ヒマラヤ)のHerbals Under Eye Cream。「タイでわざわざインド・コスメを買うの?」と不思議に思われるでしょうか。

おそらくタイでもっとも売れているアイクリームはこれです。一時はサイアムのEVEANDBOYで品切れ状態が続き、店員さんに入荷日を訊いたこともありました。

15g入りが定価で189THB(約760円)、25g入りが299THB(約1200円)。類に漏れず、ここからさらなるプライスダウンは当たり前。日本でもAmazon楽天で買えるものの、タイだと4~5割弱の値段で購入できます。

最たる魅力はやはり安さ。このくらいプチプラだと節約中の私でも躊躇なく塗りたくれます。また、アーユルヴェーダのハーブを使用した低刺激をウリにしているので、敏感肌の方にもオススメ。4週間の継続使用でクマくすみが50%減少したとの臨床試験データも出ていました。

マイナス点を挙げるとすると、漢方系の匂い少し硬めのテクスチャーに好みが分れるかも(※私はすぐ慣れましたけどね)。

なお、①と②がアプリケーター付きなのに対し、Himarayaのアイクリームはアプリケーターなしの手で塗るタイプ。ズボラな私はハーブ臭よりも、手に付けなきゃいけない余計な1ステップのほうが引っ掛かりました。でも、この値段なら文句は言えません。

 

お土産にもピッタリ!?

上で紹介した3点の他にも、安さを追求するあまり自分には合わなかったBaby Brightの5Hya & Peptide Firming Eye Roller Serum(※そもそも同ブランドは若年層向け)をはじめ、現在進行形でいろいろ模索しています。

Cute Press(キュート・プレス)のGuess My Age Multi-Correcting Eye Creamや、Beauty Buffet(ビューティー・ビュッフェ)のLansley Revitalizing Age Defense Supreme Eye Serum、Beauty Cottage(ビューティー・コテージ)のTotal Excellence Skin Power Boost Eye Serumなど、まだまだ試したい商品も目白押し。

なかでも大本命Oriental PrincessのNatural Power C Miracle Brightening Complex Brightening Eye Gelです。

暫定1位のPanaceeで落ち着くか否か、答えを出すのはもう少し先延ばしにして、しばらくアイクリーム(ないしは目元美容液)探しの旅を続けていく所存。折を見て、当ブログでもその模様をレポートしたいと考えています。

最後に、私が若い頃はアイクリームってある程度歳を重ねた人が使う化粧品だったと記憶しています。で、ある程度歳を重ねた私にとってはすっかり手放せないアイテムとなりました。

しかし、スマホの見すぎで現代人の目や目の周りが急速に老化していると言われる昨今において、もはやアイケアは性別問わず全世代に推奨されています。

そうした風潮も相俟って、アイクリームやアイセラムって実はお土産にもってこいなんじゃないかと思うんです。どれも小振りでスーツケースやバックパックの場所も取りませんしね。

そんなこんなで、タイ土産の選択肢に目元ケア用品を入れていただけたら幸いです。コスメ専門店のみならず、ドラッグストアWatsons(ワトソンズ ※写真上)やBoots(ブーツ)でもわりと簡単にゲットできますよ。

 

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Platinum Fashion Mallのゾーン3がコスメに注力して大幅なリニューアルを敢行!

いつ行っても地元の若者でゴッタ返しているバンコクの人気ショッピング・モール、Platinum Fashion Mall(プラチナム・ファッション・モール)。

BTSの駅からやや離れてはいるものの、Central World(セントラル・ワールド)とスカイウォークで繋がっていますし、ピンクのカオマンガイの本店にも近いですし、チットロム周辺をブラブラするついでに何だかんだここもチェックしている旅行者の方は少なくないでしょう。

 

カオスなPlatinum Fashion Mall

このモールの魅力はやはりお値段。業者相手の卸売と個人相手の小売のどちらにも対応し、まったく同じ品物がChatuchak Weekend Market(チャトゥチャック市場)より安価で売られています。

ただし、おびただしい数のショップが軒を連ね、目当てのアイテムをなかなか見つられないのがPlatinum Mallのウイークポイント。3つのゾーンで構成されるこの商業施設は、とにかくワチャワチャしています。

レディース服、メンズ服、子ども服、アクセサリーをはじめ、一応フロアごとに大まかなカテゴリー分けはされているんです。

でも、「このゾーンのこの階はバッグ売り場ですよ」と区切ったところで、テナントが空くや、ジャンル関係なく新たなショップが間髪入れずに出店してしまい、バッグ売り場にはバッグ屋よりそうじゃない店が多くなる……みたいな事態が発生。

体験談として、ビキニを探しにPlatinum Mallを隈なくチェックしていた時、メンズ売り場のド真ん中にも女性用の水着屋を見つけ(※しかも目の前は男性下着店)、「流石に出店場所を考えろよ」と呆れたことがあります。

もはやフロアガイドなんてあってないようなもの? 私個人としてはよく巨大迷路と表現されるChatuchak以上にPlatinum Mallのほうが攻略しづらく、行くたびに「もうちょっと何とかならんかね?」と感じていました。

 

ゾーン3が生まれ変わる!

しかし、そんなPlatinum Mallのゾーン3が、今春に大幅なリニューアルを実施。まずは美容に特化した1~2階に新店が順次オープンしています。

リニューアルを象徴する存在なのが化粧品専門のセミセルフ型セレクト・ショップ、EVEANDBOYイヴアンドボーイ )。

近場のSiam Square Oneサイアム・スクエア・ワン)にある旗艦店や、アソークTerminal21(ターミナル21)にある支店と比べたら売り場面積が小さい点は否めません。

けれども、4U2(フォー・ユー・トゥー)などご当地のプチプラ・コスメはもちろん、バンコク女子の憧れである韓国コスメの売れ筋アイテムがギュッと厳選されていて、これはこれで凄く見やすいです。

また、私が訪れた5月上旬にはBeauty Buffet(ビューティー・ビュッフェ)やMillie(ミリー)の直営店が営業を開始していたほか、同26日にはMistine(ミスティーン)も開店を控えていました。

もっと言うと、その時点では5~6割の区画が工事をしていたので、今年の夏から秋にかけてどんどんブランドが追加されていくはず。

すでにアロマやヘアケア、カラコンや健康食品の専門店もあって、コスメのみならず幅広く美と健康を捉えたユニークなフロアになりそうな予感がしています。

なお、3階は加工食品(お土産用のお菓子かな?)、4~5階は民芸品インテリア小物といった具合で、他の階も絶賛改装中。こちらはまだ立ち入り禁止でした。

ゾーン3が生まれ変わることで、おそらく各ゾーンの立ち位置も多少は明確になり、Platinum Mallのゴチャつきがいくらか解消されるに違いありません。

パッと見た感じ化粧品関係のホールセールは行っておらず、Platinum Mallの持つ卸売機能がゾーン3にはあまり適用されなくなるのかも。

だとしても、ツーリストにとっては喜ばしい変化。いま現在、ゾーン3の改装工事が完了する時期は発表されていませんが、グランド・リニューアル・オープンする日を気長に待ちたいと思います。

 

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バンコクで買えるプチプラのヘンプオイル配合コスメ

複数回に分けてバンコクマリファナ事情を綴ってきた当ブログ。まだまだ話のネタはたっぷりあるものの、これ以上ダラダラ連投してそっち系の専門ブログ化するのは不本意なので、バンコク大麻シリーズは年内で一旦ストップします。

それを踏まえ、2022年も残りあとわずかとなったタイミングに、どうしても滑り込みでアップしておきたかったのが、今回のヘンプシードオイルを配合したタイ・コスメの紹介記事。

大多数の日本人はガンジャを吸いません。私も然りです。だからタイで合法化されたと聞いても、別に自分とは直接関係ないと思っていました。

しかし、バンコクの街を歩いてみて、非喫煙者である私にも美容方面であれば大麻合法化の恩恵に預かれることがわかったんです。

 

ヘンプシードオイルって何?

