ここ数回の投稿では注目のタイ・コスメのメーカーを取り上げています。今回取り上げるするのはBrowit by Nongchat(ブラウンイット・バイ・ノンチャット)。
過去に紹介したブランド別の記事のリンクも下記に貼っておきました。お時間のある時に、チラッと閲覧していただけたら幸いです。
- Oriental Princess(オリエンタル・プリンセス)はこちらから
- Beauty Cottage(ビューティー・コテージ)はこちらから
- Beauty Buffet(ビューティー・ビュッフェ)はこちらから
- Mistine(ミスティーン)はこちらから
- Karmart(カルマート)はこちらから
- Srichand(シーチャン)はこちらから
- About Herbs(アバウト・ハーブス)はこちらから
- TenTen(テンテン)はこちらから
- IN2IT(イン・トゥ・イット)はこちらから
- Beauti Cute(ビューティー・キュート)はこちらから
- 4U2(フォー・ユー・トゥー)はこちらから
- Cute Press(キュート・プレス)はこちらから
- Plantnery(プラントネリー)はこちらから
- ZENN.TH(ゼン)はこちらから
Browit by Nongchatとは?
Browit by Nongchatは、人気メイクアップ・アーティストのノンチャット・チャチャイさんがプロデュースするリーズナブルな価格帯のブランド。親会社はKarmart(カルマート)です。
デパコスほど敷居が高くないという意味も含め、けっこう大雑把に括ると、河北裕介さんの手掛ける&be(アンド・ビー)や、イガリシノブさんのWHOMEE(フーミー)みたいな立ち位置でしょうか。
ディスプレイやパッケージにもたびたび登場するノンチャットさんは、10年以上に渡りタイ国内セレブのヘアメイクを担当。
例えば、国民的ドラマ『運命のふたり』に出演していたスージー・スシラー・エンジェリーナー・ネーンナーさんや、サッカー好きにはチャナティップ選手の元カノとしてもお馴染みの(?)メイ・ピチャナートさんを顧客に抱えているほか、確認できた範囲では2017年を皮切りにミス・ユニバースでタイ代表のメイク指導やスタイリングも行っています。
そして、名実共にトップスタイリストへと登り詰めたタイミングでBrowitを設立(※おそらく創業は2017年だと思われますが、正確な裏取りはできていません)。
また、Browitの立ち上げと前後し、サムローン地区に自身の名を冠した美容専門学校を開校したり、高級志向なCHAT Cosmetics(チャット・コスメティックス)やスキンケアに特化したTHA by Nongchat(THAバイ・ノンチャット)といった新ブランドを作ったり……。メイクの腕前のみならず起業家の才能も並々ならぬものがあるようです。
販売員のオススメは?
EVEANDBOY(イヴアンドボーイ)の販売員さん曰く「Browitはメイク道具が抜群にユースフルよ!」とのこと。彼女のイチオシはブラシ類。毛先には本物のミンクファーを使用していて、物凄く滑らからしいです。
なかでも両サイドにシェーディングとハイライター・ブラシが付いたProfessional Duo Highlight And Contour Brush(490THB/約1960円)を、「めちゃくちゃ立体感が出るの!」とゴリ押ししてくれました。
ブラシ以外ではブレンディング・スポンジが秀逸だとか。キメの細かさとソフトな肌触りでファンデーションがムラなくキレイに塗れるんですって。価格は1個195THB(約780円)。
現役バリバリの多忙なスタイリストによるブランドだけあって、持ち手の形状、毛先の確度や毛量など、細部まで使いやすさと仕上がりの美しさを徹底追求しているのでしょう。
販売員さんは「プロのメイクさんや有名な美容系YouTuberもよくBrowitのメイク小物を紹介しているわよ!」とも補足。確かに良さそうです。
ただ、ブラシやスポンジは安物で済ませ、頻繁に取り換えるのが私のモットー。洗うのが面倒臭すぎて、良い商品をきちんとメンテナンスして長く使うよりもサクッと買い替えたいんですよ。
したがって、あれこれレコメンドしてくれたにもかかわらず、このへんは完全にスルーしました。ゴメンナサイ。
私はこの2点を買いました
Easy Drawing Brow Shadow Dark Brown
1つ目にチェックしたのはアイブロウ・パウダー。スワイメイク(タイ風メイク)の最重要ポイントであるフサフサでフワフワな眉が描けます。
ゴールドに輝くパッケージや、緩衝材の役割を果たすベルベット調に加工された内箱が高級感たっぷり。定価159THB(約640円)には見えません。
中身は下掲の写真の通り。血色感をプラスしてくれる赤みがかったブラウンと、グレーがかったブラウンの2色パレットで、日本人の肌色にもよく馴染み、自然な仕上がりでした。
パウダーの粒子は細かめ&しっとり系。肌に密着し、持続力も申し分なしです。このアイテムを試した瞬間に、Browitの評判の高さが理解できました。
強いて注文を付けると、色別に区切られていないほうが自分好み。パレット上でそのまま色を雑にブレンドしたい派です(※そうこうしているうちに、Browitでも境目のない4色アイブロウ・パウダーが発売されました。次回ゲットしてみます)。
あとは、あまり発色が強くないため、薄眉の私はついついパウダーを乗せすぎてしまいがちでした。
乗せすぎたところで異様に眉が強調されるわけではないものの、たぶん自眉の濃い方やナチュラル・メイク好きな方に向いている商品なんだと思います。
Smooth And Slim Inner Eyeliner
もう1点は練り出しタイプのペンシル・アイライナー。Deep Brown(※写真上)とBlackの2色展開で、定価は99THB(約400円)です。ペン先は2mmとやや細め。
タイで売れているアイライナーは軒並み耐水性と耐汗性に優れていて、私は常に何本かストックしています。この価格帯でも本当に優秀。
そのなかでBrowitに感じた印象は滲み難さ。描いた直後でも全然滲みません。指でぼかそうとしてもダメでした。
繊細でシャープな線が引ける点はリキッド・アイライナーに近いのかも。リキッドは緊張するというか、ちょっぴり苦手意識のある私には大変助かっています。これはリピ買い確定。
どこで買えるの?
Browitが買える場所は、親会社のKarmart各店舗、セレクト系化粧品専門店のEVEANDBOYやBeautrium(ビュートリアム)、ドラッグストアのWatsons(ワトソンズ)やBoots(ブーツ)、スーパーマーケットのBig C(ビッグC)やLotus’s(ロータス)などなど。
品数は少ないですが、セブンイレブンでも見かけます。それこそ販売場所をデパートや免税店に限定しているCHAT Cosmeticsに対し、Browitは特にバンコクだったら比較的どこでも入手可能。わざわざ探さなくてもそこら中で売っています。
簡単にゲットできて、手頃な値段で、かつ、同業者も太鼓判を押すほど高品質。Browit by Nongchat、かなり優秀です。
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