グリーンラッシュ真っ只中のタイではコスメ業界もこのバブル景気にガッツリ乗っかり、ヘンプシードオイル入りの新商品を次々と巷に送り込んでいます。

ヘンプシードオイルには保湿効果の高いオメガ3脂肪酸や、抗酸化作用のあるビタミンE、炎症を抑えるオメガ6脂肪酸などなど、お肌に良い成分が目白押し。

言わずもがな、保湿抗酸化作用アンチエイジングに必要不可欠。さらに抗炎症作用はニキビ、湿疹、肌荒れ、アトピーを緩和させる効果が期待されています。

もっとも、グリーンラッシュ云々とは関係なく、Kiehl'sThe Body Shopを筆頭に、ずいぶん前からヘンプシードオイル配合の製品を出していた世界的ブランドも少なくありません。

よって、すでにヘンプシードオイルを日頃のスキンケアに取り入れている方は、日本にもかなりの数いらっしゃるでしょう。

 

CBDオイルとの違いは?

混同されがちなヘンプシードオイルCBDオイルの違いを簡単に説明しておくと、前者はから抽出したもの。上述した通り、さまざまな栄養素が備わっています。

一方の後者は、大麻に含まれる物質のうちCBD(カンナビジオール)を中心に抽出したもの。リラックス作用があり、主にうつ病不眠症、自己免疫疾患の治療目的で活用されてきたのに加え、近年では美容の分野でも注目を集めはじめています。

CBDオイルにも保湿効果抗炎症作用があり、「ヘンプシードオイルよりも効き目が高いんじゃない?」なんて声も一部で上がっているほど(※諸説あり)。

ただし、現段階ではヘンプシードオイルのほうが市場によく出回っています。CBD含有量の多いものは少々お値段も張ります。

したがって、以下に挙げている製品は、わりと見つけやすく、なおかつ、気軽に手を出せるプチプラなヘンプシードオイル配合コスメに特化してチョイスしました。

 

私が購入したヘンプオイル配合の化粧品

①Hemp Seed Oil Serum【IN2IT】

1つ目は、定価259THB(約1000円)でIN2ITより発売されている9ml入りの保湿美容液※IN2ITに関する記事はこちら)。

「水分損失を防いで肌を柔らかくし、シミくすみを元の状態に戻してくれる」というのが、メーカーによる商品説明です。

本当にシミとくすみが消えるかどうかはもう少し使い込んでジャッジしようと思いつつ、トロッとした重めのテクスチャーが乾燥肌の私にもってこい。無臭なのも嬉しいポイントでした。

アルコール、鉱物油(ミネラルオイル)、着色料、遺伝子組み換え生物、防腐剤のパラベンは不使用で、安心して使い続けられそう。リピ買い確定です。

 

②HYA Hemp Seed Oil Bioactive Serum【U STAR】

お次もセラムヘンプシードオイルにヒアルロン酸を足したこの商品は、セール価格で129THB(約500円)でした。定価で買っても260THB。内容量は10mlです。

加齢に抗うのではなく、肌本来の力を引き出して皮膚細胞を修復するのが狙いだとか。具体的な効果として、弾力、潤い、ハリ、トーンアップを打ち出しています。

①よりも伸びが良く、みずみずしいつけ心地。もしかしてオイリー肌普通肌の人向きなのかもしれません。

とりあえず「日本の冬には保湿力が物足りない」と判断した私は、春先まで寝かせることにしました。弾力、潤い、ハリ、トーンアップはしばらくお預けです。

 

③HYA Bright Plus Hemp Seed Oil SPF30 PA++【Beautii Be】

3つ目はヒアルロン酸ヘンプシードオイルをプラスしたパウダー・ファンデーション。99THB(約390円)と破格ながら、これがなかなか優秀でした。

粒子の細かいサラッサラなパウダーは、肌に乗った瞬間に程良くしっとり。メイクの仕上げ時に重宝しています(※カバー力は低いです)。

カラーはC1C2の2展開。「タイ人向けのファンデは日本人の肌色に合うのか?」との疑問に対しては、「心配ご無用」とお答えしておきましょう。

確かにタイ人は日本人よりも平均して肌の色が濃いめ。でも、タイ人女性は自分の肌色より明るいトーンのファンデを選ぶ傾向にあり(皆さん、けっこう白浮きしちゃってます)、売れ筋のC1も私には白すぎました。

ご参考までに、日本のメーカーが出しているファンデだと、私はやや黄みがかった中間色を選ぶケースが多いです。白くはないけど、黒くもありません。本当に日本人の平均くらい……って、こんなんじゃ参考になりませんかね。

ちなみに、Beautii Beヘンプシードオイル入りファンデにはもう1種類、ヒアルロン酸の代わりにタナカ(柑橘系の木を原料とする日焼け止め効果の高い粉)を混ぜたタイプも出ています。

その名もTanaka Ultimate Powder Plus Hemp Seed Oil SPF30 PA++。店頭のサンプルで比較したところ、ヒアルロン酸入りのほうがマットでした。ツヤを求める方はタナカ入りもお試しあれ。

 

④Duo Gro Eyebrow【SIS2SIS】

最後はアイブロウ。定価は199THBで、レジ横のミネラルウォーターを同時購入すると89THB(約350円)になる謎のキャンペーン中でした。まんまとそのキャンペーンに釣られて購入した次第。

ペンシル眉マスカラが一帯になっているのが本品の特徴です。ヘンプシードオイル効果で滑らかなタッチが実現するのかと思いきや、別にそんなわけでもなく、際立った長所はありません(かといって、短所もありません)。

SIS2SISではヘンプシードオイル入りのアイラッシュ・マスカラも発売中。つけまつげ派の私はスルーしました。どちらもバラ撒き土産向き? 物珍しさから、友達や同僚との会話が弾むこと必至です。

 

どこで買えるの?

最後に、購入場所について。①②③はEVEANDBOYで、④はWatsonsでゲットしました。どちらもサイアム店です(※EVEANDBOYはこちらのページで、Watsonsはこちらのページで取り上げています)。

また、今回はヘンプシードオイルを配合したお手頃価格のコスメに焦点を絞りましたが、CBDオイル配合のコスメをお探しの方は、カオサンのPlantopiaに行くと、ある程度、まとめてチェックできます(※詳しくはこちら)。

ついでにもう1つ、サパンクワイのBIG C敷地内に出店していた仮設のディスペンサリーでは、ワンちゃん用のシャンプーまで売られていました(※写真上)。

マリファナを合法化した諸外国のなかでも、大麻ビジネスがこれほどのスピード感と規模感をもって化粧品業界まで波及した例は、現時点でタイの他にありません。だって、法改正からまだ1年も経っていないんですよ。流石は美容大国

日本では考えられない価格帯で販売されているのもありがたい限り。2023年の訪タイ時にも引き続きいろいろ試したいと思っています。

 

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タイのWatsonsでリピ買いしているオススメ商品

次に海外へ行けるのはいつになるやら。変異株だ何だとまだまだコロナの出口が見えない最中、こんなテーマのブログを書いてもねえ……。

そう思いつつ、かねてから無印良品コストコKALDIマニアによるオススメ●選的な記事が好きな私は、自分でもそれを書きたくなってしまいました。

で、「私が書けるのは何かしら?」と考え、とりあえずお題はタイのWatsons(ワトソンズ)で決定です。

 

美と健康をサポートするWatsons

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アジア最大級のドラッグストア・チェーンであるWatsonsがタイに進出したのは1996年。それから25年を経て、いまや売上店舗数もタイ国内でNo.1の地位を不動のものとしています。

地方へ行っても普通に目にするWatsons。マツキヨとかあのへんとほぼ同じ類ながら、みずから「Beauty And Wellness Retailer」と謳っている通り、Beauty部門の占める割合の多さが日本のドラッグストアとの一番大きな違いでしょうか。

前回ご紹介したコスメ・ショップのEVEANDBOY(イヴアンドボーイ *詳しくはこちらから)がバンコク都市部で幅を利かせる以前は、タイ化粧品の多くをWatsonsで購入していました。

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ついで言うと、EVEANDBOYに鞍替えして以降もバンコクへ行くたびにサイアムスクエア店*写真上)のWatsonsコスメ売り場は必ずチェックしています。

もっとも、タイ国内で500店舗以上を構えるWatsonsの中で、サイアムスクエア店のような大型店舗はほんのひと握り。大多数を占める小型店はコスメのラインナップがかなり薄いです。

よって、今回はどこの店舗にも高確率で置いてあるアイテムから、私がガチでリピ買い中の3点を超厳選してみました。

 

Watsons Watershield Plasters

まずは絆創膏。初端から華やかさゼロですね。タイだけじゃなく、インドネシア、フィリピン、マレーシア、シンガポールなど、東南アジア各地のWatsonsで購入可能な自社開発商品。注意力散漫で生傷の絶えない私には欠かせないアイテムです。

Watsonsの絆創膏はヨレにくく、粘着性密着性が高いにもかかわらず、なかなかの薄型通気性良好。自然治癒力に着目して設計されているとか。

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やはり高温多湿な土地だと、日本にいる時よりもだいぶ傷の治りは悪いです。普通に膿みます。そのへんの絆創膏で済ませた結果、まんまと傷口が悪化して地味にストレスを感じていました。

本製品と出会う以前は日本から高機能系の絆創膏を持参することもしばしば。しかし準備した時に限って出番がなかったりして……。

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そして、いまでは旅先のWatsonsでこれを見つけては余分に買って帰るほど。薄型でヨレにくいという特性は、とりわけ靴擦れの際に効果を発揮。靴擦れ箇所に貼った絆創膏がヨレてさらなる靴擦れを生む悪循環から私を解放してくれた次第です。

お値段は6枚入りのスタンダード型で15THB(約52円)。大小さまざまなサイズが存在する他、超強力ウォータープルーフ仕様のベージュ・タイプ(こちらはやや厚手)も売られています。

 

Naturals by Watsons Hair Oil

続いても自社のオリジナル製品で、絆創膏よりはギフト需要がありそうなヘアオイル。タイの女性は皆さん本当に美髪。ヘアケアへのこだわりが尋常じゃないことは売り場面積の広さからも推し測れます。

さて、Watsonsのオリジナル・ブランドの中でもNaturals by Watsonsナチュラルズ・バイ・ワトソンズ)は名前通り自然由来の成分にこだわったコレクション。

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ヘア&ボディ系だけでも、マルラ、アルガン、オリーブ、ココナッツ、ローズヒップカモミールポーポーアロエ……と、用途別にいろいろなシリーズが揃っていて、目移りすること必至です。

重くて日本へ持ち帰るのが大変なシャンプーやコンディショナーは泣く泣くスルーし、髪の傷みが激しい私はいつもマルラ*写真下)かアルガンのオイルを購入。

一応どちらも100mlで定価180THB(約360円)とあるものの、Watsons恒例の1Bセール(2個買うと2個目は1THBでゲットできるキャンペーン)、もしくは50%引きになっている日がほとんど。

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買い込んでおいたストックもコロナ自粛で底を尽き、無印良品までアルガンオイルを買いに行ったら100mlで4190円するんですね。メルヴィータだと50mlで3700円、ジョンマスだと59mlで5390円。やはりそれなりにします(そりゃそうだ)。

ちなみに、Watsonsの最大ライバル=Bootsが自社で作っているアルガン&ホオバアーモンド&ココナッツのオイル(150mlで定価は各130THB/約455円)も申し訳程度に推奨しておきます。顔も身体もOKで使い勝手が抜群に良いですよ。

 

Sparkle Triple White

3つ目はすっかりタイ土産の定番となった歯磨き粉。なぜタイで歯磨き粉かと言うと、欧米メーカーの製造工場がタイにあるからに他なりません。

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一番人気は「目覚めてすぐキスできる」という赤面キャッチフレーズでお馴染みのDentiste(デンティス *上の写真はWatsonsじゃなくてどこかのBig Cです)。ドイツ生まれのDentisteは、日本でもPLAZAやLOFTなどに置かれていて、定価は1320円。@cosmeNo.1歯磨き粉なる称号も手にしています。

ですが、私のイチオシはアメリカ生まれのSparkleスパークル *写真下)。位置付け的には永遠の2番手といった感じでしょうか。価格はAmazonで1680円。需要が少ないせいか、日本ではDentisteよりやや高めです(*タイではSparkleのほうが安価)。

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Dentisteは口臭予防、Sparkleはホワイトニングに力を入れているイメージ。とはいえ、Dentisteに比べてSparkleは若干ミント感が強く、よりすっきり感があるんですよね(*あくまでも個人の感想です)。そこが気に入ってSparkle派を貫いています。

もっとも、そのすっきり感の持続性についてはわかりません。「目覚めてすぐキスできる」をウリにしているのなら、たぶん持続性はDentisteの圧勝なのでしょう。

なお、どこにでも売っている歯磨き粉をわざわざWatsonsで買うのは、例の如く1Bセールや各種キャンペーンの対象にたびたびなっているため。定価の145THB(約507円)では購入した例がありません。

 

以上がワトソンズにおける私的リピ買いリストでした。Naturals by Watsonsに関しては、ライン使いできるティーツリーや米ぬか由来のスキンケア製品など、気になる新アイテムがいくつか出ていたので、コロナ明けに買ってまたレポートしたいな~なんて。早く行けるといいんですけどね。

 

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最新のタイ・コスメが欲しいならEVEANDBOYへGO!

泰流コスメをブランド別に取り上げた直近のブログ内で、何度も何度も登場しているEVEANDBOY(イヴアンドボーイ *公式HPはこちら)。

注釈も付けずうっかり名前を連呼していたことを反省し、改めてこのショップについて紹介しておきたいと思います。

 

EVEANDBOYって何?

EVEANDBOYとは化粧品専門のセミセルフ型セレクト・ショップ。SEPHORA(セフォラ)やISETAN MiRROR(伊勢丹ミラー)、FruitGATHERING(フルーツギャザリング)のタイ版と考えていただければわかりやすいですしょうか。

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なお、タイにもSEPHORAは進出しているものの、こちらはラグジュアリーなイメージ。お客さんのほとんどが駐在妻か外国人旅行者、もしくは国内の富裕層です。

一方のEVEANDBOYはローカル率が高め。学校帰りのティーンがお買い物している姿もよく見かけます。

置かれている商品の6~7割はタイのご当地ブランドで、残りを韓国と日本をはじめとした国外の製品が分け合っている感じ。

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タイは輸入関税がべらぼうに高く、プチプラ化粧品の日本代表CANMAKEキャンメイク)すらちょっとした高級品扱い。Estee Lauderエスティ・ローダー)やM・A・C(マック)他、デパコス・ランクのブランドに至っては信じ難い高額設定です(*日本で買ったほうがずっとお得)。

対するタイ国産はよそで買うのがバカらしくなるほど、●%OFFとかBuy 1 Get 1 Freeとか、大量のキャンペーンを常時打っていることも書き加えておきましょう。

*EVEANDBOYで買えるタイ・コスメの一例:4U2、Baby Bright、Beauty Cottage、Beauti Cute、Cute Press、IN2IT、Mistine、Srichand、TenTen他

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セミセルフ型とはいえ、主要ブランドのブースを担当する販売員は結構な確率でガツガツ接客してきます。彼女/彼らを前に「私はタイ語がわかりません」なんてアピールは一切通用しません。

ちょっとでも油断しようものなら、「良い色でしょ。凄く似合ってる!」と断りなくテスターを塗り付けてくるじゃないですか。気付くと私の手の甲から腕にかけては、リップのオイルやら、アイシャドウのラメやらでベタベタです。

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イヤホンを装着して臨んだ時も結果は同じ。タイ人パワー恐るべし。このやりすぎな接客を疎ましく思うのではなく、「仕事熱心で凄いな~」と頭を切り替え、いつからか拙い英語でオススメ品や使い方を尋ねるようになっています。

 

EVEANDBOYの始まりは地方のスーパー!?

それはさておき、この記事を作成するにあたってEVEANDBOYの歴史もざっと調べてみました。創業は2006年。泰流コスメがインドネシアやマレーシアといった東南アジア諸国を皮切りに、世界中でジワジワ評判を集めはじめた時期です。

1号店は意外にもバンコクじゃなく、タイ東北部のマハーサーラカーム県でした。創業者Hiran Tanmitr(ヒラン・タンミトル)氏の親御さんは30年もの間、この地でスーパーマーケットを経営してきましたが、外資系(Tescoかな?)の参入により業績が悪化。

そこで頼もしき2世が一家の生き残りを賭けて大胆に業態を変え、約10年間で店舗数を9つまで拡大しているんですよ。やり手すぎる!

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2017年10月には、以後3年の間に2~6億バーツを投資して年間4~5店ペースでショップを増やし、事業規模を2倍にする旨を発表(*英語版Bangkok Postを参照)。

現在タイ全土で14店舗と、当初の計画が順調に進んでいないのは、言わずもがなコロナウイルス感染拡大のせい。

それでも郊外にある大型モールへの出店を少しずつ増やすことで、いつ回復するかわからないインバンド消費には頼らず、ローカルに狙いを定めているあたりにHiranさんの策士ぶりが窺えます。

 

どこに店舗があるの?

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お店のロケーションは、BTSサイアム駅直結のSiam Square Oneサイアム・スクエア・ワン)や、アソークTerminal21(ターミナル21 *写真上)、Siam Premium Outlet Bangkok(サイアム プレミアム アウトレット)、Future Park Rangsit(フューチャーパーク・ランシット)、Mega Bangna(メガ・バンナー)、Big C(ビッグC)のカンナーヤーオ店など、やはり首都圏に集中。

また、地方でもパタヤやコラートのTerminal21(ターミナル21)、チェンマイMaya(マヤ)にもショップを構えています。

……って固有名詞の羅列でごめんなさい。完全に次の訪タイへ向けた自分用の備忘録です。オススメはEVEANDBOYが旗艦店と位置付けるSiam Square OneのLGフロア。売場面積の広さや商品ラインナップの多さは他店と比べものになりません。

さらに、ECサイトLINEのチャット機能でも購入可能。まったく仕組みを理解できていないLINE云々はしれっとスルーするとして、公式サイトでは店頭と同様にキャンペーン対象商品の値引きもあり、タイに住んでいたら爆買いしてしまいそう(*海外発送は不可)。

 

EVEANDBOYの楽しみ方

最後にEVEANDBOYの私的な楽しみ方を。これまでブログで取り上げてきたような、タイでは名のある国内メーカーの新商品をテスティングするのはもちろん、まだあまり認知されていない新鋭ブランドも一堂にチェックできるんです。

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美容雑誌の元編集者である友達に「泰流コスメ事情に詳しいね」と言われてドヤ顔をかました過去がありつつ、白状すると私の知識の7~8割はEVEANDBOYで仕入れています。決して詳しくはありません。

訪タイのたびに、圧の強い販売員に付きまとわれながらEVEANDBOY店内をくまなくパトロールするだけで、周りのコスメ好きからも〈それなりに詳しい人〉のレッテルを貼ってもらえるという……。逆に言えばコロナ禍で全然バンコクへ行っていない現在、私の知識はへっぽこです。

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もう1つ、EVEANDBOYは人気メーカーとの限定コラボを積極的に行っている他、少しずつ自社プロダクツも増やしています。しかし、EVEANDBOY Beautyと名付けられたプライベート・レーベルのアイテムは未体験な私。

それなりにアイテムの数が充実してきた模様ですし、次回のバンコク訪問ではEVEANDBOY Beautyを試し買いしたいと考えています。てか、次っていつだ?

 

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タイのプチプラ・コスメ紹介 ~Cute Press編~

先月から続けてきた泰流コスメをブランド別に紹介していく企画も今回で一旦終了。しばらくタイへ行けず、新たにレヴューできるアイテムが手元になくなってしまいました。

トリを飾るのは、2018年に日本でも公式ECサイトをオープンしているCute Press(キュート・プレス)。前置きなしに始めます。

 

どこで買えるの?

Cute Pressの創業は1976年(祝45周年!)。その歴史は意外と長いです。もっとも、タイ国外で注目されるようになったのは2010年代に突入してから。

2011年に人気雑誌Cleo主催のBeauty Hall of Fameを受賞したことが、大きな転機となりました(Cute Pressは2013年にも同賞を獲得)。

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そして2010年代半ばにタイ版のCosmopolitan誌が発表するCosmo Kiss Beauty Awardsの美容部門に3年連続で選ばれたのと前後し、念願の海外進出を果たすことに。折しもマレーシアシンガポールインドネシアでタイ産コスメがじわじわ流行りはじめじた時期。Cute Pressは泰流ブームの波に上手く乗れたわけです。

その後もカンボジアベトナムなどにガツガツ販路を拡大しているなか、とはいえやっぱり本国タイで買うのが一番リーズナブル。

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MRTラックソーン駅直結のThe Mall Bangkae(ザ・モール・バンケー)や、ラチャダムリのBig C(ビッグC)内に独立店舗を構えている他、Watsons(ワトソンズ)の大型店やEVEANDBOY(イヴアンドボーイ *詳しくはこちら)でも商品を展開しています。

耳より情報としては2個買うと2個目が1THBになるWatsonsの名物キャンペーンの対象アイテムに、Cute Pressが選ばれる確率高し。どうせなら賢くお得にゲットしちゃいましょう。

 

商品の特徴は?

購買層は20~30代をメインに40~50代10代もドンと来いといった感じで、幅広い年齢のニーズに応えている印象があります。

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それこそ日本公式サイトの主力はサンリオディズニーとコラボしたヤング向けのシリーズながら、現地のショップには小じわ専用のアイクリームをはじめ、アンチエイジング商品もズラッとラインナップ。

ご丁寧にエイジング・ラインのパッケージはゆめかわ路線じゃなく、落ち着いたデザインなのがありがたい限りです。

歴史あるメーカーだけあって古参の顧客も逃さない努力をしているのか、こういう試みは昨今のOriental Princess(オリエンタル・プリンセス)と重なります。

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正直なところCute Pressにはこれと言ったわかりやすい特徴がありません。お財布に優しい点、そして汗や皮脂による化粧崩れを起こしにくい点が強調されているものの、このあたりはタイ産ブランド全般に当てはまること。

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だけど、その特徴のなさが実は大きな特徴なのかも。つまりターゲットを絞り込まず、さまざまなライフスタイルや肌タイプに適応し、マルチに使えるアイテムが揃っているんですよね。

ということで、例の如く私が直近の訪タイでゲットしたコスメをいくつかご紹介していきたいと思います。

 

Soothing Moisture/Brightening Sheet Mask

いつ行ってもだいたい定価59THB(約206円)から30THB(約105円)に値下げされているシートマスクは、Cute Pressの人気商品。リピ買いしています。

保湿重視の右側がアロエエキスヒアルロン酸を配合したもので、美白重視の左側はレモン由来のビタミンCと同じくヒアルロン酸を配合したもの。

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他にもCute Pressのマスクはアンチエイジングを謳ったザクロ、ニキビ予防や毛穴ケアに適したティーツリーの計4種があります。

タイ旅行中は普段以上に紫外線ダメージを意識しなければならず、私はアロエレモンを交互に使い、どうしようもない時は日本から持参したPOLAホワイトショットのマスクを投入。まあ、完全に気休めですけどね。

 

Liquid Chrome Eyeshadow

写真下のリキッド・アイシャドウは、定価199THB(約696円)から99THB(約346円)のディスカウント価格で購入しました。全5色ある中、私は肌馴染みが良さそうなRose Quartz(#02)をチョイス。

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粒子の細かいラメと水分多めな軽い塗り心地で、自然なツヤが出ます。肌馴染みが良すぎてアイメイクの濃い私にはやや物足りない気もしつつ、アイシャドウ・ベースとしてはなかなか優秀かと。

 

I'm Just Me Eau De Parfum

私がコロナ前最後に訪店した2020年2月末のEVEANDBOYで、大々的にPRされていたのがこの香水です。ヴァイオレット・ブロッサムアイリスムスクブレンドした爽やかな香りで、そんなに主張は激しくなく、わりと万人受けしそう。

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販売員さんには60ml入り(定価499THB/約1746円)をゴリ押しされたのですが、「とりあえずはこれで1回試してみるわ」と4.5mlのミニサイズ(49THB/約171円)にしておきました。

香水って普段あまり付けないくせに、つい欲しくなってしまうんですよ。よって、フルボトルを買っても使い切れた試しがありません。私にはお試しサイズで十分。

 

以上がCute Pressにまつわるお話でした。次はここ数回のブログでたびたび名前が登場していた化粧品専門店のEVEANDBOYを取り上げる予定。ブランド直営ショップをハシゴせずとも、ひと通りあれこれ物色できます。

でもその前に、これまでにアップした以下のメーカー別記事もチェックしていただけたら嬉しいです。

Oriental Princess(オリエンタル・プリンセス)はこちらから
・Beauty Cottage(ビューティー・コテージ)はこちらから
・Beauty Buffet(ビューティー・ビュッフェ)はこちらから
・Mistine(ミスティーン)はこちらから
・Karmart(カルマート)はこちらから
・Srichand(シーチャン)はこちらから
・About Herbs(アバウト・ハーブス)はこちらから
・TenTen(テンテン)はこちらから
・IN2IT(イン・トゥ・イット)はこちらから
・Beauti Cute(ビューティー・キュート)はこちらから
・4U2(ビューティー・キュート)はこちらから

 

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タイのプチプラ・コスメ紹介 ~4U2編~

昨年の後半を境に少しずつ更新頻度を落としている同ブログ。幸い大幅なアクセス減には至らないまでも、やっぱり数字的には若干の停滞感がありました。

が、タイ産プチプラ・コスメを紹介していくシリーズを再開したところ、イイ具合に息を吹き返しています。美容ネタ強し。で、調子に乗ってもう少しだけこの路線を続けてみることにしました。

 

4U2って何? どこで買えるの?

今回取り上げる4U2(フォー・ユー・トゥー)の生まれはタイじゃなく、カリブ海に浮かぶトルトラ島

このトルトラ時代から4U2の製造を請け負っていたのが、タイのサムットサーコーン県に拠点を置き、Beauty Buffet(ビューティー・ビュッフェ)とも提携しているOEM企業Colorcos(カラーコス)です。

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4U2の旗揚げより10年強が経った2000年初頭、創業者のキース・マカロックさんがアメリカでBel*Air Cosmetics(ベル・エア・コスメティクス)を設立し、4U2の経営から手を引くことに(*現在もアドバイザーの肩書きは残っている模様)。

そのタイミングにColorcosの縁もあってか、ブランドの本社をサムットサーコーンと隣接するナコーンパトム県へ移動。タイ法人の会社として再出発しています。

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そう、正真正銘4U2は泰流コスメに違いなく、泰流コスメの括りでマレーシアフィリピンへも進出しているのですが、純タイ化するまでの経緯がちょっぴり複雑。

万が一この記事が識者の目に留まり、「正確にはもともとタイ産じゃないだろ!」系の突っ込みが入ったら厄介なので、一応補足しておきます。

……という消費者側にはどうでもいい成り立ちの話はほどほどに、もっと大事な情報を。4U2が買える場所はタイ各地のWatsons(ワトソンズ)と、化粧品専門店のEVEANDBOY(イヴアンドボーイ *詳しくはこちら)やBeautrium(ビュートリアム)など。独立店舗は現状まだありません。

 

商品の特徴は?

4U2の大きな特徴はメイクアップ商品に特化している点。2019年度のデータではタイの化粧品市場の50%強スキンケア製品で占められていて、残りをヘアケア、メイクアップ、ネイル関連が分け合っていました。たぶんスキンケアにヘアケアを足すと80%くらいの割合になるのかな?

確かにこちらにも書いたように、タイでは気候や食習慣によって肌トラブルに悩まれている方がとても多く、スキンケア製品の需要が高いのは大いに納得。

ついでに、オーガニックをウリにしている有名ご当地ブランドが、こぞって効果の発揮されやすいスキンケア・アイテムを主力商品に選びがちな実態もあります。

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そんななかメイクアップ商品オンリーで勝負する4U2の潔さたるや。メインのターゲットは10~20代。そりゃ遠い先の未来を見据えた肌ケアより、写真映えする盛りメイクに興味津々ですかね。

ハート型をモチーフにしたアイテムが多いのも、若い女子たちの心を鷲掴み。キャッチコピーは〈Handmade〉ならぬ〈Heartmade Cosmetics from Thailand〉。ブラシの先までハート型にしちゃうのは、流石に使いづらそうですけれども……。

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また、あくまでも個人の意見として書かせていただくと、ちょいちょい韓国の3CEを模倣している風なんですよね。

パッケージとか、手持ち鏡のサイズやデザインとか。ブランド名が数字入りのアルファベット3文字繋がりでパクりやすかったとはいえ、「これはちょっとやりすぎでは?」と呆れるレヴェル。

ちなみに、タイの若者は音楽もファッションも大の韓流好き。3CEだってバンコクの一等地にガッツリ出店しています(*写真下はプロンポンのEM quartier)。

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しかしタイは自国の文化/産業を守るために輸入関税をバカ高く設定し、普通の子たちにとって本家3CEはなかなか手の届かない存在。だからタイのヤングが4U2を支持するのも無理ありません。これは完全に4U2の作戦勝ち!?

ではでは、最後に私が試し買いしたものを2点ばかりご紹介していきましょう。

 

Heart Dance Cotton Lip

You’re Mineなるリップスティックと、Heart Danceなるティントのシリーズが4U2のベストセラー。どちらもパケはお得意のハート型です。

私は後者のティントに挑戦してみました。価格は定価199THB(約696円)からのセール価格で99THB(約346円)。

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マットなCottonセミマットなVelvet、ややグロッシーなWaterと質感が3つに分かれ、写真下はCottonのTap Tap(#C29)になります。

大ヒットした3CEVelvet Liptintに負けず劣らず超マットな仕上がり。ムースみたいにふんわりしたテクスチャーで、塗り心地は上々でした。

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唇乾燥病の私にはマット過ぎて長時間は耐えられなかったものの、ヌーディーな色味は凄く気に入っていますし、全30色とカラバリ豊富につき、誰でも自分に合ったカラーが見つかるはずです。

 

Brow Specialist Draw & Fill Brow Gel & Powder

名前の通り描いて潰す(≒ぼかす)アイブロウ。練り出し式のペンシルとパウダーが一体となった2in1です。こちらも199THBからの、99THBでゲットできました。

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前回のBeauti Cute(ビューティー・キュート)でも、だいぶ前にご紹介したBeauty Cottage(ビューティー・コテージ)でもアイブロウをピックアップしていて、これがお世辞抜きに全部良いんですよね。

何はともあれまずはチークリップに注目が集まる泰流メイクアップ商品。なぜアイブロウがしっかり評価されないのか不思議です。

4U2のBrow Specialist~に限って言えば、ペン先が平筆タイプになっていて、力の入れ加減やペンのどこの部分を使うかによって太くも細くも調整できます。

もちろん汗水に強いのは、Beauti CuteやBeauty Cottageと同様。何せ灼熱のタイですから、眉が汗ですぐ流れるようじゃお話になりません。

 

……といったところで、4U2編はこれにて終了。次回は日本上陸も果たしているCute Press(キュート・プレス)にスポットを当てます。

でもその前に、これまでにアップしたメーカー別の記事もザックリ流し読みしていただけると嬉しいです。

Oriental Princess(オリエンタル・プリンセス)はこちらから
・Beauty Cottage(ビューティー・コテージ)はこちらから
・Beauty Buffet(ビューティー・ビュッフェ)はこちらから
・Mistine(ミスティーン)はこちらから
・Karmart(カルマート)はこちらから
・Srichand(シーチャン)はこちらから
・About Herbs(アバウト・ハーブス)はこちらから
・TenTen(テンテン)はこちらから
・IN2IT(イン・トゥ・イット)はこちらから
・Beauti Cute(ビューティー・キュート)はこちらから

 

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タイのプチプラ・コスメ紹介 ~Beauti Cute編~

節約を兼ねてデパコス断ちし、泰流コスメに手を染め出して早数年。もともと韓流コスメが好きだったせいか、それらを模倣……もとい、オマージュしているメーカーが多い昨今のタイ産化粧品には、自分でもビックリするほどすぐ馴染めました。

以来、泰流コスメ沼は深まるばかり。コロナ禍で現地へ買いに行くことはまだまだ難しいものの、時間が有り余っているこのタイミングだからこそ、いままで紹介し損ねてきたブランドについて書き残しておこうといったテンションでございます。

 

Beauti Cuteってどこで買えるの?

そんな具合で、今回フォーカスするのはBeauti Cute(ビューティー・キュート)。2016~2017年頃からタイのセブンイレブン店頭で商品を目にしはじめました。が、正確な創業年やブランドのコンセプト、バックグラウンドなどは不明。

個人的な見解としては、これまで取り上げてきたメーカーの中でも比較的若年層をターゲットにしている印象があります。

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Beauti Cuteが買える場所はセブンイレブンの他、スーパーだとBig C(ビッグC)よりもTesco Lotus(テスコ・ロータス)が優勢。もっと言うと、Tescoの中でも小型店舗Tesco Express(テスコ・エキスプレス)での販売に力を入れている様子でした。

また、タイ産プチプラ・コスメの聖地Watsons(ワトソンズ)は意外と取扱が少なく、ラインナップの充実度を考えればやっぱりコスメ・ショップのEVEANDBOY(イヴアンドボーイ *詳しくはこちら)へ行くのがベターかと思います。

 

どんなアイテムを展開しているの?

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Beauti Cuteの特徴は2in1とか3in1をウリにしたアイテムが多い点でしょうか。例えば写真下のLip Eye Cheek Painting Color Smooth Long-Last

名前の通りリップにもアイシャドウにもチークにも使える3way仕様で、定価は49THB(約171円≒屋台飯1皿分)と現地の女の子も手軽に買える料金設定です。

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セブンイレブンでもよく見かけるこちらは2mlと小さめサイズで、ポソポソになる前に使い切れるメリットが。ご参考までにDiorのMaximizerとかあのへんの一般的なサイズは6ml前後。

このように容量を減らし、さらにウイダーinゼリーみたいな形状のパッケージ(スパウトパウチって呼ぶんですか?)にすることでコストをグッと抑え、なおかつ最後まで良い状態で使えるという、何ともよく計算されたアイテムなのです。

普段はあまり選ばない色味でも気軽に試せますし、マスクの着用でチークリップメイク頻度が激減している現在は、ことさらこのサイズで十分だなと感じました。

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その他、昨年のバンコク滞在で試し買いしたBeauti Cuteのメイクアップ商品もいくつか簡単に触れておきます。

 

3in1 Triple Lock Eyebrow

眉ブラシ、練り出しタイプの眉ペンシルチップパウダーが一体となったBeauti Cute得意の3in1アイテム。価格は定価の169THB(約591円)から99THB(約346円)に値下げされていました。

タイのBeauty Cottage(ビューティー・コテージ)など、同じ形状の他社製品に比べて、3in1 Triple Lock Eyebrowは少々ペンシルが硬め

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柔らかめの芯だと描きやすい反面、うっかりボテッと濃くなりすぎる場合もありますが、こちらは1本1本書き足していく感覚で、ナチュラに仕上がります。

POPには韓国の国旗が貼られていて、何かと思いきや、この1本でオルチャンメイク風のふんわり眉が作れるというアピールらしいです。韓国で製造されているわけではありません。紛らわしいな(笑)。

 

続いてはPearl(#1)、Peach(#2)、そして写真のBrown(#3)の3色展開されているクリーム・アイシャドウです。こちらも定価198THB(約693円)から79THB(約276円)までディスカウント。

先のLip Eye Cheek Painting Color~と同様にサイズ感が素晴らしく、M·A·Cのミニサイズ・シリーズから出ているピグメントと同じくらい。イメージとしては座薬より気持ち大きめです(どんな例えだよ!)。

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イイ塩梅に伸びるため手持ちのアイシャドウと混ぜやすく、そうやって使うことを前提に「薄めのPearl(#1)も買っておくべきだった……」とちょっぴり後悔。

ちなみに、ウォータープルーフ効果もバッチリです。流石は常夏のタイで生まれた化粧品。商品説明欄には最大8時間キープと謳われていました。

僭越ながら1つ注意喚起。外装には「涙袋にも使える2in1」と大きく書かれています。そりゃ、アイシャドウは概ね上下まぶた兼用できるでしょうが。

どうやらBeauti Cuteは何でもかんでも2in1で売り出せばいいと思っているフシがあります。Blink Eye Shadowに関しては、私の独断で1in1と訂正させてください。

 

Lip Tint Twist

写真下のスティック型オイルティント199THB(約696円)から49THB(約171円)のセール価格でゲットできました。定番商品なのに75%オフ。Eveandboyの割引率は毎度えげつないです。

それはさておき、Lip Tint TwistシリーズはNude Pink(#1)、Nude Coral(#2)、Nude Brown(#3)と全3色すべてヌーディー

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店員さんから保湿力の高さをゴリ押しで説明されつつ、如何せんマスクで隠れているパーツの化粧はサボっているので、効果のほどはわかりません(こればっかりは長時間塗ってみないと判断できず)。

ただし、テスティングした感じはややしっとりしたテクスチャーだった気が……。いや、言うほどでもないかな……。どうだったか忘れました。

 

……と、モヤモヤしたままBeauti Cuteの話は締めさせていただきます。最後に、これまでアップしたメーカー別の記事も以下にリンクを張っておきました。暇潰しがてらチェックしていただけると物凄く嬉しいです。

Oriental Princess(オリエンタル・プリンセス)はこちらから
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タイのプチプラ・コスメ紹介 ~IN2IT編~

このブログにおいてはアクセス数がもっとも稼げる泰流コスメの関連記事。コロナ禍で旅行の話題が尽きたタイミングに、同シリーズを再開してみました。過去の記事も↓より合わせてぜひぜひ。

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 今回フォーカスするのは、色モノ系のメイクアップ商品に強いIN2IT(イン・トゥ・イット)。念のため補足しておくと、同名のK-Popグループとは無関係です。

 

IN2ITってどんなブランド? どこで買えるの?

公式HPによれば約20年の歴史を持つIN2IT。もともと香港を拠点にしていましたが、現在は同地から完全に撤退。

バンコクのクロンチャンに本社を置き、「ハイクォリティーなコスメを手に取りやすい価格で」との思いのもと、マレーシアフィリピンカンボジアへもガツガツ進出しています。

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HPには「日本やヨーロッパの技術を採り入れながら、国際的な基準によって品質管理を徹底している」といった説明書きも載っていました。

確かに商品をよくよく見ると規格番号ISO●●●●の文字が。要するに「安心して使えるよ」ってことでしょうか。

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そんな品質保証付きのIN2ITが買えるのは、コスメ専門店のEVEANDBOY(イヴアンドボーイ *詳しくはこちら)やドラッグストアのWatsons(ワトソンズ)、そしてスーパーマーケットのBig C(ビッグC)などなど。

独立した店舗はまだ存在しないものの、急激に商品ラインナップも増えていますし(知らぬ間にメンズ専用ラインまで始めていました!)、そろそろ一等地に旗艦店ができるのではないかと予想しています。

 

オススメ商品は何?

ざっくりと概要をご紹介したところで、ここからは実際に私が使ってみて良かったIN2ITのアイテムを3つほどピックアップしていきましょう。

 

Sparkling Eye Shadow

冒頭でも書いたように色モノが豊富なIN2IT。私が最初に同ブランドで買ったのはSparkling Eye Shadowというリキッド・アイシャドウのシリーズでした。価格は1本119THB(約416円)です。

過去にWhite Pearl(#SE01)と名付けられた王道系のカラーをゲットしたので、直近のお買い物では何を血迷ったか、写真下のSapphire(#SE115)をチョイス。

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登場頻度の低い色味ではありつつ、ラメの粒子がとても細かく、思ったよりはドギツイ感じにならないあたりが気に入っています。

それでも普通にCoral(#SE02)とかGolden Sand(#SE03)とか、ベーシックなカラーにすべきだったとプチ後悔(笑)。

もう1つ大事なポイントとしてはアロエ由来の成分で出来ていて、肌への負担が少ないこと。IN2ITに限らず、タイ・コスメはプチプラ系でもオーガニックにこだわっているブランドが多い点についてはこちらの記事で触れた通りです。

 

Liquid Matte Mini

IN2ITの売れ筋No.1アイテムはLiquid Matte(199THB/約696円)。写真下はそのミニサイズ版(約99THB/約346円)です。

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マットリップってしばらく経つとポソポソになりませんか? その結果、私の場合は使い切れなくて捨ててしまうオチなんですよね。よって、何よりもまずサイズ感に惹かれました。

一般的なマットリップに比べて若干ツヤがあり、そこに好みは分かれそう。クリーミーなテクスチャーで伸びも良し。乾燥しがちな私の唇には、これくらいが合っているのかな~と感じています。

 

Blur & Matte Mineral Make-Up Fix Spray

最後のプッシュするのは、アルコール&パラベン不使用のメイクキープスプレー(119THB/約696円)です。原料はフレンチ領ポリネシアの海水をベースに、マンサクの木やマッシュルーム、レンズ豆のエキスも少々。

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化粧が長持ちするのはもちろん、保湿効果もほんのりあります。マスクが欠かせなニューノーマルな暮らしの中で非常に重宝し、できることならいますぐ買い足しに渡タイしたい勢い。

なお、店頭ではブルーのパッケージに入ったMineral Setting Mistなる姉妹品(同じく119THB)も売られていました。どうやらピンクは保湿効果を、アロエ成分を含んだブルーは美白効果を狙っているみたいです。どちらも捨てがたい。無論この値段なら両方買いだと思います。

 

以上が、IN2ITの概要と私的オススメ商品でした。タイへ行けない間に、眉毛&まつ毛マスカラベースとアホ毛直しが1本になったPro-Lash Mascara & Base(169THB/約591円)をはじめ、気になるアイテムが次々と爆誕中。

日本でもQoo10などでチラホラ売られているとはいえ、やはり1日でも早く直接タイであれこれ物色したいな~と思う今日この頃です。

 

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タイのプチプラ・コスメ紹介 ~TenTen編~

日本でもブレイク間近と囁かれる泰流コスメの魅力を書いた前回のブログに続き、今回から数回に跨ってタイのプチプラ化粧品ブランドをご紹介したいと思います。

なお、このブログを始めて間もない頃より気まぐれに同じ趣旨の記事をアップしてきました。当初は〈私的タイの3大プチプラ化粧品ブランド〉と謳いつつ、予想外にアクセス数が伸びたことを受け、地味に記事数を増やしている格好です。

もしお時間がございましたら、過去回もぜひチェックしてやってくださいませ。

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圧巻の色展開と懐に優しい価格設定

今回取り上げるのはネイルポリッシュ専門ブランドのTenTen(テンテン)。創業はたぶん2013年2014年あたり……って、曖昧でゴメンナサイ。いずれにせよ、まだ10年も満たないのは確かっぽいです。

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独立店舗は存在せず、Big C(ビッグC)やTesco Lotus(テスコ・ロータス)といった大手スーパーの化粧品コーナー、ドラッグストアのWatsons(ワトソンズ)、コスメ専門店のEVEANDBOY(イヴアンドボーイ *詳しくはこちら)で購入可能。

たまにセブンイレブンでも見かけるものの、品揃えが悪く(そりゃそうだ)、私はサイアムのWatsonsとかEveandboyとか、なるべく都市部の大型店で買い込むようにしています。

TenTenの魅力は、カラー・ヴァリエーションの豊富さとお手頃プライス。種類はマット、パール、シアー、そして小さいラメ入り、大きいラメ入りと、テクスチャーがざっくり5つに分かれていて、そこからドドドッとカラー展開されていく感じ。

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ヴィヴィッドな原色やネオン系、ナチュラなくすみ系、ゆめかわパステル系まで、とにかく圧巻のラインナップです。

気になるお値段は1本12ml入りで36THB(約126円)。さらに、運良く週末セールなどに出くわすと1本30THB(約105円)でゲットできちゃうのですから、そりゃ、普段は選ばない色味でもついついトライしたくなりますよね。

 

品質はどうなの?

とはいえ、どんなに種類が豊富だろうが、値段が安かろうが、品質が悪ければ元も子もありません。しかしなかなかどうして、使い心地も素晴らしいんですよ。

特筆すべきは発色の良さ。試したことのないシアーはさておき、他の4タイプに関してはわりと見たままの色味に仕上がりました。これって結構凄くないですか?

あとは平筆で塗りやすく、ガサツな私でもあまりはみ出さないのが高ポイント。加えて色ムラにもなりにくいですし、気泡だってできにくいです。

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1つ難点を挙げると、ラメが大きいタイプ(*写真上の一番左とその隣)は、あまりにもラメラメしすぎて上手く爪に乗りません。どうしてもゴツゴツしてしまい、これはちょっと失敗。この巨大ラメのシリーズ、見た目はめちゃくちゃ可愛いんですけどね(*器用な方なら余裕で使いこなせると思います)。

また、TenTenの公式HPでは乾きの速さを猛アピールしていました。ただし、トップコートを塗るや否や、すぐに速乾スプレーを吹き付けてしまう私には、このネイルが乾きやすいかどうかイマイチ判断できず……。

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ついでに、HPを見てホルムアルデヒドフタル酸ジブチトルエンを一切使用していないという事実も知りましたこれにより「妊婦さんお子さんも安心して使用できる」らしいです。

あくまでもメーカーが発表している文章を訳してブログに掲載しているのであって、専門知識がないぶん「100%大丈夫!」と断言するのは避けますが、それでも肌や爪への負担が少なく、バラ撒き用のお土産にも良さげだな~と感じた次第です。

 

専門家の評価も上々

ちなみに、TenTenは東南アジアで大人気の美容雑誌『Cleo』が主催するアワードの年間最優秀寝ネイル賞を、2016年と2017年の2年連続で受賞し、同時期にはフィリピンを皮切りに国外へ進出。

名のある美容ライターさんがOPINYXと並べて、TenTenの商品を絶賛している記事も日本のメディアで見かけました。

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もともとタイ、とりわけ首都バンコクにはビックリするくらいたくさんのネイルサロンが存在。BTSの駅構内にもあるほどで(*写真上)、爪に対するタイ人ギャルの意識の高さは本当に感心してしまいます。

ところが、サロン派の皆さんもニューノーマル生活様式によってセルフネイル派にシフトチェンジ。当然、似たような傾向は世界中で起きているはずです。

そんなコロナ時代だからこそ、仕掛け方次第ではTenTenがもっともっと伸びるんじゃないかと勝手に予想してみたり……。

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近い将来、日本にも正規流通されることを願いながら、たまに個人輸入している人がいらっしゃるので、気になる方はBuyma各フリマアプリをチェックしてみてはいかがでしょうか。

そうそう、ちらっと触れたBTS駅構内(具体的にはサイアムやチットロム、プロンポンやスーラサック)を中心に店舗を構えるNail it!は、日本人経営フランチャイズなんですよね。

たまたまそのバンコク進出をアテンドした方とお話する機会があって、そのへんの話も軽く書こうと思っていたのに……イイ具合に挿めませんでした。Nail it!についてはいつかの機会に。

 

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ブームが本格到来する前に知っておきたい泰流コスメの魅力

コロナ禍で日本から出られない日々が続き、海外移住計画は一時中断。2020年1~3月にかけて周遊したタイカンボジア話を1年以上引っ張ってダラダラ綴ってきた同ブログですが、ついにその時の話題も尽きました。

さてさて、どうしたものか。ひとまずいつか蔵出ししようと考えていたタイプチプラ化粧品ブランド紹介を、何回かに分けてアップする作戦に打って出ます。

何を隠そう、タイのコスメ関連記事は当ブログのエース。2年前に上げたものでもいまだにアクセス数の上位にランクインしてくれています(まあ、他のコンテンツが弱すぎるんですけどね)。もしお時間があれば、ブランドごとにフォーカスした過去回もぜひぜひ。

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で、新ネタを投下する前に、今回は改めてタイのコスメ市場が伸びている背景や、高品質の理由について探りたいと思います。

 

美容大国化がさらに加速

タイ=美容大国というのを聞いたことがある人は比較的多いはず。加えて近い将来、韓国と肩と並べるほどの整形大国になるんじゃないかとも言われています。

首都バンコクでは女性のみならず、男性でも痩身アンチエイジングの施術を受ける方が珍しくありません。コロナ前の2010年代後半のデータを見ると、年間の整形件数の伸び率は前年比25%前後でした。

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また、外出自粛で美容クリニックやエステへ行きにくくなった結果、2020年下半期はシリコンマスを筆頭とする自宅エステ商品がバカ売れした現象も、非常に現代のタイらしい限り。

他にもタイの人々の間で美に対する関心が高まってきている例は数知れず。そうした時流を読んで各主要メーカーは技術開発にかなりの力を入れているようです。Mistineが一部の開発拠点を韓国に置きはじめたのもその一環?

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そんなあれやこれやのチャレンジが奏功し、タイ国内におけるコスメの年間市場成長率は2020年までの過去5年間で7~10%水準のアップ。

コロナの煽りを受けて今後の見通しが立ち難い状況ではありつつ、2010年代の安定した経済成長を経て、いまやタイの化粧品マーケット規模はASEAN内で最大クラスと書いて差し支えないでしょう。

 

肌に優しい低刺激コスメ

もっとも、いくら市場が拡大し、商品開発に力を入れはじめたとはいえ、そもそもの品質がどうなのかは気になるところ。

タイは1年通じて高温多湿の国。建物の中や乗物の中は冷房ガンガンで、外気温差が尋常じゃないです。さらに紫外線が強く、近年ではそこにPM2.5問題もプラス。

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なおかつ、水道水に目を向けても日本の倍近くは硬度で肌や髪にダメージがかかり、おまけに刺激の強いスパイシーな料理を好むため皮脂分泌が過剰になってしまう心配もあるそうです。

つまり美容の観点からしたらタイの気候/生活習慣はとっても過酷。よって、ニキビ肌荒れで悩む多くの人に向け、タイ・コスメは肌への負担を抑えた低刺激のものが主流になっています。

実際これまで自分なりに試してみた限り、タイ・コスメでのトラブルは皆無。同じアジア人ということもあるのでしょうけど、日本人にも合うように感じます。

 

オーガニックへのこだわり

タイ産コスメの低刺激性を語る上で忘れちゃいけないキーワードがオーガニック。古くからインド文化に強い影響を受けてきたタイだけあって、チェンマイトークセンをはじめ、伝統療法の起源を遡るとアーユルヴェーダまで辿り着きます。

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「ここ数年でタイの化粧品市場は急激に伸びた」的な書き方をしてしまったものの、ルースパウダーの特大ヒットで知られるSrichandは1948年創業。小さな漢方薬局からスタートし、母体にあるものは思いっきり伝統療法の領域です。

「歴史があるから安心してOK」と安易に結論付けるのは危険ながらも、昨今のコスメ・ブームが降って湧いたものではなく、文化的なバックグラウンドに基づいている事実はしっかりと強調しておきたいポイント。

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もともとレモングラスバタフライピータマリンドなどなど、お肌に嬉しいハーブがごっそり収穫できるタイ。その数は20万種以上とも言われています。

そんな地の利を活かして、あまりコストをかけずに上質なオーガニック製品を作れる点もタイ・コスメの大きな魅力なわけです。

 

最後に韓流コスメの次は泰流コスメがくるとか。2019年にはBeauty CottageCute Pressが、2020年にはSrichandが、そして今年3月にはMistineが日本上陸。まだまだ巷の知名度は低いですが、だからこそ青田買い的にチェックしておけば後々ちょっとした優越感を味わえるかも?

ということで、次回から複数回に分けてご紹介していくブランド別の紹介記事も、引き続き薄っすら気にしてやってくださいませ。

 

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タイ産ハーブにこだわるAbout Herbsの魅力とは?

たびたびこのブログでも取り上げてきたバンコクチャトゥチャック市場(Chatuchak Weekend Market)。

日本人にも大人気のお買い物スポットだけあって、チャトゥチャックのネタをアップしてもGoogle検索からの流入はまったく期待できません。

このテーマに関する情報はネット上にめちゃくちゃ多く、それも当然の結果なんですけどね。

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一方、タイ産コスメ絡みの記事は検索に引っ掛かりやすいのか、かなり前のものでもコンスタントに読まれ続けています。

ならばチャトゥチャックで買えるパーソナルケア・ブランドの話はどうだろう……と思い立ち、今回はマーケットへ行くたびにマストで立ち寄るAbout Herbs(アバウト・ハーブス)を紹介してみることにしました。

 

薫り、夢、幸せは切り離せない

まずはショップの基本情報から。純タイ産天然ハーブで作ったオリジナル製品を扱うAbout Herbs。正確な創業時期は調べてもわかりませんでした。

とはいえ、Facebookを開設したのが2017年4月Instagram同年11月で、オーナー兼デザイナーのウイさんがどうみても若そうなことから、まだ歴史はそんなに経っていない模様です。

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「子どもの頃は怪我をするとお父さんがハーブを使って治療してくれた」と言うウイさん。「そのハーブの力を多くの人に知ってもらいたい」との思いが、About Herbs設立の原動力になったとか。

さらにFacebookには完全オーガニックにこだわる理由について「最高の価値は"自然"から生まれると信じているから」とも書かれていました。

コーポレートボイスは「Scent, Dream, Happiness are inseparable(薫り、夢、幸せは切り離せない)」――何とも素敵じゃないですか。

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直営店は現在のところチャトゥチャックのみ。大よその位置を上の地図にマークしておきました。今年5月にSection 3の301番から同じくSection 3288番へ引っ越したみたい。営業時間は土・日曜日の10時~17時となります。

*このページで使っている店内の写真は移転前の2020年3月に撮ったもの。また、商品画像は公式HPより拝借しています。

タイ国内ならオンラインでも買えるほか、Siam Discovery(サイアム・ディスカバリー)4階のEcotopia(エコトピア)や、トンローのオシャレ雑貨店Tost & Found(トスト&ファウンド)でも一部の商品を置いているため、バンコク滞在が週末に被らなかった場合はこれらのショップでお試しあれ。

 

イチオシはWater Balm!

About Herbsの中でイチオシしたいのが9種類のハーブを配合したWater Balm。看板商品らしく、いつ行ってもいちばん目立つ場所にディスプレイされています。

価格はミニボトルで1個130THB(約455円)、3個買うと360THB(約1260円)、6個で690THB(約2415円)、12個だと1320THB(約4620円)。

大容量サイズも1個310THB(約1085円)で販売していますが、私とツレはいつもミニサイズをまとめ買い。

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肩凝り腰痛関節痛虫刺され、そしてこめかみや眉間に塗れば頭痛にも、匂いを嗅げば鼻詰まりにも効き……と、使い方はいろいろ。

実はこれ、ツレのお気に入りなんです。慢性的な腰痛を抱えるツレはバンコクで買い付け作業に突入するや、この持病が悪化しがち。

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旅行中であっても山や海で遊んでいる時はピンピンしているくせして、なぜなのでしょう。「わざとなんじゃないか?」と疑ってしまうくらいのタイミングの悪さです。本来は荷物持ち要員のはずなんですけどね。

しかし、寝る前にAbout HerbsのWater Balmを塗れば「だいぶ痛みが緩和される」と申しておりました。

また、私がロンクルア近くで原付の練習中に転び、利き手を打撲した際もAbout HerbsのWater Balmには大変お世話になりましたし(*詳しくはこちら)、生理痛頭痛が酷い時もなるべく薬には頼らず、これで対処するようにしています。

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評判が評判を呼び(?)、前回チャトゥチャックに行った時は50~100THB前後で類似品が売られていました。

でも、ここまで瓶に薬草がギッシリ詰まっているのはAbout Herbsだけ。見た目からして説得力が強すぎて、いまのところ模倣品には浮気していません。

 

その他のアイテムは?

ぶっちゃけWater Balm以外は買ったことがなかったものの、店内には魅力的な商品がザックザク。店員さんの説明を受けながらいくつかテスターを使ってみました。

例えば、コロナの影響でバカ売れしていたハンド・サニタイザー(135THB/約472円)。種類は爽やかな薫りのベルガモットと甘めのチャンパカ(香水の原料としてもよく使われるモクレン科の花)より選べます。

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ルーム&ファブリック兼用のフレグランス・スプレーはシトロネラとラベンダーの2種類(1個275THB/約962円:写真上)、アロマオイルは全6種類(1個320THB/約1120円)。

12時間も匂いが持続するらしい足用のデオドラント・スプレー(255THB/約892円)なんかもありました。「父や兄のお土産に買って帰ろうかな~」と考えたのも束の間、意図せず相手を傷つけることになりかねないのでひとまず今回は保留に。

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なお、店員さんから顔にも使える冷感ミスト(190THB/約665円:写真上)と、ノンシリコンの2in1シャンプー/コンディショナー(350THB/約1225円:写真下)をゴリ押しされた私。そんなに私の顔と頭はベタついていたのでしょうか。

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ブランドのイメージカラーはブラックゴールド。ブラックはタイ・ハーブに対する知識の深さを、ゴールドはハーブの品質の良さ効能の高さを表しているんですって。

この配色がデパート・ブランドにも引けを取らない高級感を醸し出し、贈り物用にもピッタリ(パッケージもしっかりしています)。

ついでに「うちの商品は使う人を選ばず、敏感肌でOKですよ」と店員さんが教えてくれました。

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About Herbsは日本語サイトで紹介されている例がほとんど見当たらず、意外と狙い目のブランドだと思います。コロナが落ち着いてタイ経済が少し回復したら、デパート進出する可能だって大いにありそう(そうなると値段も跳ね上がるはず)。

とりあえずバンコクを訪れる機会があれば、まずは騙されたと思ってWater Balmを試してみてください。

 

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